北アルプス 涸沢(2307m)
<日 程> 2013年10月10日(木)〜11日(金)
<目 的> テント泊の練習
<ルート> 上高地〜明神〜徳沢〜横尾〜本谷橋〜涸沢 ピストン
<メンバー> L:みきY 他 4名
テント生活は如何? みきY
テント生活がしてみたいと言われていたので、それなら涸沢で今でしょということで計画をしました。台風が心配でしたが早く通過してくれ、爽やかな中を歩きました。いつ来ても魅力が一杯、雄大な景色は歩ける幸せを感じるルートです。今回は山頂部に雲が掛り大パノラマはお預けでしたが、それでもここはやっぱり別世界だ。紅葉は今一かな?
本題のテント生活はそれなりに一生懸命さが伝わり、これから何度も経験をして身に付けて行ってほしい。テントBを持っていたのですが、本当に雨漏りがするのですね。朝、散策をして帰ってきたらテントの中は水浸しでびっくりです。夜でなくて良かったです。
3連休なのでテントの争奪戦も激しかったようで、苦労したようです。昔はこんなことはなかったのに、テントもたくさんあるのに、皆さん活発は良いですが良識ある扱いをしてほしいものです。
久しぶりの11Kは堪えます。皆さんから遅れる事常に5分情けない。
紅葉の涸沢 テント泊 由美K
10月10日〜11日に涸沢にテント泊をしてきました。河童橋から梓川を左手に見ながら広い林道を歩く。そして横尾山荘前の横尾大橋を渡って横尾本谷に入っていくと、ここからは道も狭くなり登山らしくなってきた。左手には屏風岩が見え岩壁が光っている。すごい存在感!!!でっかい!!!
本谷橋は狭くゆらゆらと揺れる吊橋だ。面白い。ここを渡ると登りが急になってきた。紅葉がすごい!!あまりの美しさに、『わーぁ!きれい。ステキ!!』と自然に声が出る。
背中にはフライシート、食料の野菜、コンロ、燃料などが入った、いつもより重いザックを背負い肩の痛みをこらえながら頑張って登った。
テント場に到着。今回の目的であるテント張りを不慣れなメンバーで頑張って、やるぞー!!吉川さんの指導のもとモタモタしながらも必死にテントを張った。
その後は、お楽しみの夕食。焼肉、野菜炒め、ポテトサラダに味噌汁、なかなかうまい。夜になるとガスっていたテント場に星空が広がった。すごーい!!キレイ!!うっとり・・・そこまでは、調子が良かったが、トイレに行った帰りに、何と自分のテントを見失った!!!よく似たテントをうっかりと開けてしまうところだった。『私のテントに用事ですか?』と声をかけられビックリ。間違えちゃった!!ヤバイ!!迷子になった。私のテントはどこ???少し登ると皆の声が聞こえてきた。あ〜ぁ 良かった。メチャ笑われた。ハラハラ、ドキドキの一日が終わった。
朝、起きると残念なことに雨がパラパラしてきた。朝食の、お雑煮を作る。おいしい!!
カッパを付けて奥穂の登山道を少し登った。雨でガスっている。途中、一時的にガスが切れ、峰々が見えた。雄大で素晴しい景色が目の前に広がった。感激だぁ!!!もっと高く登ると、どんな景色を見ることが出来るのだろう。いつか奥穂、北穂、西穂にも登りたい。
仲間と楽しいテント泊が出来たことに感謝です。ありがとう!!
夢の涸沢カール!! 圭音H
紅葉の時期、一度涸沢カールへ行きたかったので、話があった時はとても嬉しくなりました。それも、テント泊です。でも、重い荷物を持って歩くのも初めてで、歩けるのか、シュラフで寝れるのか、心配になりました。
本谷から登りが始まるのですが、紅葉がきれいで、疲れも忘れどんどん登れました。テント場はすいていたので、便利な場所を選び、テントを張りましたが、時間がかかり、風がなくてよかったです。次は食事ですが、またまた段取りが悪く、練習して試食してこればよかったです。お肉はおいしかったです。雲の合間から星が見え、宝石を散りばめたようで、感動です。
次の日は、雨が降ったり、やんだりの天気で、雲がどんどん上がってくる様子は、山でしか見られないものです。写真をいっぱい撮り、ゆっくり過ごしてから、下山しました。紅葉の中の山歩きは、気持ちが良く、楽しい山行でした。
すばらしい紅葉 紀久S
山岳紅葉の名所、涸沢にてテント泊です。重い荷物を持って歩けるか不安でした。
さすが観光地、歩き出してすぐに上高地の シンボル河童橋に出た。常に賑わう絶景ポイントから歩いて明神、徳沢、道も整備されていて散歩気分!周りの色づき始めた木々は美しい。横尾を過ぎると登山コースしばらくすると屏風岩が立派で、回るように歩いて木谷橋ゆれてスリルがあるというより怖い。広い川休憩所を過ぎ、急勾配となり岩場となる。ナナカマド赤く鮮明で青い空に、赤や黄の木々が映えて見事です。美しい山の紅葉を見渡せる景色の中、きつい坂を登る。立ち止まってばかりで先へ進めない。感動!!
テント張りなかなか思うようにいかない。食事段取り悪かったが、肉・干物おいしかった。星も輝いて色とりどりのテントもきれいだった。
翌日ゆっくり下山。小雨が降ったせいか(マイナスイオン)草木が生き生きしてこれもまた、すてきでした。
梓川は、透明で見ているだけで心が洗われるようでした。本当に楽しい山行でした。
テント争奪戦 伸H
紅葉真っ盛りの涸沢へ、テント泊の吉報が入りチャンスとばかり参加しました。
メンバーは、頼もしい大先輩と積極的な新人三人組。その中に、テント泊では新人の私、テント張りを体験したいと思っていたところで、いい機会を得て有り難かった。
テント泊の為、天候と人出が心配でしたが1日目は天候に恵まれ、テント場も空いていてラッキー。山小屋は、ガラガラだったようだ。
上高地から涸沢まで距離にして16q 標高差800mを約6時間歩くコースは、本谷橋までほぼ平坦な道で、周りの景色を眺めながら歩く、あいにく穂高の頂きはガスって見えず。本谷橋からが本格的な登りとなり、涸沢の谷に入るとナナカマドの真っ赤な実と葉っぱ、ダケカンバの黄色い葉が鮮やかに色づき、思わず歓声上がる。重い荷物を担いできた甲斐があった。しばらく行くと広いガレ場に出ると正面に、紅葉した台地の上に涸沢ヒュッテが見え、ため息が出るほどの景色が広がる。ゆっくりと景色を堪能しながら、涸沢に到着。 テント張りは、リーダーの厳しい指導のお蔭で、スムーズに?組み立てることができた。テントの中での食事の段取りも、細かいところまで指導してもらい焼肉と干物をおいしく頂いた。夜のテント場の色とりどりの明かりもまた、風情があってよかった。
2日目は、起床と同時に雨が降りだし、古いテントだったため雨漏りがして短時間に水が溜まってしまった。就寝中でなくてよかった。今回は、紅葉のシーズンもあってかテントの予約が多くあり、確保が大変だった。予約のシステムの見直しが必要だと感じると同時に、新しいテントの購入を、お願いしたい。下山は、雨の為すべらぬように気をつけながら本谷まで下り、横尾近くになるとさわやかに晴れて屏風岩の斜面が光っていた。途中、人懐っこい猿の群れに遭遇、河原では餌を探す姿も見られた。上高地までの道のりで、やっと穂高の全景がくっきりと見えてきて感動!!
いつかは、穂高の頂きに立ってみたいなと強く思った山行になりました。メンバーの皆さん、素晴らしい思い出を有難うございました。
<記 録>
10月10日(木) 晴れのち曇り
04:00 阿久比町役場発
07:10 あかんだなP着 タクシー乗換え
07:45 上高地着 発 穂高はガスって見えず
08:35 明神着 発
09:35 河原で休憩
09:50 徳沢着 発
11:10 横尾着 発
12;15 本谷橋着 発 ここから登り
13:15 休憩 紅葉がみごと
14:25 涸沢テント場着 テント張り開始
20:15 就寝
10月11日(金) 雨のち晴れ
05:00 起床 小雨降り始める
08:10 テント撤収の後、下山開始
09:35 休憩
10:10 本谷橋着 発
11:00 横尾着 休憩 青空が広がり気持ち良
11:45 横尾発 やっと穂高の頂きを眺望
12:45 徳沢着 昼食タイム
14:10 明神着 発
15:00 上高地着 ツアー客で混雑
15:20 タクシー乗車
15:40 あかんだなP着 [記録:伸Y]