思い出深い温泉
晴B
山でどんなに疲れていても、温泉に入ると、すっかり全身の疲労、ザックの重みを感じた肩こり、筋肉痛、頭の中や心まで癒されます。
思い出深いいくつかの温泉を振り返ってみます。
地獄谷温泉
立山室堂の地獄谷にある温泉。新田次郎の「剣岳・点の記」文中の立山信仰の立山温泉が出てきますが、私の中では、ここのイメージが重なります。
カムイワッカの湯
羅臼岳から硫黄岳への縦走。滝壷の温泉へは草履を履いていきます。だんだん水が湯に変わります。名前も入浴法も不思議でした。
玉川温泉
最近、街の中にも岩盤浴がありますが、まさにここは本家本元。源泉は毎分9000リットル、温度98度、ヘ゜ーハー1.1の強酸性泉で温泉療法の訪れる湯治客で二義会う一大湯治場です。
平内海中温泉
宮之浦岳の南側の海岸に引き潮の時間帯だけあらわれる海中の温泉。もののけ姫の島は、杉も山もエキゾチック。
乳頭温泉鶴の湯
乳頭山下山後、あこがれの乳頭温泉へ。その昔、地元マタギの勘助が山の中でつるが傷を癒しているのを見つけたのが由来。よくばって4種類の白湯・黒湯・中の湯・滝の湯に入ってきました。
増富ラジウム温泉
金峰山・水がき山の登山のあと、ラジウムの含有量が世界一とある温泉に入浴。ラジウムは高温にすると効能がなくなるらしく、とてもぬるく、いつまでたっても体が温まりませんでした。
酸ケ湯温泉
八甲田山の登山口にある千人風呂。酸性硫化水素泉とあり、ひなびた感じがよかったです。
トムラウシ温泉
トムラウシは、上り下りが多く、さらに14時間という長丁場。下山後、国民宿舎東大雪の温泉とおいしい山菜料理で生き返りました。