安全登山のために
        No,73

 

 

 

 

安心して登山を楽しめるように

 

                                 清文S

 昨年の9月から登山を始めて、まだ1年を経過していませんが、私なりに「安全登山」について考えてみました。そもそも、まったく危険個所の無い山はありえないし、急病など不測の事態が起こった時に、初期対応が限定されることを考えると登山という行為にはリスクが内包されています。そのリスクを認識して、それに備える努力や準備をすることや、対応する経験を積むことは自分自身の安心につながります。また登山計画を家族に知らせることや保険や遭難対策基金に加入することは家族の安心につながります。これらの安全・安心の対策をとった上でなおかつ無事下山することを絶対的な条件と心がけて行う登山が「安全登山」なのかなと考えています。

これまで「安全登山」のために具体的に自分が取り組んできたことは、まずは体力作りです。日々1万歩程度のウオーキングを続けた結果、少しずつ登れるようになってきました。それと、参加した山行から毎回いろいろな事を学べました。自分が捻挫をした時に医薬品を何も持っておらず、テーピングをしていただいたり、サポーターをお借りしたことがありました。登山靴のソールが登山口を出発して直ぐにはがれて、パーティーに大迷惑をかけたこともありました。そんなこんなで装備も少しずつ揃えてきました。とはいえ、現状の実力では、会の方々に連れて行ってもらえた結果、安全に登山出来ていた訳ですが、怖さが分からないので安心して登山していた部分もあります。

登山をする目的やどんな登山がしたいかは人それぞれであると思います。私は健康になるために登山をするモチベーションを利用しよう決断し、見よう見まねは危険なのでしっかり学ぼうと半田ファミリーに入会したので、「安全登山」が絶対的な条件であることについて何の抵抗もありません。

今後の目標としては、まず自分の安全は自分で管理できる登山者を目指します。そのためには単独登山にも挑戦しようと考えています。