北アルプス 乗鞍岳(3026m)

 

         

 

<日 程> 2013年10月6日(日) 晴れ

<目 的> 乗鞍岳の紅葉を楽しむ

<ルート> 畳平P〜肩の小屋〜剣ヶ峰山頂(ピストン) 高低差324m

<メンバー> CL:和田  達也 他 3パーティ 16名

5:30 阿久比役場発

9:05 畳平P着(2702m) 9:25 発
9:35 登山口
9:54 富士見岳(2818m) 殆んど雲一つない青空。眼下の位ケ原の赤・黄・緑の紅葉の中を走
   るエコーラインが見事なコンストラストを描いている。ビューポイントなので混雑
   している。剣ヶ峰への稜線には蟻の行列のような人影。

10:05 車道通過
10:25 肩の小屋着 トイレ休憩 
10:35 発。子供を含めた多くの老若男女が道狭しと行きかう。皆んな笑顔だ。
10:13 蚕玉岳(2979m)
10:18 直下にある頂上小屋への分岐を通過。小さな板切れに小屋への矢印がある。右側の
   岩場の登山道を進むと、多くの下山者とぶつかり「コッチは下山専用だよ」との事
   謝りながら頂上へ。
11:33 剣ヶ峰着 凄い人でごったがえし腰も下ろせない。写真撮影も順番待ちでけんか腰
   のオバサンもいた。
   最後のパーティ到着を確認後、早々に下山。
11:45 発 もったいないような景色の中を、ロイさんを先頭に軽快に下る。
   直下の分岐標識を再度確認するが、登り・下り専用の表示はない。
12:35 肩の小屋着(3026m)陽射しが強いので小屋脇の陽陰でラーメン屋台開始。
   美味しくて一個分完食。H子さん差し入れの稲荷寿司は、バスの中で美味しくいた
   だきました。

13:13 発

13:44 畳平P着 寒く感じる。見事な紅葉と素敵な仲間に囲まれて、幸せな一日でした。
   毎日8kmを歩くトレーニングで減量と筋力アップに大成功されたロイさんは、
   「セイカ有りました〜^0^」と満面の笑みです。今回は、相変わらず元気で輝
   いている奥さまの敏Rさんもご一緒でした。         
                              [記録:マリE]

 

記 憶            和田 達也

 ロングロングタイムアゴウ、

そうだなー40年以上も前に1200ccのサニーで畳平まで来たことがあったなあ。結局は雨で畳平にて一泊して帰った記憶がある。

 今朝は良い天気で、乗鞍スカイラインを走るバスの車窓からレッド、ピンク、イエローと色づき始めた紅葉と樹林の間からは、モルゲンロートの穂高の山々が目に飛び込んでくる。穂高の山容や他の山々が見えたのはこの時だけで、歩き始める頃にはもうガスが上がって来た。近くの山や、眼下のスカイライン沿いの紅葉に歓声を挙げるのみで、只々観光地化された大渋滞の登山道を、土埃りを浴びながら、これまた大混雑の乗鞍岳の山頂を初登頂したことになる。

 

緑のハイマツと真紅のナナカマド  清子S

 畳平までは行ったことがあるものの、この有名な乗鞍岳に、かつて一度も登ったことが無いのに気が付いた。初めての剣が峰に良い天気に恵まれて、素晴らしい紅葉を眺めながら登ることが出来たのは、本当に嬉しかった。それに、何といっても3,000m級の山はゆったりと大きくて、眺めは抜群。…という訳で人・人。ちょっと、びっくりでもあった初乗鞍岳でした。こういう山行も楽しくて、「有りだぁー」という感じ。

 

紅葉に誘われて                    きよI

 乗鞍の紅葉は今が一番。と我が家のだれかさんが教えてくれた。その言葉を耳にしたから、もう、ワクワク。スカイラインを走っていると笠岳が手に届きそうに素晴らしい存在感であらわれた。眠っていた私に景色が素晴らしいと後ろから言葉がかかる。寝てる場合じゃないと窓の外を見た瞬間息が止まった。こんな近くに山々が現れるなんて。感動。目的の乗鞍に登る前に大満足。

畳平から富士見岳経由で肩の小屋へ。これからがひと頑張り。しかし人が多い。あちらこちらで渋滞になっている。私たちのパーテイが出発してすぐ後方から〈私達も行くか〉の声が聞こえた。何と列を組んで歩く私達の両横から追い抜こうと割り込んで入ってくる。えっ?えっ?危ない。なに?ひたすら前の天野さんにくっついて歩く。でも、でも。危なくて怖い。どこやらの山の会らしい。が皆、自由勝手に我先に歩いている。半田ファミリー山の会の紳士淑女とは大違い。私は淑女のお仲間でホントに良かった。

山の会の良さを改めて認識できたし、お昼のラーメンも美味しかったし、頂いたお稲荷さんも美味しかったし、久しぶりにお会いしたロイさんの英会話教室も身になったし、充実の一日でした。オータムリーフに誘われて、です。

 

オータムリーフ                   由美H

2〜3日前の夕方に丁度、乗鞍の紅葉をテレビで見ていたので、早く、自分の目で見てみたいと思いました。富士見岳からの眼下には位ヶ原が広がり、ナナカマドの赤とダケカンバの黄色、ハイマツの緑の三色が鮮やかできれいでした。里山の曼珠沙華の赤と稲穂の黄色、そうそう新美南吉のごんぎつねの童話のイメージとよく似た景色でした。

 3年前に乗鞍に登った時は、8月でコマクサやうさぎぎくが咲いていたこととを思い出しながら歩きました。その時もラーメンでした。山でのラーメンは格別ですね。帰りにバスの中で、だれかがロイさんに紅葉は英語でなんというのですかと尋ねたら、オータムリーフと答えが返ってきました。

 秋というとやはり人生後半という連想してしまいますが、うちの会の人たちは皆さん元気で楽しんでいます。いいことですよ。

もうすぐ60歳の私ですが、皆さんを見習い元気で山登りしたいです。これからもよろしくお願いします。

 

まったりと                  佐枝M

 雪の無い乗鞍岳に登ったのは25年あまり前かな?小さかった子供達と初めて夏山登山をした思い出の山だ。考えてみたら紅葉の時に登ったことが無かった。東側の位ヶ原の紅葉は赤、黄、緑と錦に色づきとっても綺麗だったが、人、人、人の山頂には驚いた。

孫達といつか登れたらいいなあ。

 

天気も紅葉も人でも          良O

 娘と孫がお世話になりました。寒いかと2人の為に毛糸や軍手の手袋、ネックウオーマ、セーターなどを持って行ったが、天気に恵まれ、景色も最高、人出も山頂に向かってゾロゾロ並んでいる。登りは見えるから良いが、下りは後ろから黙って追い抜いていくので気になる。孫は山で食べるラーメンが大好き。賑やかで観光気分も味わいながらの山行でした。

ひと・人・人!             貴美H

 車窓から笠ケ岳、槍ケ岳を見ながらウキウキと畳平に。歩き出してすぐ私の歩くペースが遅いので、前のパーティと離れてしまうがそのまま登る。この状態は下りもしかりで駐車場でメンバーを待たせました。

 富士見岳から剣ヶ峰に登る人の行列が見える。人・人。肩の小屋からの登山道は登る人、下る人で混雑している。足元の良い所を探しながら登る。その内に吐き気がしてくる。休憩を取り眼下の景色を見て一息入れて登るも気分ますます悪くなる。ザックをデポして山頂に。山頂で写真を撮る順番待ちで殺気だっているのに驚いた。すぐに下山する。

 肩の小屋まで下っても気分が良くならずラーメンを残す。その先の下りもペースが上がらず途中でザックを持ってもらう。何だかんだとメンバーに助けられながらの山行が多くなり心苦しく思うが、下山した時の気分が忘れられず止めれないので・・・・

 

凄い登山者               英世A

 暑い暑い夏も過ぎ、あっという間に紅葉の秋を迎えてしまった。今年のような高温の気候では紅葉は如何がなものか?

 心配された天気も当日は晴れ渡り絶好の登山日和となった。マイクロバスで丁度補助席も使わず乗車でき遠距離も楽に行けた。

 畳平駐車場に着いた時に、見渡せば駐車場はガラガラで大型バスが3台ほど見えただけ、これは静かでいいと思った。

早速、歩行開始3パーティーに分かれ出発、まず富士見岳へ登る。肩の小屋まではなだらかな登りだ。ここから山頂の方を見れば人がいっぱいいるようだ。登り始めると案の定すごい登山者だ。スカイラインはマイカー乗り入れ規制、定期バスで入山しているようだ。大渋滞で丁度富士山の9合目辺りを登った時を思い出した。それでも谷間を見れば赤・黄の紅葉が見事だ。綺麗な紅葉に満足する。

山頂剣ヶ峰は超満員とても座るようなスペースはない。早々に下山するも行き交う人人でいっぱい手軽な乗鞍岳の人気だろう。