湖北 御座峰(1,070m)




 

 

【期間】平成28年4月25日(月)【目的】春の花をたのしむ【天候】曇り時々晴

【ルート】さざれ石公園上P〜静馬ヶ原〜御座峰〜(途中撤退)〜大禿山(往復)

【メンバー】L;良子I、SL;佐枝子M、由美K、優子S、一則O

【記録】O (往復約245km、費用@2,400円) 

5:00 阿久比町役場臨時P発

7:45 養老SAにて休憩、関ケ原IC降車 さざれ石公園P着ナビ設定を間違えたため、25km、40分ほど遠回りとなる大垣ICで降りるのが正解 トイレと天然記念物「さざれ石」を見学し、トイレをすませ、舗装路をドン付きのPまで車であがって駐車

8:13 身支度後、P発。鹿やイノシシなどから畑を守るためにつくられた柵をいくつか開閉して登山道へ。イチリンソウ、ニリンソウ、エンゴサク、キケマン、ヒトリシズカ、イカリソウ、ヤマルリソウ、何とかスミレなど春の花々が咲く急登をいく

9:50 伊吹山ドライブウエイ近くまで登り切り、トラバース道へ。ザゼンソウをみつける。静馬ヶ原通過

9:55 1,149mピ−ク通過、ガスがかかり遠くまでの眺望はきかない

10:00 休憩に適当なところで10分休憩、風が吹くと寒いし、陽が差すと暑いし。体温調整がむずかしい ガスも少し晴れまわりの景色がよく見える

10:35 980mピーク通過。200mほど下り登り返す。石灰岩が多く滑り易い。下りは特に注意が必要

11:11 御座峰1,070m着、休憩。SLが用意してくれたネギたっぷりの
「素うどん」で、ランチタイムとする。適度な塩味に舌鼓

11:45 とりあえず行けるところまで先へ行こうということで出発。

11:55 ガイドブックに載っていたちょっと珍しい花(名前は忘れた)がこの辺りにあるはずだが、タイムリミット(12時半)も近いし、見つからないので下りの途中で引き返すこととする

12:08 御座峰通過

13:15 1,140m付近にて10分休憩

13:33 静馬ヶ原通過、トラバース道へ

13:45 トラバース道から急登を降りる。滑りやすいので要注意

14:37 P着

14:45 さざれ石公園にてトイレ、身支度をすまし帰路に着く。少々道に迷いながら名神高速道路・大垣ICへ

 

さざれ石と花々

由美K

さざれ石公園にある国歌のもととなった「さざれ石」を見てみたいと思い、そこに登山口のある伊吹北尾根の計画書を作成した。

苔がいっぱい付いた大きな「さざれ石」には注連縄が張ってあり、石の上の小さな祠には天照大神が祀ってある。ついに見ることが出来て感激だ。ここから少し上がった所まで車を移動し、登山開始。

登山道には沢山の花々が姿を見せてくれた。イチリンソウ、ヤマルリソウ、ミヤマケマン、ニリンソウ、スミレなど色とりどりの花々が咲き乱れ、新緑も美しくとても気持ちが良い。静馬ヶ原へ向かうトラバースの道は壮大でアルプスを思わせる。途中、Lがザゼンソウを見つけてくれて食い入るように覗き込んだ。初めて見る花に興味津々。

静馬ヶ原から北に向かい、いっきに下る。滑りやすい登山道は歩きにくくヒヤリとする事も・・・カタクリ、ヒトリシズカ、フッキソウなどが多く見られ心が和む。また、紫のスミレが群生していてとても綺麗だった。御座峰に到着し久しぶりにガスを使って、うどんを作った。美味しいなぁ・・・笑みがこぼれる。

今日はここまで。引き返す事になった。来るときのガスも取れて山々の姿が望める。ヤマトタケル命を祀る伊吹山の姿が目の前に見えてきた。良い景色だ。

さざれ石、新緑、沢山の花々、いっぱい見ることが出来て楽しい山行だった。

 

スカンクキャベッジ!

 優子S

 花を楽しめる山だと、昨年より行きたかった伊吹山の北尾根。どんな花が楽しめるのかとワクワクしていました。一番印象に残ったのは座禅草(ザゼンソウ)。綺麗で可愛い花とは言い難いのですが興味を持ち調べてみました。清らかで純白なミズバショウと同じサトイモ科。紫褐色の苞を仏像の光背と見立て、岩山の祠で瞑想する達磨大師の姿を連想し「ザゼンソウ」という和名がついたそうです。嫌な匂いがして葉が大きく育つ姿から、英名ではスカンクキャベッジといいます。

ほかには、有毒の「走野老(ハシリドコロ)」、生薬の一種「延胡索(エンゴサク)」常緑で冬も葉を茂らせ縁起がよいとされる「富貴草(フッキソウ)」、牡丹に類した葉をつける「類葉牡丹(ルイヨウボタン)」、仏具に似ている「黄華鬘(キケマン)」「紫花鬘(ムラサキケマン)」・・・と期待通りの春の花を存分に楽しんだ山行となりました。