記録:
7/12(木)
10:05 セントレア空港発(時差7時間)
18:40 ジュネーブ空港 ホテルにて宿泊
7/13(金)晴
8:50 ジュネーブ発の電車 途中ブレークで乗り換え
12:24 ツェルマット着 ホテルへ
夜はガイドと打合せをしながら夕食。マッターホルンは雪が多いためクロスされているとの事で雪の状態が良くなるまで登れないと言うこと。
7/14(土)晴 リッフェルホルンのクライミングへ
9:18 電車(ゴルナグラード行き)発
10:00 ローテンボーデン着。発
10:20 リッフェルホルン(2928m)のロッククライミングを楽しむ。昨年と違うルートを4時間ほど行う。クライミングシューズはレンタルして。シビアな所も結構あるが落ち着いて動けば進むことができる。下山はロアダウンの懸垂下降で、これがとっても気持ちが良いの(モンテローザとマッターを見ながら降りるんだもの)。
14:20 クライミング終了
15:38 ローテンボーデン駅に走るようにして電車に乗って帰った。
7/15(日)晴 ブライトホルンのハーフコースへ
7:40 クラインマッターホルン駅発 ロープウェイ、リフトを乗り継いでクラインマッターホルン駅へ(3800m)。ハーネス、ヘルメット、を装着。
8:15 発 1時間ほど歩いた時点でアイゼンを装着。きつい登りを詰めたところが岩場の取付き点。
10:00 ガイドとタイロープで岩場を登始める20分ほど行ったクロワールの所に雪がべったりと付きシビアで引き返そうとしたが、2人のガイドで確保して下さり我々2人のクライアントを通過させて下さった。その後も雪がついていたり、薄氷が張っていたりでとってもグレイド高い峰を4〜5越えブライトホルンに続く尾根に出た(約3時間の岩場歩き)。
13:00 稜線上で休憩。歩き出しから休憩は初めて、寒いのでゆっくりはできない。
14:30 クライン駅着。今日の山は終了。久しぶりの4200mだが高度を感じることはなかった。気持ちよい岩稜帯歩きに満足度100%。あまりにもシビアだったからか引き返す人多く、我々4人意外に6人ほど通過しただけで、静かで良かった。やせ尾根で雪巾20cmほどの所を(両端が下1000mほどの所に氷河見えるんです)わたるときは勇気がいりましたでも一歩足を出してしまえばもう大丈夫冷静な気持ちで歩くことができ岩場の終了点でガイドと抱き合ったときは感激でいっぱいでした。こんなシビアな所をアイゼンで歩けた自分にビックリしています。
7/16(月)晴 今日はビラフェラータ。ガイドと10:00ツェルマット駅集合。
10:10 発
10:45 ビラフェラータの取付点着 今日はとっても暑い。標高は2000m程度。衣服調整して、ハーネス、ヘルメット、デバイス等を装着。昨年は渓谷を渡ったり、渓谷沿いの岩を経釣ったりしたが、今回は垂直の岩場を登ったり、降りたり、オーバーハングのところも有りでとってもスリリングで高度感も味わうこともできた。
13:30 終了 3時間に満たないほどでしたが面白かったです。日本にもあると良いのだが。
7/17(火)晴 休養日
午前中はスイスで知り合った方がシャモニーに行かれたので見送り、お昼はモンブランの時お世話になった方がいらしたので一緒に食事をし思い出話に花を咲かせた。午後からリムフィシュホルンへ(4199m)
15:20 スネガ行きのロープウェイ―に乗り、フルアルプ小屋へ(駅から歩くこと40分)。逆さマッターホルンの見える湖の脇に立つ小屋。小屋の夕食はスープからデザートまでとっても美味しいものでした。日本からきたカメラ愛好家が10人ほど泊まっていました。あとは我々と同じリムフィシュホルン(4199m)に登る人が10人ほど、美味しいワインでみんなで乾杯をしながらの食事。
7/18(水)
2:25 起床、朝食
3:30 小屋発素晴らしい星空の下、ハイキングコースを1時間ほど歩くと今度は岩のゴロゴロしたところを1時間ほどこのころより少し明るくなってきた、そして雪渓を30分ほど歩いた平らなところで1本目の休憩。装備を着ける。(ヘルメット、ハーネス、アイゼン)5:25 ガイドとザイルで結び相1:1で歩き始める。初めは雪原だったが段々斜度が増すに従って岩と氷のコンビネーションとなる。黙々とガイドのあとに従ってアイゼンの前歯を立てながらスピードを落とさないようについていく。登ったり下ったりを何度も繰り返しやせ尾根を登ると其処が山頂
10:00 山頂着 我々のいる山頂を挟んでモンテローザ、アラリンホルン。遠くにはメンヒ、ヨッホが見える。いつか登りたい山がいっぱい見える。幸せの一時を過ごし下山にかかる。10:20 山頂発 岩の下りはアイゼンを引っかけないように注意をし所々で後ろから来るガイドを(ザイルを岩に引っかけて)確保しながら慎重に下った。途中登ってくるパーチィーがいたので安全なところで休憩を入れて待つ。
12:15 雪原の平らなところで休憩。ゆっくりした休憩はこのときだけ。20分エネルギー補給を充分した。
15:15 フルアルプ小屋着 冷たい飲み物でのどを潤し、ロープウェイ乗り場へ。
16:20 発に乗ってツェルマットへ帰った。素晴らしい景色のもとで岩や雪を交互に味わいながらスケールの大きさに感動し、緊張の連続の中に喜びを覚えこんな山行ができた自分に幸せを感じながらホテルに足を進めました。
7/19(木)晴 休養日 東京から見えた方と一緒に昼はスイス料理を夜は日本料理店へ(とっても値段が高いことにびっくり)
7/20(金)曇り 現地ガイドとポリックス(4091m)へ
6:45 ロープウェイ駅に集合。私以外に2人いてガイドと4人。クラインマッターホルン駅へ7:50 ポリックスに向け出発。ガスの中何も見えないが、つぼ足で1時間ほど歩いた地点で前に行った人達が引き返してくる。ガイドがなにやら話をしているが先は思わしくないようだ。でも30分ほど進んだ地点でホワイトアウトの状態となってきたので引き返すこととする。帰りはゆっくりとトレースに従って進む。
11:00 クラインマッターホルン駅着 装備を外して解散
12:30 ホテル着 帰ったら1時の電車でグリンデンワルト移動するというので急いで荷物を作り電車に乗った。
13:30 ツェルマット発
17;54 グリンデンワルト着 ホテルへ
夜は明日の行動の相談しながらみんなで夕食
7/21(土)曇り
10:30 グリンデンワルト〜ホーリスト
11:17 シュワルツホルン(2928m)に向け歩き出す。1時間ほどはハイキング道でお花がいっぱいでとても良い気分の所。その後は岩が出てきて手を使うようになる。
13:00 デバイスを使って岩場を歩く
14:30 山頂着(15分休憩) ハシゴ有り岩場のオーバーハング有りでとってもスリリング。下に見えるカールがとっても大きく雄大で気持ちが良い
14:45 山頂発 下山がとっても早いスピードなのでついていくのが必死。ストックをつかい使いながら(練習)。駅まで走った。
16:30 フーリスト駅着
7/22(日)雨のち曇り
スイス最後の日が雨。ガスの中で山々は見えないので、アイガーへ登に見えた静岡の方と一緒にハイキングを楽しんだ。夜はみんなでスイス最後の晩餐会をして楽しい思い出をいっぱい話、次へのステップの源をもらって日本へ
7/23(月)晴
ガイドやこちらで知り合った友達に見送られてグリンデンワルド発8:35の電車に乗車
12:24 ジュネーブ着
15:30 ジュネーブ発の飛行機で日本へ
7/24(火)
13:00 セントレア空港着
マッターホルン、アイガーに挑戦できなかったが,実のある山行が沢山できたことを喜んでいます。又赤岳の主稜、剣の源治郎でのアイゼン歩行が良いトレーニングだったようだ。又機会を見つけて行きたい。
記録:I