みんなでワイワイ 新海時生
何度も通った小川山の廻目平キャンプ場のすぐ近くにこんな施設があるとは知りませんでした。道から100mも入っていくと立派な宿泊施設と大きなアイスツリー(人工のアイスクライミング用氷壁)。高さは10m以上あり、見上げるほどです。赤岳鉱泉のアイスキャンデーとほぼ同規模ですが、どちらも宿のすぐ前というのがうれしい。その上こちらは車で乗り付けられます。お手軽を絵に書いた様なアイスクライミングです。
今回は初心者が11名中8名。まさかこんなに集まるとは思っていなかったのですが、ここなら最初のとっつきとしては最高でしょう。すべてトップロープですからその点も安心です。じねんじょ山の会さんの8名にも新人は入っているのですが全員経験者なので、よく面倒見て頂きました。いつものことながら大変お世話になり大感謝です。夕方からの宴会も総勢19名ですから、とても盛り上がり、本当に楽しかったです。
さて肝心のアイスクライミングはどうだったんでしょう? 最大五本のロープを張り二日間にぎやかにやっていましたが、楽しんでもらえたんでしょうか? この経験が直接他の山行に結びついたり、役に立ったりすることはほとんど無いでしょうが、山登りの1つの形態・遊びとして、他の岩や沢、雪などと共に視野を広げて、自分に合った山を探していってくれたらいいと思っています。
自分が一番楽しめる、ワクワクするような山を見つけてください。
(温泉や飲み会メインの山も結構いけますが・・・)
不甲斐無さ満載 聖S
初めての、アイスクライミング、まず、バイルが思うように打ち込めない。その前に、アイゼンが氷に刺さらず、体勢が定まらない。体が安定しないから、さらにバイルが打ち込めない・・・・このデフレスパイラルに見回られ、1日目の午前中は、何度も頂上手前で、“テンションお願いします”負けず嫌いの私ですが、思わぬところで、自分の弱さに出会いました。でも、午後からは、気合を入れなおして、また、皆さんに背中を押してもらって、なんとか登頂!!やっぱり、登頂すると見える景色も違う!!1度頂上を体験すると、時間がかかっても、ビレイをしてくれているパートナーに迷惑をかけながらも、途中で諦めることなく、登頂することが出来るようになりました。上手な人の登り方を見ながら、イメージトレーニングはしますが、実際にやってみると、思う通りに登れない。自分の不甲斐無さを実感しながら、“来年までに、バイルを振る筋力をつけて、綺麗に登ってやる!!”と負けず嫌いに火が付いた2日間となりました。
また、他の会の方との交流もでき、とても刺激的になりました。アイスクライミングでは、本当に色々な方に励まされ、助けて頂きました。皆さん、有難うございました。
<記録>
2/9(土)
4:30 阿久比町役場発
9:15 岩根山荘着
9:50 アイスクライミング開始
12:15〜35 お昼休憩
15:30 アイスクライミング終了
21:00 就寝
2/10(日)
6:00 起床
7:45 アイスクライミング開始
11:00 アイスライミング終了
11:40 岩根山荘発
17:00 阿久比町役場着