上信越 雨飾山 (2840m)
日程:2013年7月25日(木)〜26日(金)
目的:夏山を満喫
ルート:登山口〜荒管沢出合〜雨飾山往復
<メンバー> L:和T 他 4名
歩けど歩けど・・・ 和T
小谷温泉からの登山口を出発。
最初はワイワイ、ガヤガヤと賑やかにブナ林をジグザグに登って行く。荒管沢の歩く場所はまだ雪、残雪を慎重にトラーバースする。双耳峰の雨飾山の山頂が見える。沢を渡り切ると急登が続く。視界が開けると沢の雪が見え、花々が楽しませてくれる。岩場の梯子を上り、笹平に着くとそこは素晴らしい花畑。花はあまり期待していなかったので嬉しい。雨飾温泉からの分岐を右に見て、笹の中の急登をひと登りすると山頂。南峰でお抹茶を頂き、北峰の石仏にお参りして下山。登りはそんなに遠く感じなかったのに下山の長いこと、歩けど歩けど登山口に辿り着かない。道が引き伸ばされている幻覚さえ感じた。
お花畑に感激 敏K
長野県小谷村と新潟県の糸魚川の県境にある雨飾山へ行って来た。以前、紅葉の時期に雨飾温泉の方から登り稜線で大渋滞に遭遇。もう少しで喧嘩が始まるところだった。ここは人気の山なんだとその時思ったことがあり、北アルプスから日本海と360度の展望が楽しめれる山と言われている。
今回は小谷温泉コースを登る。雨を心配したが皆さんの常日頃の行いがいいのか合羽を着ることはなかった。急坂を登って急坂を下る。プラス短い笹平近辺の稜線歩き。そんなコースだったかな?急坂を登って登って急坂を下って下り下りた山行だった。でも、すばらしいお花畑を目にすることができた。私にとってほんと久し振りに見る光景。心休まる景色。種類も多く家の庭にそっと持ってきたいと思うほどうまく納まっていた。絵になっていたお花畑だった。
松田さんを思い出して 晴B
松田さんと登ってから、15年ぶりに雨飾山に登る機会がありました。登山道は4コースあり、今回は小谷温泉コースでした。人気の山なので、前回は山頂直下、とても待たされた事が、思い出されました。
今回は、歩きやすかったものの、15年経ち、こんなにも長い道のりであったのかと驚きました。
高山植物が美しく、(あまかざり)というやさしい響きの、新潟県と長野県にまたがる山。下山後の、おたり温泉も、昔懐かしい、ひなびた温泉でした
リベンジの雨飾山 きよI
一時期、山用品のお店に行くとポスターが貼ってあった雨飾山。その頃(まだ山の会に入会はしてなかった)登ってみたが残念ながら頂上付近は雨。日本海どころか何も見えない。そのリベンジでとトライしてみた。
駐車場からいったん緩い下りを抜けると木道のハイキングコース。清らかな小川が流れていて川魚が泳いでいる。この山の標識は11分の1、という形で表示されていた。ジグザグに登り広いブナ平、美しいブナの巨木に囲まれた場所に出る。暫く進むと荒菅沢が現れる。まだまだ雪渓で渡り抜く時は汗だくの体に清涼感が染み渡る。沢で出あった、おじさんが(これから急登だからね)と力を込めて励まして下さった。沢の左上に白い巨大な岩が見え、この山が高度の割にスケールの大きい山なのだと実感できる。
さて、本当にキツイ。11分の7から9まではロープの付いた狭い岩場の急な登りが多く、神経も体力も厳しい。でもその厳しさに勝るお花の美しさ。キンコウバイ、シモツケ、ナデシコ、ヒヨドリソウ、サンカヨウ、イブキジャコウソウ、オタカラコウ、メタカラコウ、ユリ等々、まるでお花畑。これ程までに咲き誇ったお花の山に入ったことがない。最後のハシゴを登りきると熊笹の茂る平坦なコースに出る。笹野の景色と平らな道でホット一息入れて、最後の坂道を登って頂上に着いた。あいにく少しガスが出て、期待した日本海は見えなかったけど、頂上でいただいたお抹茶は本当に美味しかった。とても爽やかな気持ちで感動。下りは、皆、快調で一気に下りて行く。気が付いてみたら下山していた。思ったよりキツイ山だったけどとっても楽しい山だった。
<記録>
7月25日(木)
13:30 阿久比町役場
17:30 リゾートヤマイチ泊
7月26日(金)
7:30 ヤマイチ発
8:20 雨飾山登山口発、小川沿いの木道を2/11地点までここからジグザグの登り
9:00 ブナ平・・・・・・・:05発
ブナの木が鍋倉山のように豪雪で幹が地面と平行に生えている
10:05 荒管沢・・・・・・・:10発
右上に白い巨大な岩(雨飾山)が見える
11:15 9/11地点・・・・・・:20発
ロープのついた狭い急な岩場を通り、最後にハシゴを登ると、熊笹の茂る平坦な所に出る、最後に100mほど急坂を登ると山頂
12:05 雨飾山山頂・・・・・:30発
14:05 荒管沢
15:10 2/11地点
15:30 下山