鈴鹿 水沢岳(元越谷 沢遡行)

   

 


<滝を登る>

 

目的:沢登り

日程:2013年7月7日(日)

ルート:鈴鹿スカイライン大河原橋〜元腰谷沢遡行〜水沢峠〜登山道)大河原橋

〈メンバー〉L:深海 時生 6名


夏沢              新海時生

 いきなり真夏の暑さがやってきた梅雨明けの一日。こんな日にドンピシャ、さわやかな沢登りです。鈴鹿の赤木沢(あくまでイメージです)と呼ばれる元越谷へ行ってきました。元々は教育部の岳修山行としての取り組みだったのですが、事情があり個人山行として決行しました。ツメカリに比べて、広く明るい感じで、割とゆったり気分で登って行けます。

水に浸る人(浸りっぱなしの人)、浸らない人、それぞれ好きに詰め上がり、稜線でさわやかな風に吹かれて満足感一杯で降りてきました。

 下界に戻ってびっくり。ギラギラの太陽に入道雲、地面は焼けてむせかえるようでした。夏です!皆さん沢に行きましょう!

 

夏は沢            一則O

 沢登りは、15〜16年前にツメカリ谷へ3〜4回ほど行った記憶はあるが、それっきりで道具があるのか、使えるのかどうかも心もとない。押入れを捜してみると、渓流タビはあったが、ボロボロになって使い物ならない。地下足袋とワラジもあるにあったが傷んでいたので、この際渓流シューズとスパッツ、ソックスを新調することにしての参加となった。

 大河原橋付近の駐車場から入渓地点まで約25分。河の水量は(たぶん)普通で、水もきれい。ゴーロの河原を遡行して、約50分で高さ約15mの元越?大滝に到着。滝の右側にザイルを張ってプルージックで登る。そこからナメと小さい滝の連続を遡行。2回ほど4〜5mの滝で確保してもらい登る。さすがに岩登りも沢登りも15〜16年ぶりなので、要領が悪く脚も上がらず、自分でも体が思うように動かなくて、ブランクの長さを感じる。

 ヘツリ損ねて何回か全身ズブ濡れにもなったが、それも沢ならではたのしさ、オモシロさ。約4時間の遡行は暑さを忘れさせてくれた。水沢峠の南の登山道へ出て、靴履き替えもあって休憩。その後、水沢峠まで登り下山。

 見上げれば完全に夏の空。まだ発表されていないが、梅雨明け宣言は間近だろう。

 沢登りで、真夏の一日をたのしむことができた。計画してくださった新海さんやサポートしてくださったIさん、板津さん、ありがとうございました。

 沢道具も新調しましたので、また沢登りの計画がありましたら、よろしくお願いします。

 

好きな沢は楽しいが・・・   板津 彰伸

私は特別に沢が大好きです。地図とコンパスと遡行図を眺めながら歩くことに満足感を得ています。今回も中国出張から帰ってすぐに鈴鹿の元越沢に行くことになりました。この沢は「鈴鹿の赤木沢」とも言われ15mの大滝やゴルジュ、なめ滝なども沢山あり変化にとんだ沢でもある。今回で5回目の遡行になったが今までは最後まで行かずに沢を懸垂下降で降りてくることばかりだった。

沢登りをするのに特別な資格はありません。但し私が思うことは地図、コンパス、遡行図を持ちしっかりとしたリーダーとメンバーで沢登りをすることが最低条件のような気がします。沢の楽しさ以上にもっと多くの危険があることを考えて経験のあるリーダーと一緒に沢に向かうことが大切なように思う。

今回リーダーが途中でザイルを忘れて引き返した時に指示もないのに単独で戻ったメンバーの一人を厳しく叱りました。何を叱られたのかを理解したのかわかりませんがこの事を真剣に考えるメンバーが非常に大切です。地図や遡行図を見ることは最低条件でメンバー意識が備わっていることも最低条件だと思う。

 

夏の沢は最高だった!       裕T

 初めての沢登り、想像以上に感動ものでした。これまで夏の鈴鹿はあまり好きでなく、ほとんど登らなかったのですが(暑い、虫多い…)、沢に降りただけで別世界、家族連れで沢遊びに来ている人もいて、静かで良いところでした。昔、どこかの渓谷で流しそうめんしたり、泳いだりしたのを思い出しました。今回一緒に登った女性人も楽しんでいましたね。その姿は川を遡上する鮎のように(水を得た魚とはこのことか?)、生き生きと水と戯れている姿は羨ましかったです。次回はザックも泳げるようにして、一緒に沢を魚のように遡上したいと思います。

 

   夏は沢へ行こう                   智H

  気持ちの良い沢でした。谷の下流より青緑色のきれいな色の水の色。堰堤を通りすぎ入渓する。最初は水が冷たく感じたが慣れると気持ちよかった。遡行開始30分くらいで元腰大滝に着く。ザイルで確保してもらいプルージックで登る。大きな淵では泳いで進んだ。分岐が何度かあり元腰谷源流を探し進む。

私たち以外のパーティも来ており(岡崎から?)何回か抜きつ抜かれつの関係となった。沢は面白いがやはり危険が一杯である。

気を抜くと滑って肘・膝が青あざで、うーんやっぱり未熟な歩きをやってるから・・と反省する。遡行図もまだまだみれず。先輩方また連れて行ってください。勉強することがまだまだあります。

水沢峠からの下山は林道歩きであっというまにゲートまで降りてきた。

ヒルは大丈夫そうだねぇと話していたがやっぱりいました。鈴鹿の夏山は油断禁物。 


〈記録:智H

06:00 知多信図書館前P

  鈴鹿スカイライン大河原橋左折

07:40 元腰谷P、ゲートを通過し林道を歩く

08:09 入渓準備ヒル一匹発見

08:25 入渓準備後5分程歩き入渓、大小の淵・元腰大滝通過

10:00 小休憩 分岐

10:15 出発

11:00 仏谷分岐 滑がふえる

11:30 大きな石を左岸にまく、右手にザレ場通過

12:12 稜線に出る、大休憩 更衣

12:31 出発12:44 水沢峠・タイムリミットの為、水沢岳カットする
   下山15分程で林道にでる。林道たまに林の中

13:57 入渓準備地点

14:05 ゲート

14:14 元腰谷P(更衣)

14:25 P出発

16:10 知多信P着