中央アルプス
三の沢岳(2846m)・宝剣岳(2931m)
<静かで雄大な三の沢カールを眺めながら…>
<宝剣岳山頂にて。鎖がしっかりついていました。>
<日程> 2013年 9月 19日
<山行目的> 涼、岩、花を楽しむ。
<ルート> 千畳敷〜三ノ沢岳ピストン〜宝剣岳〜乗越浄土〜千畳敷
<メンバー> L:良子I 他 3名
靴底にご注意! 清子S
三の沢岳は何年振りだろう。極楽平より大きな山容がよく見えて、行く筋がはっきりしている。登ったり下ったりだから、比較的楽にずんずん近づいて行く。千畳敷の賑わいに比べて登山者は極めて少なかった。眺めもどの角度からも良く、ちょっと暑すぎるくらいの青空も、時々ガスが上ってくるとホッとするくらいの、贅沢な登山日和。宝剣岳も雄々しくそびえているものの、新しい鉄鎖、しっかりしたホールドが付けてあり、大勢の人がより安全に登れるようになっているので、注意さえ怠らなければ大丈夫。乗越まできたら、ワンサカワンサカといるツアー客や登山者がカールやロープウエイ乗り場にいるのが見える。夏の花々がいっぱいのとても楽しい山行だった。
そうそう一大事、私の靴底が微妙にはがれそうになった。(宝剣岳の登りで気が付いた。)まだ比較的新しいのですごいショックだった。途中ではがれそうな程の感触はなかったものの、フラットに靴をおこうと、足場をすごく選んでしまった。仲間に大笑いされないようにね。
お花畑ステキ! 裕子S
かねてから行ってみたかった三の沢岳に行くことになりました(宝剣は行きたくないですけどね。)
ロープウェイを降り、歩き始めると花がいっぱい。あの花は?この花は?と名前を聞きながら歩くと、あっという間に極楽平。稜線に出るとまた違った風景が見え、気持ちが切り替わります。
三の沢岳はアップダウンがあるというものの、いいリズムで歩くことができました。しかも、山頂付近にはまたまたステキなお花畑!そんなに花の名前は知らなかったはずなのに、知ってる花が増えるとこんなに花を楽しめるものなのですね。
アップダウンが多い山は、帰りもアップダウン。あっぷあっぷいいながら登り返し、いよいよ宝剣岳へ。あちらこちらで鎖がキラキラ光ってとても心強いです。しかもよくよく見ると手足を置く場所は沢山あって、ぐいぐい登ることができ、あっという間に山頂に着きました。ただ、宝剣山荘方面への下りは、ドキドキで、鎖を伝って慎重に・・・。無事に降りられてホッとしました。
お花に景色にと贅沢な山行で、大満足でした。
三の沢と宝剣の贅沢山行 優子S
お盆を過ぎた平日をうまく利用して、休日は混雑するロープウェイを使った人気の山を計画しました。想像以上に空いていて天気も良くとてもラッキーでした。静かな三ノ沢と、険しい岩の宝剣岳を一度に楽しめ、すごく満足できた山行でした。高山植物もたくさんの種類を堪能することができました。はじめて見る花の名前を聞いては、まるで英単語を覚えるようにその場で声に出してみるのですが、すぐにはなかなか覚えられません。帰宅してから図鑑を眺めてみるのも楽しみのひとつとなりました。
チングルマは花とふわふわの毛と両方見ることができました。可憐な花も、猛々しい岩も大好きです。次はどこへ行こうかな。
<記録>
4:00 阿久比町役場発
6:30 菅の台バスセンターにてバス乗車(バス15分待ち)
7:20 駒ケ岳ロープウェイ乗車(ロープウェイ20分待ち)
7:40 千畳敷駅、登山口発、神社の前で無事下山を祈願する
8:15 極楽平
:30 三ノ沢分岐
9:10 休憩(15分)ハイマツが左右から伸びていて登山道が隠れて歩きにくい所がある。花と三ノ沢カールを満喫する。
10:15 三ノ沢岳(25分休憩)
11:40 休憩(10分)
12:25 三ノ沢分岐(5分休憩)岩場の連続だが、鎖などがしっかりしている
13:05 宝剣岳頂上、 高度感は抜群。写真を撮って早々に下山する。宝剣山荘、乗超浄土を通過して千畳敷へ。観光客が非常に多かった。
14:00 ロープウェイ乗り場千畳敷駅着(60分待ち)
15:00 ロープウェイ乗車
15:20 バス乗車(5分待ち)
16:15 菅の台バスセンター発 帰路へ
ミヤマダイコンソウ、ウサギギク、チングルマ、タカネグンナイフウロ、クルマユリ、オオヒョウタンボク、ハクサンイチゲ、ミヤマダイモンジソウ,コバイケソウ、などなどたくさん楽しめました。
[記録:優子S]