鈴鹿系 宮越岳(1030m) 鎌ヶ岳(1161m)


日時:2013年10月27日(日)

ルート:宮妻峡P〜水沢峠〜宮越岳〜鎌ヶ岳〜カヅラ谷分岐〜宮妻峡P

目的:積雪期の鎌尾根に向けての下見

メンバー:L 矢倉圭子 他 4名

 

初めての鎌尾根             洋S

 鎌尾根を通り鎌ヶ岳に行って来ました。目的は、積雪期の鎌尾根に向けての下見です。台風27号の通過後、冬型の気圧配置に変わると予想されており、尾根での風の強さも体感したいと思いました。

山行後の感想として、果たして積雪期にこのルートを登りきれるか、と思いました。このコースは急登・細い尾根・岩、その上強風、氷結などのリスクが一杯です。また、下りは雪で埋ると道が不明瞭となり道迷いの心配もあると感じました。

体力つくり、技術、地図読みなどしっかりとトレーニングが必要とあらためて感じさせられた山行でした。

初めての鎌尾根でしたが、起伏に富み、眺望も良く、楽しいルートでした。

 

積雪期に向けて        聖S  

  昨シーズン、行くことが出来なかった、積雪期の鎌尾根に行く為の下見という事で、鎌ヶ岳に行って来ました。

天気は快晴・・・の予定でしたが、曇り空からはポツポツと雨が・・・そして、水沢峠着くと、強風が吹き始め、風に煽られないように、足元に気をつけながらの歩きとなりました。

 水沢岳から鎌尾根にかけては、ガレ場・ヤセ尾根そして、岩稜帯となり、雪が着くと、どんな風になるんだろう!?と想像しながら進みました。鎌ヶ岳直下の岩場を登り、山頂へ。山頂は、沢山の人で賑わっていました。

下りは、カズラ谷分岐から、笹のトンネルを下り、一旦笹が切れたところで、右方向に。危うく直進しかかりましたが、踏み後がない事に気がつきバック。そこからは、ただひたすら下りました。残り1/4になると、両側に沢が・・・前日の雨で水かさが増している沢を3度渡渉し、ゴールへ。今回は、途中途中で地図を確認しつつ、矢倉さんの携帯のGPSアプリで現在地を答え合わせしながら進みましたが、まだまだ地図読みが甘い。中々正解率が上がりませんが、地図を確認しながら考えて歩くという癖がつき始めたかな。

最後に、鎌ヶ岳山頂で御在所方向に虹が。そして、水沢岳に向かう途中の林の中で幻想的な丸い虹を見る事ができ、とても印象に残る山行なりました。

 

トレーニング?       東洋K

 今回は全員が前日の恵那山(登山講座実技)にも参加したメンバーでした。前日は雨中でゆっくりだった反動からか最初からみんなペースが速い!休憩のたびに先頭を交代しながら登りましたが私が先頭のとき以外は完全にトレーニングのペースでした。(私が先頭のときは水沢峠までの急傾斜でしたのでゆっくり)

 今回鈴鹿にきたのもおよそ半年ぶりでしたが、鎌ヶ岳は近くで見ると本当に岩山!っていう感じです。水沢峠から鎌尾根〜鎌ヶ岳を見ると少しビビッてしまう自分がいました。足場の不安な中なんとか登ることができましたが今回は冬に登るに備えていい経験ができたと思います。

 

鎌尾根           矢倉 圭子

 毎週、台風が気になる中、晴天を期待しての出発だったが、生憎の小雨模様。いくつもの台風の通過で、登山道が崩壊していないかと心配したが心配無用だった。宮妻峡より水沢岳を目指すが、登山口までの林道の長さに通り過ぎてしまったのかと思うほどであった。登山口からは、しっかりと道がわかり迷う心配もなく谷道を進んでいけた。

風が強く稜線手前で休憩を取り、水沢峠に登りあげた。冷たい冬を感じさせる強い風が吹いており、防寒着を着て行動。道なりに進むとザラっと滑りそうな高度感のある花崗岩のザレた馬の背に出る。水沢峠を越えると、はるか向こうには険しい岩場が見えワクワクする。衝立岩を左から巻いて鎖のある岩場を登り、いくつもの岩場を通過。鎌尾根だ〜と感動するがあっという間に岩場は終わってしまう。やっぱり鈴鹿だからかな…。下山のカズラ谷は笹のトンネルだった。この道もわかり易く迷わず通過し、無事下山できた。

鎌尾根は、冬に来たい所だが、ヤセ尾根に岩場と滑落の危険があり、雪の状態にもよるが結構厳しそうだ。今年の冬が楽しみです。

 

風が・・・                 真Y

宮妻峡から水沢峠登山口までは林道歩き、霧雨を感じながら天気が良くならないかなと思いつつ空を見上げると少し晴れ間があり、頑張って登ろうと思えました。水沢峠の手前は急登があり、息を切らせながら登りました。それから馬の背はザレザレで滑らないように気をつけて登り、水沢岳を少し過ぎたところで、鎌ヶ岳が姿を現しました。あそこに登るのか・・・水沢岳からの下りのザレ地は、風も強く少しコワく感じたが、なんとか通過し、ここからアップダウンの繰り返しで体力不足を実感。途中、飛ばされるかと思うほどの強風で、ビックリしながらも慎重に歩きました。冷たく強い風だったので、途中でダウンを着ましたが、すぐに暑くなり、カッパに変更。防寒着選びも難しいなと感じました。

 

記録:

7:22 駐車場着
7:27 駐車場発
8:00 登山道

8:23 休憩

8:42 水沢峠通過

9:02 宮越岳

9:22 休憩

10:20 カズラ谷分岐通過

10:30 鎌ヶ岳山頂

10:50 出発

11:54 休憩

12:18 駐車場着