上信越の雨飾山と小谷温泉

 

                           栄 T

 山へ行く、ようになり、温泉が苦手な私でも下山後の温泉はとても気分が良い事がわかり、最近は幸せな気持ちで(無事に登山ができたことも含めて)温泉に入っています。

つい7月下旬に登った上信越の雨飾山と小谷温泉について書いてみます。

雨飾山は長野県側に小谷温泉、新潟県側に雨飾温泉があります。

小谷温泉は約450年ほど前、武田信玄の武将により発見された名湯で信玄の隠し湯として伝えられています。

 

今回、私たちは小谷温泉側から雨飾山頂を往復しました。山頂近くの笹平は一面の素晴らしいお花畑でしたが、下山は思ったよりハードでメンバー全員下山時は疲労困憊で、帰途に着いたとき兎に角お湯に入ろうと、大湯元「山田旅館」に入りました。温泉は高さ2mの打たせ湯から注がれる少し熱めのいいお湯でしたが、内風呂でのんびりと温泉を楽しめる雰囲気ではないように思いました。

 帰宅後、本を読み返してみると小谷村「村営雨飾荘」があり、この宿から3分のところにあるブナの原生林に囲まれた露天風呂が(男・女別)あり「県下一」と評されているそうです。ここを利用すれば良かったと残念に思っています。これから、雨飾山へ行かれる方はこの露天風呂をご利用されては・・・・・きっと素晴らしい温泉だと思います。