奥秩父 金峰山 (2595.0m

      


<日程> 2013年9月14日(土)晴

<山行目的> 百名山へ行く

<ルート> 廻り目平キャンプ場〜林道終点〜金峰山ピストン

<メンバー> L:良I 他 5名

風が秋風に            由記H

三連休の初日、明日から雨になる予定・・・。雲もあちらこちらでどんより重たい感じでしたが、何とか金峰山は雨は関係ない感じに無事すみました。

キャンプ場を出発してすぐにかわいいわんこ2匹に出会い、クライミングをしている方を眺めながら林道を突き進みました。分岐を過ぎてからの登山道は急登もなく心地のいい登りでした。時たま吹く風に秋を感じながら、あれよあれよという間に小屋に到着。小屋から山頂までは今までの道とは変わり石ばかりになりました。登り切った頂上での大休憩はとても気持ち良かったです。時間が許せばそのままお昼寝をしちゃいたい気分でした。そしてとてもたくさんの人でにぎわっていました。帰りに小屋によると行きにはいなかった小屋のわんこがお出迎えを!とても愛想がよくてかわいかったです。

 

キノコがニョキニョキ。            洋S

奥秩父山系の金峰山に行ってきました。台風18号が日本列島に接近し影響を及ぼす前日の山行でした。晴天の下、楽しく歩くことができました。

9時少し前に廻り目平キャンプ場を出発。登山口までの林道を歩きます。左手には西股沢が流れ、右手にはスラブと大岩があり、クライマーが挑戦していました。1時間ほどで林道は終わり、瑞牆山との分岐を左に砂洗川の丸太橋を渡り山中に入っていきます。暫くは沢筋に沿って水音を聞きながら登ります。道沿いには高山植物ならずキノコがニョキニョキまたはポツリと落ち葉の間から頭を出し、食指をそそる?目を楽しませる?兎に角キノコの話で盛上りました。

最終水場で沢を離れ樹林帯、苔むした雰囲気の中を、石を根っ子を落ち葉を踏み付け汗を掻き登っていきます。急登ばかりでなく緩やかな山道もあり修行一筋という道ではありませんでした。一休みの後、小ピークを越えた当たりで降って来た方(ちなみにほとんど人に合わないマイナーなルートの様です)に小屋までどのくらいと尋ねると「後少し、急登をすぎたら」・・・あと少しで直ぐについた例はなくまだまだと気合を入れ直しました。急登はあったものの、丸木で丁寧に踏み場が作られており歩き易さを感じました。樹林帯が開け明るくなったところで青いトタンの壁が見えやっと!小屋だと思いました。少し休憩。小屋から山頂までは170m30分程度の距離、あと少しです。これまでの山道とは全く違い岩歩きの連続です。晴れていたこともあり岩は乾いており滑る心配はありませんでした。12時半頃に山頂に到着、岩の上に登り大休止。五丈岩を眺め、老若男女なんと人の多いこと、まさに観光地と思いました。また東西に伸びる稜線ルートが伸びており多くの人が歩いておりまいた。それを見て歩きたいと。山頂の岩を降りて五丈岩の根元まで移動、岩を登っている人を少し眺め13時少し前に下山開始しました。整備されていたことから歩き易く、2時半には登山口の丸太橋まで下山しました。林道を歩き3時半に廻り目平キャンプ場に到着。金峰山は雰囲気があって、歩き易くいい山でした。

 

メルヘンの世界               優S

今回の登山では、生まれてはじめてきのこをたくさん見て、小人になって森の中のメルヘンの世界に来たような気分になりました。特に、赤い傘に白い柄をもつ「ベニテングダケ」は毒きのこですが、とてもきれいでした。ドイツなどでは「幸福のシンボル」として、ベニテングダケを山で見つけると幸せになると言われているそうです。ほかにも、サンゴのような形をしたホウキタケや、コケの間から生えていた高さ数ミリのとても小さなヒメコガサ、まだまだ、名前はわかりませんがたくさんの種類のかわいいきのこを見ることができました。「私って、もしかしたら花よりもきのこの方が好き?」と思うほど、ひとつひとつに、反応していました。

登山者が少なく静かで、苔むした森の中を歩くのはとても心が落ち着きます。小屋から山頂までは、岩歩きで、こちらも楽しかったです。

山頂からの展望はとても雄大で、凛々しい瑞牆山の姿も眺めることができました。

下りは半田ファミリーお得意の、あのスピードであれよあれよという間にキャンプ場に着きました。

 

きのことコケ                          真琴Y 

キャンプ場から林道を1時間くらい歩いてやっと登山口に到着。この林道が長くて歩きにくくて辛かったです。橋を渡ってからの登山道は、とても歩きやすく気持ちよく歩けました。小屋から山頂までは、それまでの歩きやすい登山道とは違い岩?石?がたくさんあって、その上を歩いて山頂に到着。山頂にある岩の上はとても気持ちよく幸せな気分に♪五丈岩に登っている人を眺めながら、しばし休憩をして下山開始。金峰山の登山道は、至る所にきのこが生えていて、歩きながらいろんな種類のきのこが見れました。漫画に出てきそうないかにも毒キノコってのもありました・・・。コケもきれいな緑で蕾を持っていて美しかったです。みなさん楽しい山行を、ありがとうございました!

 

いい気持ちぃ〜               良I

沢沿いの林道歩きから始まる登山道は、歩きやすく、この時季はキノコがいっぱいで、かわいいのやら、毒々しいのまでいろいろな姿がある。高度を上げていくと高山植物には実がなり、草紅葉が始まっていた。夏の終わりを感じ、ちょっぴり寂しい。山頂付近は人で溢れている。私たちが登ったルートは静かだったので、人の多さに驚いた。あっちのルート、こっちのルートから人がやってくる。稜線上にもたくさんの人が歩いているのが分かる。そんな山頂で私たちは大岩の上に登って、五丈岩に次々と登る人たちを見ながら、昼寝でもしそうな勢いで休む。暑くも寒くもない山頂は、展望も良いし、気持ち良くて、何時間でも居られそうだ。人気のある山は、やっぱりそれ相応の理由があるのだと実感した山行でした。

 

きんぽうさん?きんぷさん?          裕S

 クライミングの聖地というだけあって、金峰山荘周辺には人が多かったのですが、登山口から山へ入るとほとんど人に会わず、静かな山を楽しむことができました。登りが続くと、平坦な場所が現れ、とても気持ちのよいリズムで進むことができ、樹林が日差しを遮ってくれたおかげで涼しく歩くことができました。途中金峰山を一望できる場所にでると、木々の裾野に、どかーんと岩岩の白い山。「これぞ百名山!」と景色に満足しました。

 金峰山小屋を越えると景色は一変。岩だらけの中を歩きます。そして、人人人人。よくもこれだけの人がいるなあと感心。

山頂の岩の上に乗って休憩していると、五丈岩を一望できました。五丈岩にも人が群がっていて、特に頂上付近は足場が狭い様子。慎重に歩いている様子がよくわかります。特に頂上に登る最後のところが登るのは良いけれども、下るのにはちょっとこつがいりそうで、戸惑ってやり直している姿もたびたび見かけました。五丈岩に近づいてみると、思った以上に大きくてこれまたびっくり。また度胸がついたら登りに来ようと思います。

「きんぷさん」「きんぽうさん」と地域によって呼び方が違うみたいですね。山頂で、「きんぷさん」と言っていたら、「関東から来られたのですか?」と聞かれました。長野県の人は「きんぽうさん」と言うみたいですね。

 

<記録>

410  阿久比町役場発

850   廻り目平キャンプ場発

945  ヨバリ沢の分岐(5分休憩)、 沢の音が心地よい

 950  休憩5分
1000  砂防堤(林道終点)

1045  2300メートル付近(10分休憩)

1155   金峰山小屋(5分休憩)、 ゴロゴロした岩の上を歩く

1225  金峰山頂上着(25分休憩)、五丈岩を登る人たちを眺めながらくつろぐ。

1250  頂上発、五丈岩の前を通り小屋へ

1315  金峰山小屋(5分休憩)

1430  砂防堤(10分休憩)、林道脇の岩壁に挑戦している人を横目に、通り過ぎる。

1530  廻り目平キャンプ場  【記録:優S】