1月 新年山行鈴鹿 釈迦ヶ岳(1091m)
<日程> 2013年 1月20 日
<目的> 1月新年山行
<ルート> 朝明渓谷〜猫岳〜釈迦ヶ岳 ピストン
<メンバー> CL 板津彰伸 他 5パーティ 27名

 


<新人が先頭集団となってラッセルで林道を進む>




<タイムアウト・山頂まで約20分程で集合して退却> 

 

新年山行は雪もたっぷりで楽しめました・・・
                         板津 彰伸
2013年がスタートしました。1月の定例山行は鈴鹿の釈迦ケ岳に登ってきました。前日に新年会を終えたメンバーと当日参加したメンバーを合わせて28名参加となった。今週末に雪が積もり踏み後も無くラッセルで新しいトレースを付けることでき新年早々から楽しい山になった。
 個人的には昨年の冬合宿から腰痛の為、寝正月になってしまい、完治しなかったので今年は山に行っていませんでした。天気予報では、午後から曇り空の予定だったが、またまた私の予測は大きく外れて鈴鹿の山では吹雪かれたがこれもまた楽しかった。
 出発時からアイゼンを全員付けさせて出発することになった。林道に入ってからは、新人を集めて先頭集団をつくり雪の林道を歩いてもらった。30cmひざ下程度の積雪となり吹き溜まり場所ではひざ上程度で絶好のラッセルとなった。誰も歩いていない林道に新しいトレースを付けることを新人さんに楽しんでもらったと同時に、ラッセルの楽しさやつらさ、ルート選びの難しさを味わったようだ。
 林道後は、パーティーごとに集まってもらい先頭を変わりながら進んでいくことにした。時折深い場所では、足が埋まったりして苦労したようだがみんな楽しんだようだ。稜線に出てからは、吹雪かれてつらい思いもしていたように感じたがこれが冬山だと理解したようだ。猫岳手前で休憩をした後は、力のあるメンバーを集めてトレースを付けてもらった。(ひょっとしたら山頂に届くと考えていたが・・)猫岳でタイムリミット11時50分と告げて釈迦ケ岳に向かったが、山頂までは約20分程度届かなかったようだ。全員で休憩後に引き返すことにした。
 今回の新年山行では、新入会員も力不足や反省することも多く感じたと思う。数年前入会した会員は新年山行としてこのルートを経験している。その時に大変苦労していた姿を思い出すと同時に、現在では先輩としての役割を果たしていたので特に成長を感じた。先輩達は積極的に新人達にいろいろなことを教え、一緒に山に行くことで教育や体験を今後もして欲しいものだ。私の初めて雪山の時よりは、今年の新人達のほうが、頑張っていたようだ。まだまだ雪山を一緒にラッセル、ラッセル、ラッセル、ラッセルして楽しみましょう!

 

雪山始め          M
 2回目の参加となった新年会&新年山行。今回は、実行委員としての参加でした。とはいえ、準備はほとんど春日さんがやってくださり(ありがとうございました)、せめて当日くらいは…と新年会では盛り上がるように歌を歌ったりお話ししたりと、自分なりに少しは気を使ったつもりです。私の働きかけ(?)の効果の有無は別として、皆さんそれぞれが楽しそうに語り、新旧会員が交流を深めることができたのではないかなと思います。食事も、たくさんの方にご協力いただき、大満足でした。ありがとうございました!

 翌日の山行は、小屋からアイゼン装着。今年初、久々の雪山に、新人みたいにドキドキしながらの出発でした。
 林道から、早速新人指導。皆、いきなりのラッセルで大変だろうなと思いつつ、私も去年初めてラッセルしたとき、大変だったけど、足跡のない雪の上に第一歩を踏み出した時はうれしかったな〜なんて思い出し、懐かしくも感慨深かったです。
 朝はどんよりと曇っていた空が、だんだん明るくなってきたので、天気がよくなるかなとちょっと期待したのですが、すぐに雪が舞い始め、稜線に出た時には雪と強風がとても寒く感じました。特に顔は、同じ方向からずっと風と雪が当たり続けるので、凍傷になるんじゃないかとちょっと怖くなるほどでした。
 皆の頑張りのおかげで、ここまでは行きたいよねと話していた猫岳、さらにその先までいくことができ、個人的には満足です。ただ、今回の反省として、途中でアイゼンが外れてしまい、うまく装着できなくてパーティーの皆さんを寒い中待たせてしまったことがあります。申し訳なかったです。一度うまく装着できなくてあわててしまい、さらに寒い中待たせていることで焦り、そうこうしているうちに手も冷たくなってきて…悪循環でした。最初に外れないようにしっかり装着することはもちろん、外れた時に落ち着いて素早く装着できるよう気をつけたいと思います。