北アルプス 焼岳 (2455m)
<頂上にて>
<日程>2013年7月1日
<山行目的>合宿のための体力づくり
<ルート>新中の湯〜焼岳 ピストン
<メンバー> L: 清S 他 4名
<記録>
4:00 阿久比町役場発
7:20 新中の湯登山口着
7:40 新中の湯登山口発 樹林の中を歩く
8:40 標高1972mのピーク、10分休憩。ウグイス、ホトトギス、カッコウの鳴き声を楽しみながら、笹の刈られて間もない登山道を歩く。ナルコユリ、ヤマアジサイ、ササユリ、
9:45 雪渓を横切ったあと、10分休憩。コンパスを使って地図読み学習。アオノツガザクラ(青の栂桜)の群を堪能する。岩場を登り、生きている火山が見えてくる。段々硫黄のにおいがしてくると、南峰を左手に、雪の残った湖に出合い、超感動!岩陵を歩き、北峰へ。
10:35 北峰山頂着。西穂高山荘、梓川、上高地はくっきり見えるが、笠ケ岳方面は雲がかかっている。
11:10 虫よけ対策をして、山頂発。
12:00 リンドウ平
13:10 登山口着
14:05 平湯温泉スキー場付近で救助訓練のプチ学習(1時間)
18:15 阿久比町役場着
活きてる山 清S
上高地から大正池越しに眺める山とずっと思っていた。登れると聞いても、何だかそんな遠くまで出かけたら、穂高でしょ、泊りでもっと他の山でしょ、と思ってしまった。という訳で、ちょっと行ってみたいなと思いつつ、今まで行ってなかった。幸い、お天気も良くなってきて、ルートは良く整備されているし、急登も何のその元気で山が楽しくてしょうがない、という人ばかり。山頂が見えるリンドウ平まで行くと、雪の残った沢をよぎり、岩稜になる。大きな火口跡は雪も一部残った湖となって、噴煙や黄色の硫黄の付いた岩で囲まれて、焼岳の生い立ちを思ってしまう。山頂は、大勢の人が何だかのんびりと和気あいあいに和んでいた。笠ケ岳こそ雲の中だったけれど、あとは良く見えて、何だか、和むみんなはいい人ばかりに思えたし、硫黄の匂いはいいし、活きてる山はすごい、本当にいいなと思った。
虫に負けるな 良I
トレーニングは虫との戦いなのか?茶臼山で刺された痕がまだ癒えないうちに、焼岳でも刺されまくり。顔面もほぼ完全防備のはずだったのに、わずかに出ている所を集中的に刺されてしまった。「体力をつける」という目的だったのに体力は付かず、赤い虫刺され痕がいっぱいついてしまったではないか! う〜、悲しい、痒い。合宿に行くには虫に負けないツヨ〜イ心と体が必要だという暗示なのだろうか。負けないぞ!
あっという間の焼岳 優S
ワクワクドキドキした、はじめての焼岳。噴煙を目の前に雲?じゃないよね…と考えながら、南峰と北峰のコルに到着した瞬間に火口跡が見えたときは、自然の営みに感動しました。初めて見た青の栂桜は、ふっくらしていて、愛らしく感じました。ホトトギスが「トウキョウトッキョキョカキョク」と一生懸命練習している声も聞きました。早く下山できたので、前日に御在所で行われた救助訓練の模擬的な指導もしていただき、とても有り難く感謝しています。