豊田 南山(ゲレンデ) クライミング

<山行期間>2013413(土)

<天候> 晴れ

<ルート>南山 ゲレンデ

<参加者> :板津 彰伸 他4名

 

女岩の全ルート制覇・・       板津 彰伸

 登山学校コーチ、スタッフ、研修生の5名で豊田の岩場ゲレンデの南山に行ってきました。快晴無風の絶好のコンデションで8ルートを登ることが出来ました。南山の女岩場の全ルート制覇をしようと7ルート登りましたが、一番右側だけは今回も挑戦することが出来ませんでした。(もっと練習が必要なようでトップで登る決心がつきません。)女岩では、杉浦君と一緒に6ルートを登りました。私にとっては難しいルートから登りはじめ、午後からは階段ルートを登った。どのルートもやはり初めてのこともあり、やや緊張気味で登ることになった。反省としては、満足する登り方が出来なかった。

 その後に男岩で、春日君と2ルート登った。トップの練習のつもりで、ややロープも緩めた状態で登ってもらった。「トップやってみる自信ある?」の質問に対して回答が出なかったので本日は、ここで終了することにした。トップとしての確保方法を勉強して、今後もっと成長してほしい。

勉強会                    孝K

 登山学校のコーチ、スタッフ、研修生5名で南山でクライミングに行ってきた。計画書を読むと目的にリードの練習とある。リードは初めて学ぶので行く前からかなりの緊張感だった。しかも来週からは登山学校の実技も同じ南山で行われるため、自分の技術の確認も合わせて勉強しようと思った。

 南山に到着すると、板津、杉浦パーティー、齋藤、矢倉、孝Kパーティーにわかれそれぞれ女岩、男岩に分かれる。午前中は懸垂下降のシステムの作り方とザイルの扱いを齋藤さんから教えていただく。懸垂下降中の事故が一番多いこと、支点をかならず2箇所以上でとり、支点も必ず信用せずに事前に確認することを教わる。

 次にザイルを持ったままの懸垂下降。南山などの下の様子が分かっている場合はザイルダウンでも問題ないが、下の様子が分からない場合はザイルを振り分け後、腰紐に掛けて降りる。やってみると難しい。ザイルの振り分けがきれいにできていなかったり、腰紐の輪が小さいとザイルがスムーズに流れないのである。懸垂下降中にザイルが絡まった場合はザイルを懸垂下降中にほぐさないといけないので危険をともなう。特にエイト環の場合は利き腕の右手がふさがっているので、ほぐすためには左手に持ち帰るか仮固定を行わなくてはいけない。当然危険が高まる。基本のザイルの流れを意識したザイルの扱いをもっと練習して勉強することが大切だと感じた。

 午後からは齋藤さんにリードのための確保システムの作り方を学ぶ。流動分散から確保器の使い方、ザイルの扱いを学ぶ。リードの確保は次に登ってくるセカンドの命を預かるため、確実な手順を学ぶことが大事と教わる。始めてやるとシステム作りに夢中になり基本的なことが抜ける。これから反復練習で繰り返し練習し身体が覚えるようにしたい。

 その後は板津さんと男岩の一番端に移動してクライミング。最初はセカンドで中間支点の位置まで登る。そこで板津さんから、上部のルートをしっかり確認するように指示を受ける。懸垂下降で下降後に板津さんからリードをしてみるかと聞かれ沈黙してしまった。やりたい気持ちはもちろんあるが、びびってしまい即答できませんでした。板津さんも僕の気持ちを察してか一旦中止。セカンドで最上部まで行きました。実際に登ってみると高度感はあるが登れるレベル。はやくリードの手順やシステムの作り方を覚えて自身をもってリードしますと言えるようになろうと決めました。

 一日で多くのことを教わり充実した一日でした。ありがとうございます。早く自分のリード道具を一式買おうとあらためて思いました。

 

<記録>

4月13日

8:00 阿久比町役場発

9:00 南山駐車場

9:30 終日クライミング

16:00 南山駐車場

17:00 阿久比町役場 帰宅