越美山地 荒島岳(1524m)

    

 

 

山頂より白山を眺める

 

 

<山頂にて>

 

<日程> 2013年6月17日

<山行目的> ブナなどの高山植物を楽しむ

<ルート> 越前下山〜荒島岳ピスン

<メンバー> L:良O 他3名

<記録>

400  阿久比町役場発

710  JR越美北線越前下山駅着
725  新しもやまコース登山口発、登山者があまり入っていないようで、ふわふわのブナの落ち葉の中に足を沈ませながら歩く
835 10分休憩。笹が枯れることなく良く茂っていて、急坂の場所にはロープがはられている。合計20ケ所以上はあった。 ナルコユリ、ヤマアジサイ、ササユリ、オトシブミを楽しみながらひたすら登る

925  1070m付近、10分休憩

1000 1250m、尾根に出る
1035  10分休憩。あと1q。目視で頂上までの距離や高度がつかめず、登りが続いためか、疲労を感じる。太い笹を刈りとって作られた道は、あまり踏まれておらず、切り口が突き出て歩きにくい。切り落とされ乾燥した笹を踏むとポキポキと軽やかな音がして耳に心地よい。
1125 頂上。凍らせたゼリー(2個目)を頂き、最高潮の幸せを感じる。
1145 頂上発。思ったよりもいいスピードにのって下ることができる。
1240 分岐を過ぎ、急坂に挑む前に10分休憩。下りでもかなりの汗がでた。体力は相当使っているようだ。
1335 5分休憩。水分補給をこまめにする。ロープ設置個所、滑りやすい所を慎重に下る。(885m)
1405 10分休憩。もう一息のはずだが、一気には下れない。この時点で「よくがんばった」と励ましあう。
1445 下山駅駐車場着   <記録:優S>

 

計画段階から…             優S

今回の山行では、行き先、ルートの決定、計画書の作成、メンバー集めなど、自分にとって新たなチャレンジがまたまたたくさんありました。

行き先とルートは相談しながら決めました。新人の私はどこの山でも新鮮なのですが、大先輩も楽しめるように、と考えていると、タイミングよく新ルートがあることを教えていただきました。「山と高原地図」などにもまだ載っていないルートを書くんだ、と思うとワクワクしつつ力が入りました。パソコンで複雑な曲線を組み合わせて図を作成するのもはじめてで、時間はかかりましたがなんとか作りました。

登山口まで移動も私の車で行くことになり、当然ながら高速道路などのルート確認もしました。

ところが…

自分では随分成長したな、と思いながら計画書を提出すると…なんと「最低な概念図」だったようです。「概念図」というよりも「尾根図」だったのです。とにかく尾根を書くのに苦労したので、それ以外の事柄を書くのを極力省略していました。あの有名な「荒島岳」だし、山好きなみんなはわかるよねという気持ちがありました。でも「誰がみてもわかる概念図」でなければならなかったのです。この段階まででもいろいろあったのですから、続きもいろいろあるのですが、もう書ききれません。でもとっても楽しい山行でした。

 

新しもやまコース       良I

勝原コースは正直、ちょっと食傷気味。できれば知らないルートを歩きたい。今日は、できて間もない新ルート。ワクワクする。国道には「しもやまコース登山口」という案内標識があり、駐車場には立派な看板もある。

その看板の「上級者コース」という文字に、(どういう意味なんだろう?)と思いながら歩き始める。ロープや鎖が多数で、急坂というのは分かっていたけれど、実際に登ってみて、「上級者コース」というのは「体力が要ります!」という意味だと理解した。急坂だというだけでなく、開かれて間もないだけに、足元がしっかりしていなかったり、笹を刈ってくれてあるものの、10センチほどに伸びた頑強な笹の切り株(?)に足が跳ね返されて思うところに置けなかったり。とにかく気が抜けなった。これに暑さが加わって、山頂に着いた時点で結構な疲労感。下りはさらに気を遣って・・・。

久々にギュンギュンに登って、下る山行だった。でもこのコース、今日も所々でお花が見られたけれど、もっと時期が早かったら、イワウチワやカタクリの群落が見られたと思う。次に行くとしたら(当分、遠慮しますが)、もうちょっと早い時期に行きたいなあ。

 

荒島岳はトレーニングの山         由美K

 白山の姿が望める荒島岳に山行しました。ルートは新下山コース!!

 良Iさんにコンパスの使い方を教えていただきながら自然の中へと入りました。柔らかい土のクッションがとても心地良い登山道でした。

しかし尾根に出るまでが一苦労でした。ロープ! ロープ! ロープ! すごい登りだ。

あまりの急坂に汗だくです。そんな時、良Oさんから冷たいゼリーの差し入れをいただき生き返りました。感謝です!!

ようやく尾根に出たら今度は笹を刈った山道で足がとられ歩きにくく足が張ってきました。歯を食いしばり必死に登り続け小ナベ、大ナベを越えついに山頂に到着。ヤッター!!展望が素晴しく私の大好きな白山の姿が広がっています。ハッピー!!ありがたい!!感謝!!

山頂でも良Iさんから冷たいゼリーをいただき白山を眺めながら幸せな時を過ごしました。先輩方の心遣いがとてもありがたかったです。

そして下山。足が疲れていて笹に足をとられ転倒!!やらかしました。

でも、除々にロープの急坂を降りるのが面白なってきて楽しく下山でました。

皆さん、ありがとうございました。