奥美濃 大日ヶ岳(1708m)岳修山行
日程:2013年6月15日(土)くもり後雨
山行目的:コンパスを使って登る
ルート:ダイナランドスキー場〜大日ヶ岳ピストン
メンバー :L 板津 彰伸 他 3パーティ 14名
地図とコンパスを使って 板津 彰伸
地図とコンパスを使っての岳修山行は岐阜県の大日ケ岳でした。(雪山の時しか登ったことのない山だったので新鮮だった。)事前に尾崎さんにお願いして地北線の入った地図と登り始めから山頂までのチェックポイントを設けて地図に記入してもらうように指示していました。全員がもらった地図は自分が考えた以上に良く出来た地図でした。
出発前に全員集合させて地図の整置をして目標を確認させてから3チームに分かれ新人が目標地点にコンパスをセットしてから先頭を歩いてもらった。目標地点に着くたびにチームが変わり山頂まで登った。地図の目標地点に向かってのセットは全てのメンバーが理解したようだ。山頂では、山座同定をやるつもりだったが、雨と霧のせいで全く視界も無く、いやになるほどの虫のせいですぐに下山となった。山頂から休憩無しに一気に駐車場まで下山し、速攻で温泉に向かった。地図とコンパスを使った山行は15人だったが、私が教えたいことを理解した山だったと思う。
【山座同定】、【わかっている場所からの現在地の特定方法】は、今回やった事の応用編で少し勉強すれば簡単ですが機会を見つけて一緒に勉強しましよう。雨の中で皆が考えて登った山も楽しかった。
山荷葉 智H
山に登るには、まず2万5000分の1の地形図に西偏7度10′の磁北線を記入。概念図を作る。概念図に分岐・コル・ピーク・三角点・登山ルートを記入する。これが前準備で、今回の大日ヶ岳の山行では地図のポイント部にコンパスをあてコンパスの角度を測定し、進む方向を確定する方法を学んだ。
そして先を読むこと。次のポイントの先がどうなっているのかを考えつつ行動していくことが大切だと学んだ。
天気が悪く、眺望が全くなかったことが、残念だ。白山・別山・槍ヶ岳期待していたが、また次の機会に。
初夏の可愛らしい花々が、迎えてくれて、その中でも山荷葉(荷葉とはハスの葉のこと)の白い清楚な花に出会え何とも言えず嬉しかった。しかし大量の虫達には閉口した。虫達から逃げるように下山は超スピードで、下りてきた。生憎の雨だったが、コンパスを使っての学習山行、とても勉強になった。
山頂でのIさんのスイカ美味しかったです。すばらしい地図を作って下さったOさんありがとうございました。
曇りのち雨の大日岳 雅T
半田ファミリーは健脚揃い・・・って当たり前か! 1本目で「はやっ」と思いながらゲレンデを必死で登って行ったら、2本目ですっかり・・・コンパスと地図を片手に歩く「岳修山行」でしたが、私にはコンパスも地図もいらない。みんなが待っている場所が、私の目的ポイントでした・・・っていうのが現実でしたが、それはおいといて、山頂まで、次々と地図の目標地点を確認しながら、次の地点の方角や高度を確かめながら歩きました。
それでも、意外と早く山頂に着き、行動食をほとんど食べる間もなく、あっという間に下ってきてしまいました。
いいなあ、コースタイム5時間以内の山行。しかも温泉付き。雨と汗でぐしょ濡れの私たちを、湯の平温泉のあたたかいお湯がときほぐしてくれました。
曇りのち雨の大日岳には山荷葉の白い花。小さな虫ぶんぶん。スイカ。よおし、来週も山に行くぞ!っていうちょっと前向きな私。
みなさん、またご一緒して下さい。教育部のセンセイ方、ありがとうございました! 準備もしっかりされていて、いい経験になりました。
これからは、コンパスをザックに入れっぱなしにしないで、地図と一緒にしっかり活用したいと思います。
分かった!! 聖S
雨に降られるんだろうな・・・と思いながら、ダイナランドへ。登り始める前に、まずは、地図とコンパスを出して、使い方のおさらいから。それが終わると、まずは、地図にあるチェックポイントの@〜Aにコンパスを合わせて、まずは、ポイントAを目指す。これを大日ケ岳山頂のKまで続けて、ポイントに着く度に、パーティの順番を入れ替えて進みます。虫が多いことは覚悟していましたが・・・雨が降り始めても減る気配がなく、持っている地図で、虫を追い払いながら、山頂を目指しました。
会に入って、色々な山行に参加しましたが、ここまで地図をちゃんと見て、コンパスを利用して行く山行は初めてでした。でも、コンパスを見ながら、また、地図を確認しながら、たぶん、今この辺りを歩いていて、もうすぐこういう感じになって・・・・こっちが谷だから、今この辺だ・・・等と仲間と確認しながら歩くのは楽しく、勉強しながら、楽しんで登る事が出来ました。雨の影響で視界が悪く、実際の展望での山座同定を行うことは出来ませんでしたが、下山してから、駐車場でシュミレーションを行いました。机上で勉強することも必要だと思いますが、実際、体験すると、体で覚えることが出来て、自分の身に付いたことを実感することが出来ました。これを忘れないように、これからの山行でも利用して、習熟していきたいと思います。
記録:2013年6月15日(土)曇り後雨
5:30 阿久比町役場出発
7:25 ダイナランド駐車場着
7:30 岳修であるので、本日の課題の説明。コンパスの使い方と地図の活用方法
7:50 スタート、地図とコンパスを使いながら、3パーティがポイント毎に先頭を交代。
8:33 ダイナランドのゲレンデを直登が続き、汗だく・・
9:18 雨が少し降り始める。
10:05 地図上のポイントを周り大日ケ岳頂上。雨で見通しが効かない。ブヨがすごく多く不快。スイカとオレンジを美味しく頂く。
10:20 雨が本降りとなり早急に下山開始。
11:35 雨とブヨに追われながら、もうスピードで下山する。
11:40 駐車場で本日の課題であるコンパスの使い方の復習
12:05 湯の平温泉で雨と汗を流す気持ち良かった。
12:55 帰路につく途中から雨は止み道路は乾いていた。
14:45 阿久比町役場に無事に到着 <記録:征W>