鈴鹿 水沢岳(元越谷 沢遡行)
日程:2013年8月18日
ルート:大河原橋〜元越谷(沢遡行)〜水沢峠〜(登山道)〜大河原橋
メンバー: L 和田 達也 他 5名
<確保なしで登れるなんて・・・すご〜い!>
<確保があってもドッキドキ!!!>
<水の中は最高!でも泳げない人は・・・来年こそは泳ぎたい!>
やっぱり夏は沢 一則O
お盆を過ぎても今年の猛暑は陰りをみせず・・・今夏2回目の沢。前回、先月7日の元越谷のメンバーが2人入れ替わり、1人が不参加となった。目的は、現在地を確認しながらの遡行だ。
約15mの元越大滝、前回は滝の右側を巻いたが、今日は直登する。トップは、リーダーの和田さん。2番手以下はプルージックで登る。取り付きは岩が滑りやすく、ホールドが容易にみつからないため、手間取りながら登る。滝の上部も難所だが、皆何とか登りきる。あとの道中は、4〜5mの滝で、2箇所ほど上からシュリンゲで引張ってもらい登ったところあり。
沢をつめて稜線へ。前回よりも南の稜線へ出たが登山道でなかったため、地図、磁石、さらにはGPSを駆使して現在地と進む方向を確認。30分ほど彷徨い?ながら登山道へ。
沢登りは、遡行してから下山する道へ出るまでが結構難しいようだ。少し方向が違うだけで、目指してたところと違うところに出てしまう。
でも、メンバーみなさんのお陰で、無事に帰って来れたことに感謝。
夏の晴れた日の沢はいいですね。
仏谷左俣を行く 和田 達也
5年ぶりに沢靴に足を入れた。憎敵奴に真赤な俺の血を吸われないことを願って。
エメラルドグリーンの沢渓で美しい元越谷は先から知ってはいたが行くチャンスがなくこの年になってしまった。パーク地点から林道を歩くこと数十分で入渓する。元越大滝までの滝は泳ぐのに丁度よい水温でへつることもない。大滝はヌルヌルで嫌らしかったが、ザイルで確保して貰って落口に出た。他のメンバーにはプルジックで全員登って貰った。尚も幾つかの小滝を終えると2俣になる。左は元越谷本流だろが右の仏谷に入る。しばらく遡行すると右からの流れがある。仏谷右俣だろう。ネット情報でいま一曖昧だったが、ここで初めて沢の形相が分かった。迷うことなく仏谷左俣に入ると結構面白い。ナメあり滝壺では泳いだりヘつったりクライミング要素もありで最後はブルッと来て、もう水の中に入るのは嫌になった。元越谷・仏谷左俣の大河の一滴が終わるところで適当に尾根を目指して詰め上がる。沢登りは詰め上がってからが難しいのだよ。良子ちゃん・・・・
元腰谷―2度目 智H
今年二度目の沢、前回と同じ元腰谷である。なんとなく気持ちに余裕がある。水は、やはりきれいなエメラルドグリーン、水量は少ない。とはいっても元腰大滝を登るときには先回とは違いドキドキした。なにせ滝に真近の岩だ、登るのに懸命でプルージッツクを移動するのをつい忘れ注意をうけた。気を付けないと。でも登り切ったときはやったぁという高揚した気持ちだった。
今回の目的は地図で確認しながら進むこと。だったが、先回の記憶が先にきてしまいコンパスで確認することも少なく、本谷のつもりで仏谷に入っていた(前回も仏谷を登っていた)、また、登り切ったところも稜線ではなく、西よりの山の途中だった。GPSで現在地を確認できたため本来の水沢峠に続く登山道に出ることができた。今回二回目ということで記憶に頼りすぎ判断すべき二俣の谷を確認せず進んだことがこのような結果となった。地図読みとコンパスもっと勉強しなくては。そして今回GPSに助けられその性能に脱帽、必要物品です。
怠慢 良I
狙った稜線に上がれなかったのは、私のせい。きちんとコンパスを見れば、間違わなかった。「先月と同じ沢、同じように詰めた。先月より水沢峠に近い方に出たい。だから左側、左側と上がって行こう」という安易な発想。それが大きな間違いだった。私の怠慢。皆様、たいへん、失礼いたしました。これからは、たとえ同じ沢に行っても、コンパス片手にきっちり歩くことを誓います。沢自体は、先月より水量が少なくて、ヘツリより果敢に中央突破?溺れかけても「ギャハギャハ」笑って助けてくれない仲間たちの冷たい仕打ちにも負けず、とっても面白くて、楽しくて、はしゃぎ過ぎちゃいました。
夏は沢登り! 光K
1年振りの沢なのに、晴天続きで水が無いのではと心配しましたが、山はたくさんの水を蓄えており、思いっきり沢登りを楽しませてくれました。
足まで浸かる程度だけではなく、泳いで渡渉するポイントが何箇所もありズブ濡れになりながら楽しみました。さらに、大滝は巻道ではなく直登に挑戦しました。水量が減っているため水圧は問題なかったのですが、岩がコケで滑りやすく確実に一歩ずつ確認しながら登りました。確保しているとはいえ、すごくスリル満点の登攀になりました!
やっぱり暑い夏は沢登りが最高です!
沢詰めは難しい! 裕T
2度目の沢登り、今回はしっかり泳ぎました。水量が少ないこともあり、岩をへつらず、泳いで滝に取り付き、直登。大滝では和田さんがトップで滝の岩を登る・・・、見ているだけで緊張。その後、プルージックにて全員滝を登る。先回は巻いたが、今回は水量が少なかったこともあり滝を登ることが出来た。
先回と同じルートを通っていた、少し油断があった。GPSで確認してみると仏谷に入っている模様。先回も仏谷に入っていたようだ。最後の詰めの時、どうせ尾根にでると、方向を確認しないまま左の沢を選んだ結果、稜線上に登山道はなく。GPSで確認すると県境の稜線とは違う稜線に出ていた。登山道を歩かない沢詰めは難しいことを実感。また、GPSのありがたさも実感した山行でした。
記録:天候:晴れ
06:00 知多信半田図書館前 発
07:25 元越谷P着(ゲート前)、他に車なく、今日は一番乗り
07:35 出発、林道を歩く
07:55 入渓準備、入渓
09:00 大滝直登、Lがトップで登り、その後プルージックにて全員登る。
11:00 休憩
(先回と同じルートをたどるが、GPSにて確認するとこのルートは仏谷。)
12:30 稜線に出る。(登山道なし)
13:10 登山道に出る
13:22 水沢峠
14:40 ゲートP
16:40 知多信P着 <裕T記>