湖西・熊川 三重嶽(974m)・芦生の森
さんじょうがたけ あしゅうのもり
<日程>
2007・10・9(火)〜10(水)
<ルート>
三重嶽
石田川ダム〜山頂〜ワサ谷分岐〜石田川ダム
芦生の森
生杉休憩所〜三国峠〜枕谷〜上谷〜杉尾坂〜野田畑峠〜地蔵峠〜生杉休憩所
<概要>
三重嶽
琵琶湖の酉に位置し、以前は登山道が無く、雪のあるときにしか行けなかったが登山道が開かれ、一般登山者でも歩ける山になった。たおやかな山容だが、風雪などの厳しい気象により木々はくねくねと曲がっている。
芦生の森
京都の北東部に広がる低い山並みの一角にあり、1年を通して雨が多く潤い豊かな森の営みが見られる。
<メンバー>
9名
<記録>
三重嶽 10/9(晴れ)
5:30 半田発。木ノ本IC
8:50〜9:10 石田川ダムP着。身支度して出発。林道は落石している所もある。斜面にトリカブトが一面に咲いている。木の実も見かける。
10:10〜20 三重嶽登山口着。休憩。林道よりすぐ急峻で息がはずむ。30分程で少し緩やかになる。植林から雑木林になり狭い巻き道も通り変化に富んだ登山道だが歩きやすい。
11:30〜40 休憩。
11:47 P762通過。
12:01 P844通過。一面にオオイワカガミの葉が輝いていた。最雀のひと登りで山頂に。
12:30〜40 山頂。木々に囲まれて展望良くない。
13:20 水谷分岐、通過。ブナ林の中(1カ所スギ林もあったが)落葉で足元に優しく周囲の景色を見ながら歩けた。木の実も採れて口の中に。
13:55〜14:00 休息。
14:20 P812通過。
14:23 ワサ谷分岐通過。今まで緩やかに下っていたのだが、つづら折りに斜面を一気に下る。
14:53〜15:00 休憩。
15:23 登山口の林道に出る。林道を駐車場に向かって歩く。
15:33 石田川ダムP着。
(記録)H
<記録>
芦生の森 10/10(晴れ)
6:30 針畑休憩所発。
6:51 生杉休憩所着。トイレと数台おける駐車場あり。
7:05 発。車道より「芦生の森」登山口を一気に登って行く。練濃いブナ、カエデの森、林床はオオイワカガミで覆われている。
7:39〜50 三国峠 山頂は開かれている。急勾配の枕谷を下っていく。木漏れ日の射す森の中を小川がゆったり流れている。
9:19〜30 野田畑湿原休息。綱で囲われた鹿の調査場がある。ゆるやかに流れる上谷を詰めていく。源頭部はきつい登りで這って登る。
10:32〜40 杉尾坂休憩。尾根より短いが息な野田畑谷を下る。
11:50〜12:00 野田畑湿原
12:20〜40 地蔵峠 沢の水でコーヒータイム。
13:11 生杉休憩所着。
行ってみたかった芦生の森は、森と水の緑濃い豊かな所だった。最低限の道標に、森の中をゆるやかに流れる小川の景色は、同じところを歩いているような錯覚さえした。そんな豊かな森も、鹿の食害と「ナラ枯れ」(木材の内部まで穿孔して繁殖する昆虫、カミノナガキクイムシとそれに共生する菌が原因とされる。完全な予防法や防除法は見出されていない。)による、ミズナラの立ち枯れが痛々しかった。ミズナラの根元に生えるマイタケは最後の贈り物だったのだ。
(記録)M