鈴鹿三ルンゼ朝陽台

国見岳直登尾根ルート裏道〜スカイラインP

        

<目的>  鈴鹿山系の踏査

<日程>  7月28日(木)

<ルート> 裏道〜三ルンゼ〜朝陽台〜国見岳〜直登ルート〜裏道〜P

<メンバー> L: 加藤芳弘 他 2名

真夏の3ルンゼ         一O

 10数年前に2、3回きたのと。今年の2月に加藤さんと来た3ルンゼ。これまでは、すべて冬だった。で、今回は真夏。こんな夏の真っ盛りの平日に3ルンゼを行く登山者はさすがにいない。天候は、曇り。登りはじめて少しすると、空が少し暗くなって雷が聞こえてくる。今日は途中で、雨に降られるだろうと覚悟をする。

無雪期の3ルンゼの岩は、濡れて、ところどころ苔が生えていて、滑りやすい。

トップの加藤さんが慎重にルートを選んで進む。滑落の危険の可能性のあるところでは、ザイルで確保。ザイルワークも10年くらい、ほとんどやってない。

加藤さんの指示を聞き、思い出しながら、セルフ・ビレイをとったりする。さすがに10年のブランクは大きい。ほとんどのことを忘れている。でも、何とか助けられ思い出しながら、3ルンゼを登りきる。

雨も少し降っただけで、カッパを出すまでもなかった。3ルンゼを登っている間、前尾根からクライミングをしている人の声が聞こえる。前尾根も10数年前に3、4回来ただけで、以来ご無沙汰である。また機会があったらトライしてみたいものだ。

御在所の朝陽台に出て、国見岳へ向かう。御在所、鎌、国見岳周辺は、奇岩が多く目

をたのしまさせてくれる。

国見岳から国見尾根〜裏道ルートも面白い岩の造形美でなかなかのものである。たまにしか山へ入らない者にとっては・・それも真夏の鈴鹿、「9時間山行」はちょっとこたえた。

“緊 張”           山中宮子

 三ルンゼと聞いただけで緊張します。一回行ったことはあるのですが緊張していてあまり覚えていません。今回は久し振りなので楽しみにしていました。テスト岩を過ぎた所でヘルメットとハーネスを付けて、いざ出発という時に、小雨が降って来た。岩に生えたコケがしっとり濡れて、ズルズルと滑り易い。

加藤さんがトップで登ってザイルを張ってくださり後に続くのですが、下でどんな事をすればよいのか忘れていて、教えて頂きながら登りました。

スタカットとアンザイレンで大きな岩や、苔むした濡れた岩を何とかクリヤして無事に登りきることが出来ました。

朝陽台で休憩を取り、国見岳に登り国見尾根を下りました。国見岳は久しぶりで、頂上や周りの記憶がなかった。国見尾根の下りは標識と地図を確認しながら下った。最後の急斜面では木につかまったり、落ち葉でズルズル滑りながら急斜面を下った。小栗さんは濡れたザイルを背負ってたので大変だったと思う。

久しぶりに岩を感じて登ることが出来て楽しかったです。

鈴鹿の踏査も・・・

遅々として・・・      加藤芳弘              

 今回は裏道〜3ルンゼ〜朝陽台〜国見岳国見尾根裏道の踏査をやってきました。

メンバーは小栗、山中、私の3人でした。小栗、山中は、クライミングの経験(県連・登山学校)もあるし、諸々の山の知識・技術・体力など豊富な力量と、何といっても人としての信頼感が厚い。私のような高齢・病人「肺気腫」のじーちゃんにとっては、ますます、頼もしく貴重なメンバーなのです。

 三ルンゼは普通は雪氷の季節に好んで登ります。たぶん、10回以上は登ったり、下ったりしました。今年の2月には、取り付きの滝右岸にできた大きな氷柱の穴を潜って登りました。

雪氷の無い時には、2回ほどの記憶しかない。それも、初心者を対象にしたロープワークと、アイゼン装着での岩場の歩行訓練を目的に登った時だった。

このところ、雨が多かった事もあって、全般的に岩はコケに覆われてヌルヌルと滑り易い。雪氷の時には何でもなかった所が難しかったり、その反対の所もあります。

登りながら・・・アイゼンやピッケルは、雪氷の無いズルズルの岩場でもガッシリ食込んでくれるスグレモノだった・・・と思い出しました。次回の無雪期には、アイゼン装着の方がラクチンかも知れない。

岳不動ルート通行不可: 事前調査ではどの程度の崩落なのか不明なので、現地判断するつもりで出かけた。国見岳からの下山時に使いたルートだけど・・・登る時に、藤内小屋を過ぎて、すぐの橋(岳不動・国見岳・腰越峠方面への分岐)には「通行不可!」の警告・標識は無かった。しかし、国見岳からの国見尾根の下山時には、分岐点に「岳不動、藤内小屋方面は通過不可」の新しい標識が立っていた。なので我々は、南方に下って裏道に出合う国見尾根・直登ルートを下った。・・思うに「大事な、土着の信仰神である“岳不動”〜藤内小屋のルート」だけを急いで優先的に復旧したのかも知れない。

鈴鹿山系踏査も:4ケ月が過ぎて・・・ふと、見渡せば「ほとんど進んでないようだ」。いったい、どうなってるのでしょうね??個人的には、14日間のルート踏査を終了しました。まだまだ、ほんの一部分です。

赤トンボ: 親子連れが数人いる朝陽台で一人の中年男性が網でトンボを採集して、羽根にマーキングしている。聞けば・・・秋に麓の田んぼに帰った赤トンボを調べれば、何処から御在所岳の山頂まで飛んで行ったのか・・・「赤トンボのふるさと調査」ですと、少年のような目で応える。

インターネットで調べてみた・・・ 赤トンボ:トンボ科アカネ属(赤トンボ属)の総称で日本には21種類。雌の方が赤色が濃く“赤色”は体温調節との関連だそうです。

 

「記録:  薄曇り、一時雨」

06:00 阿久比町役場発

07:26 スカイライン・裏道P・着

07:36  〃 発、裏道の入り口は、沢沿の工事車両用無舗装道を進む。高さ約30m幅約15mの大きなスリット式ダム、などの復旧工事が着実に進んでいるもよう

07:57 七の渡し、最近、流されたと聞いたが、真新しい角材橋「幅約50cm」が架けられていた。

08:03 四の渡し「角材橋は無事だった」。

08:10 中道への分岐・通過

08:23−31 藤内小屋着・休憩、少しずつではあるが復旧している

08:33 国見岳、岳不動、方面の分岐橋を見て通過・・・特に警告の標識無し。

    大岩がごろごろ、広い賽の河原の様。

08:51 水場通過。

08:56 涸れ沢を渡る。

08:59 5合目通過。

09:05 藤内沢出合 休憩

09:23 テスト岩通過・・・小雨が降出す。

09:24 滝下でハーネス、ヘルメット装着。

09:31 岩を登り始める。岩は濡れたコケでズルズルと滑り易い。ザイル確保でスタカットとアンザイレンを交えて登って行く。他に登山者はいない。

11:28−35 すべり台?の上 休憩、止んでいた雨が、また降り出す。

11:53 白丸印、二股沢を左へ行く。水無。

12:03 濡れたコケがびっしりのヌルヌル谷筋を、慎重に登って行く。

12:14 ヌルヌル大岩で滑り易い。

12:25-30 のこぎり岩。 休憩、黒い雲、雷がゴロゴロ鳴っている。

12:49 最後の岩と砂礫通過。

12:50 三ルンゼ終了。装備を解除。

12:53 アスファルト道に出て、朝陽台・着

12:55 リフト乗り場前のベンチ・休憩

13:13 出発、トンボを採集している菰野町職員に会う。

13:33 国見峠・通過

13:42 国見尾根分岐・通過。

13:44 石門分岐通過。

13:47−14:06 国見岳頂上・着・休憩

14:09 国見尾根・分岐を左折

14:14−17 ゆるぎ岩着 景色を見る。

14:23 天狗岩着

14:45 ザレ場、分岐(国見岳・藤内小屋・湯の山温泉)。看板に岳不動方面は危険

通行止めとある。

南に向かうトラバース・尾根筋ルートを下って、裏道の出合い(藤内沢標識の少し下)で裏道ルートに出た。 15:26

〜15:34 裏道との出合いで休憩

15:38 水場通過 

15:54−16:00 藤内小屋着休憩 

16:30 駐車場着

☆記録は山中記録をベースにして一部、他の記録を追加した。