箱根 金時山(1213m)



<金時山から富士を望む>

 


<日 程> 2013.01.12

<ルート> 乙女峠登山口〜乙女峠〜金時山〜金時神社

<目 的> 富士山を眺め冬山を楽しむ
<メンバー>
 2パーティー 17名


富士山を堪能した一日             清W

 今年最初の山行。天候に恵まれ、往きの車中から富士山が見える度に歓声が上がる。雲ひとつかかっていない富士山。今日の山行が楽しいものになりそうな予感がする。登山口から40分ほどで乙女峠へ。登山道はよく整備され、霜柱が立ってはいるが雪は全くなし。ここから長尾山を通って70分ほどで金時山山頂へ。山頂近くは朝方に雪がチラついたのか僅かに名残がある。ここまでほぼ左手にくっきりと雲一つない富士山を拝むことができた。地形図では一部急登がありそうだったが、実際は急登というほどのきつい上りはなかった。年末の定例山行(野登山・仙ヶ岳)では登りで脚が上がらず辛い思いをしたが、幸い今回はそれがなかった。富士山に癒されながらの登りだったからか?
 山頂ではパノラマ絶景で、富士山の右手奥に甲斐駒ケ岳、八ヶ岳を見ることができた。売店小屋で名物の金時娘?を一目と思ったが残念ながら判らなかった。
 下りは途中、日に当たり霜柱が融けてグチャグチャになったところも続き、歩きづらかったが特に問題なし。下りのコースのほうが勾配がきつい。小さな子供連れの家族が何組か登ってきていた。結局、昼飯はほとんど下りきった場所ですることになったが、インスタントラーメンに餅、卵、ベーコンを加えたもの。山で食べるラーメンはなぜこんなに美味いのか。正味75分ほどの下山で公時神社に着いてお参りする。マイクロバスの待つ駐車場まではあと僅か。
 下山中は富士山を眺む方向とは反対のため見ることはできなかったが、芦ノ湖脇を通りさらに高速を走っていても所々でくっきりと雲一つない富士山が望め、まさに富士山をたっぷり堪能した一日だった。

 

幸先良し                      景M
 2013年の初山行は、富士山を望む。最近悪天候での山行が多かった私にとって、今後1年間の山行が天気に恵まれるかどうかを左右する、げんかつぎの意味もあったりして。

 そんな願いが叶い、当日は朝から快晴。高速から富士山を望むことができ、山から見た富士山はもっときれいだろうな〜と期待感を高めながら登りました。登山道は、よく整備されていました。階段が多くて、ちょっとつらい部分もありましたが…ありがたいことです。登山客も多く、皆から親しまれている山なんだなと感じました。それは、山頂からの景色を見たら納得です。素晴らしい展望で、富士山を緩やかな裾野まできれいに臨むことができました。いつまでも眺めていたい気分でした。これで今年も天候に恵まれ、よい山行ができそうです。ただ、自衛隊の演習場が近くにあるそうで、山行中によく空砲のようなドーンという大きな音がしていたのが気になりました。いつもなのかな?せっかくの雰囲気が台無しでした。山頂で見た富士山にも、少し灰色の煙がかかっていて、日本の顔ともいえる富士山に、「自衛隊」とはいえ武器の影がちらついていていたのは、ちょっと不快でした。今後の日本行方は…?なんてことまでちらりと考える、いろんな意味で充実した山行でした。
 今回はイケメンたくさんいたにもかかわらず、皆彼女連れだったので、残念でした。フリーなイケメンのいそうな山があれば、教えてください(笑)。今年もよろしくお願いします。

 

思いが叶う                      貴美H
 数年前より有名な金時おばさんに会ってみたい事も含めて、一度登ってみたいと思っていた山だのに、12月中旬頃より腰を痛めて何としても当日までに治さなければと年末年始の行事は、半分目をつぶり体を休めていた。どうにか痛みも取れて、参加する。上天気になり車中より富士山もバッチリ、車中はテンションが上がり、賑やかな事。今回雪はないとの事で靴 夏冬 どちらにと迷ったが、冬靴にして正解。登山道は、手入が行き届き両脇には霜柱がビッシリでしたが、道は凍ってなく滑る心配なく、乙女峠まで急坂ではないが登りが続き進むにつれて、右左後ろと富士山の姿が形を変えて見える。その度、歓声が上がる。賑やかだ。山頂まで、この声が続く。乙女峠を過ぎる頃には、下山してくる人に出会う。長尾山から登りつめてほっとする間もなく、長い下りになる。ほどなく先方に建物が見えて、岩の間を登りきって山頂、思ったより狭い。富士山はもちろん南アルプスも見え絶景。金時おばさんは、居ないとゆう声があり小屋には行かず。

 下山は、下り一辺倒で樹林の中風はないが、景色は見えず。不規則な階段や木根が出ていて歩きづらく、霜柱が溶けて泥んこ状態滑りそうで緊張しながら下る。
 登ってくる人多い、子供連れもある。分岐を過ぎると泥んこは少し治まり、周囲の景色も変わり大きな木が多くなってくる。下山口も間近だ。途中でラーメンタイム、山で食べると美味しい。アッと言う間に片付く。公時神社で参拝して、バスに向かう途中登山口の看板あり。山頂まで75分と書いてあり、余分に時間を見てもこちらのコースに人が多いのに納得する。痛みも出ず無事に帰れて、ほっとする。
 =気になった事=
@  帰りのバスの中、歩く距離短く疲れてないだろうし景色が良いから無理もないと思うが、大人なんだから小さなバスの中周囲の事も考えて欲しい。
A下山時、登りが優先だから安全な場所で立ち止まって声をかけて、相手の動きを見てから行動をする。自分たちも登る時、声をかけられ登って来たのだから。だろう

 

<記録> 天候  晴れ

5:00 阿久比役場出発

8:15 乙女峠バス停着 路肩で出発準備
8:30  乙女峠登山口出発 林道を行く8:35 乙女峠登山道へ霜柱があり、木々の間に富士山が東富士演習場の砲弾音が響く
9:10 乙女峠着発(休憩)展望台ありここからの富士山は絶景
9:40 長尾山通過 霜柱びっしり丸太の階段が続き、遠くに、芦ノ湖・大涌谷・仙石原が見える。ここから岩の道を下ったり、登ったり

10:25 金時山頂着、岩でゴツゴツしている、2軒のお茶屋がある。風があり寒い。西方に富士山、その右後方に甲斐駒と八ヶ岳など景色は絶景 頂上は、火気厳禁 

10:40 下山開始 下山道は、日当たり良くドロドロ、クチャクチャの道

11:10 分岐通過 金時神社方面へ右折

11:35 宿り石着 坂田金時が割った石昼食、餅入りラーメン美味しい

12:10 宿り石出発足元もよくなり快適に下山

12:25 金時(公時)神社着 参拝

12:35 金時神社入口駐車場着

17:45 阿久比役場着    【記録 圭音H】