北八ヶ岳 稲 子 岳 (2380m)
<日 程> 2013.6.3(月)
<ルート> 渋の湯〜稲子岳往復
<目 的> 別天地を楽しむ
<メンバー> L:佐枝M 他4名
<記録>
04:00 阿久比役場発
07:40~55 渋の湯P バス2台で高校生も登山のようだ。川に沿って歩き始める。
08:42~50 休憩 先を行く高校生集団に場所を空けてもらう。
08:55 八方台への分岐 オーレンを見つける。ダケカンバと針葉樹林。
09:25 唐沢鉱泉への分岐暗い樹林の川原は、雪が残り、所どころで凍っている。そこで、高校生を追い越す。あいさつ攻めに合う。100人近くが、天狗岳に登るそうだ。
10:05~15 休憩 黒百合ヒュッテ 小桜がまだつぼみだ。
10:20 中山峠、急登の坂を下る。北東下にザレた三角地が見える。もう少し、下る。
11:30 稲子岳へ向かう。
12:03~10 休憩 稲子岳
12:15 別天地の入り口探し、踏み跡あり。
12:23~33 休憩 樹林の中に、白っぽい草の凹地、別天地、まさしく、別天地です。地衣類のホンドサルオガセに似た植物が群生していた。立て札には、ニホンジカ防護柵と書かれていた。
13:05 元の道に戻る。
13:50 中山峠
14:00~10 休憩 黒百合ヒュッテ、凍っていた雪は、ザクザクと歩き易くなっている。
14:50 唐沢鉱泉への分岐
15:05~10 休憩 八方台への分岐
15:56 渋の湯P 着 (記録:由美H)
地衣類の植物 由美H
北八ヶ岳の黒百合ヒュッテには、久しぶりに行くことができた。明るくて、広くてなんだかホッとする。私にとっては、黒百合ヒュッテも別天地です。それ以上の別天地とは?緑の中の異空間で、シダに似た地衣類の植物が群生していました。Mさんから地衣類と聞いても、すぐにピンと来なくて、後ではるか昔、ぼんやりと習った気がした。地衣類とは、菌類と藻類が共生して一体化した植物群。ネットで調べてみると、色々な種類があり、びっくりでした。
次の別天地を求めて 良I
時が経てば、いろいろと変わってしまうものです。稲子岳へワクワクドキドキしながらルートを探って歩いたのも今は昔。すっかり“道”になっていました。そして“次はあそこに行きましょう!”と言っていた別天地。稲子岳からにゅうへ抜け、にゅうから中山峠に向かう途中に見つけた、と〜っても気持ちよさそうな原っぱ。ずっと行かない間に・・・。皆、考えることは同じっていうことですね。でもでも、ようやく行けて、気になっていた宿題をひとつクリアした感じ。次の別天地を探しに行かなくては!
別天地と呼ばれる処へ 清S
別天地と呼ばれているニュウ、稲子岳、中山峠に囲まれた窪地。中山峠とニュウを結ぶ尾根から、何だか素敵な処に見えた草地。今回、御在所岳清掃登山の翌日ではあるけれど、別天地へ行こうということで、行く行くー。別天地はやっぱり別天地だった。鹿のフンがいっぱいあったから、ここに鹿がいたら、絵になるなあと思いながら。黒百合平までは凍った雪やザクザクした雪が登山道に残っていた。まあ、たまたま来ていた100人近い学生が踏んで通ったから、下りはかなり良かった。さすがに、小屋前の天狗の奥庭あたりは真っ白に雪が積もっていた。思いの外の残雪で、少し、時間がかかったせいもあって、4時発、19時半着という長い長い一日だった。(今、ネットで別天地と呼ばれているらしいけれど、何年も前に、そういう言い方をしていたMさんとRちゃんのことを、ワァーすごいと思ってしまった。というか、別天地は誰が見ても別天地なのかなと思った。)