入道ヶ岳記念登山 ごくろう山行

鈴鹿 鬼が牙(488m)・臼杵岳(697m)




「長坂の頭」への分岐からの下降


「臼杵山」方面への白砂状の尾根を歩く


鬼ヶ牙から臼杵山をぐるっと回って下山。沢と出合った。登山口も近い。

 


<日程> 2013年11月24日(日)
<目的> 親睦山行・御嶽山の頂上に立つ。
<ルート> 石水渓〜鬼が牙〜臼岩・杵岩〜石水渓
<メンバー> CL:板津 彰伸  他 2パーティ 18名
<記録>

05:30 阿久比発

07:00 石水渓P 着

07:09 発、最初は目印はあるが、草に覆われて登山道が分かりにくい。

07:45 鬼が牙展望台、展望良好。紅葉がすばらしい。

07:58 鬼が牙山頂、パーティーごとに写真撮影。
08:05 岩場にてザイルを張る(考K、良I、裕T)。全員無事通過。
09:00 休憩10分

09:35 登山道が崩れているため(昨年は崩れていなかった)、ザイルを張る。全員無事通過。急なアップダウンが続く。特に船石前の急登はつらい。
10:38 船石、カップ麺をいただきながら30分ほど休憩。
12:04 臼岩 休憩10分
12:53 車道に出る
12:57 石水渓P 着【記録:景M】

 

初めての冬靴を履いてトレーニング(鬼ケ牙)

                      板津 彰伸

冬合宿のトレーニングで鬼ケ牙に行ってきました。今回はCLをやると言ったことには二つの理由がありました。

・危険個所の通過でザイルを洞井、板津以外でセットさせる。

・地図の整置をしてから山行をする。

危険個所のザイルセットは、考K、良I、裕Tの冬合宿組3名にセットしてもらった。セットとしては問題なく出来ていたようだ。何のためのセットなのかを考えないとただ単にザイルを張っただけになってしまう。落ちた時の方向はどちらか!危険個所には、人が立つように!緩んだザイルは緩みを取る!降りてきたメンバーは後から来るメンバーに注意を払う!セットしたザイルを早く回収する方法を考える!多くの事を考えて素早く正確に対応することの重要性を感じてもらえたことでしょう。洞井さんのザイルの張り方や岩場登りの直接指導もあり勉強になった事でしょう。

【地図の整置】に関しては前回のオリエンテーリングの成果があり多くに人が正しく出来ていたようだった。まだ全員が出来ていないのでこれからも毎回やってコンパスと地図を利用できるように指導していこうと思った。

快晴の天候の中、新人会員の成長を感じた山だった。個人的には初めての冬靴も苦にならなったがザックが軽すぎたせいかもしれない。

 

大正解、鬼ヶ牙       一O

 記念登山、ご苦労さん&お疲れさんということで、ほぼこの時期にこの「ご苦労山行」がされているようだ。そこで、今年も企画をしてみた。山域などいろいろ考えることが面倒くさかったこと、私が行ったことのない山だったこと、去年のごくろうさん山行で行った、この鬼ヶ牙を選んだ。

 この山、エアリアマップ(昭文社)には、登山道が破線でしか載ってない。ガイドブックを何冊か調べてみても、載ってないので、去年のもみのきを見てみた。アップダウンがあって、岩場もあってそこそこたのしめそうな山である。

 当日は、絶好の登山日和。この秋は、台風などで3回ほど山行を事前に中止したことはあっても、天気には割合恵まれている。入道の本番も天気はまぁまぁよかったし。

 車で石水渓を奥に入って、鬼ヶ牙の登山口近くの空地に駐車。明瞭とはいえない登山道を行くと30分ほどでザレ場の最高点(488m)へ。そこから鬼ヶ牙を往復する。

鬼ヶ牙山頂からは、新名神高速道路がみえ、景色はグッド。山頂からザレ場最高点までの岩場の斜面に合宿組が練習のため、ザイルを張る。全員がそのザイルにシュリンゲをかけプルージックで降りる。ベテランの会員も久しぶりのシュリンゲ使用に戸惑ったりで、通過に時間がかかる。わたしもザックの底の方に沈んでいたカラビナ&シュリンゲを取り出すのに他の荷物を一旦ザックから出して探す始末。この日は天気も好く、寒くもなく、トレーニングでもあったので、もたもたしててもゆるされたが、これが厳しい場面であったら、ちょっと危険。反省。

 それからアップダウンのある尾根歩きをたのしみ、舟石で大休止。記念登山のご苦労さんということでもあるので、実行委員の会計が用意してくれたカップ麺と焼き豚などのトッピングを添えて少し早いランチ代わりに食べる。テルモスに熱い湯を入れてきたはずだが、少し冷めてしまっているのか、麺のほぐれが悪い。それでもかまわずに食べる。少し冷えた身体にはうれしい温かな食べ物だ。

 前半と同じく、アップダウンの尾根を行き無事下山。約5時間40分の山行。なかなか面白かった山だった。

 下山してみると、私たちが登るときには1台もなかった空地には7〜8台の車が。ちょっとばかりマニアックでマイナーな山だろうが、秋の1日を過ごすにはいいところだとみんな知っているのだろう。

 鬼ヶ牙を選んで私は大正解と思った。

 お付合いいただいたみなさん、ありがとうございました。

 

冬合宿に向けて        東洋K

 山行中にザイルを張って確保、プルージックで通過したのはいつ以来になるだろうか?登山学校以外の実習以外でおそらく今年は1度もなかったように思います。そんな危険個所の通過もあった鬼ヶ牙。直接私がザイルを捌いて確保することはなかったですがザイルの張り方はどこに張って、もし落ちた際にはどちら側になるかといったことも考える必要がある、そんなことを考えて見なければならないと教えられました。

 登山学校も中途半端になってしまいザイルワークはまだまだ分からないことだらけですがこれからよく見て、そしてやってみて覚えていきたいと思います。

 また私にとっては今回が冬合宿トレーニングの初回、あと1月余り本番に向けて頑張っていきます!

 

低くても面白い!           裕T

 鈴鹿南部は標高が低く、新名神から見えているはずですが、これといったピークも見当たらず、これまであまり魅力を感じず、訪れることがありませんでした。今回石水渓から鬼ヶ牙に寄って一周するコースを登りましたが、標高は低くても面白かったです。冬合宿のトレーニングを兼ねており、その目的・意識を考える機会ともなり、また歩き方、ザイルワークについても勉強になりました。一つ一つ身に付けていきたいと思います。次は冬靴ではなく軽くて歩きやすい靴で登りたいです。

 

2年連続の鬼ヶ牙       良I

昨年も入道記念登山のご苦労様山行と、合宿のトレーニングを兼ねていました。昨年はルートも違うし、冬靴に加えて、真面目にボッカもしてたのに、今年は・・・甘いです。本番に向け、徐々に頑張ります。そして今回は、初めてロープを張らせてもらいました。いろいろとご指導をありがとうございました。こちらも、一歩ずつ頑張ります。

 

インフル明け         景M

 不覚にも、丁度1週間前にインフルエンザに感染。ちょっとやばいかな〜キャンセルした方がいいかな〜でも今からキャンセルは迷惑だよな〜とウジウジ迷っている間に日がたってしまったので、1週間もあれば大丈夫さと安易な考えでそのまま参加。そして当日…熱は下がって日常生活は何とか過ごせるものの、微熱、咳、鼻水と、完全に治りかけという最悪のコンディション。でもまぁ何とかなるかとまたもや安易に考えて出発しましたが、鼻は止まらず苦しいは、全然体力が戻っていなくて息は切れ切れ、足に力は入らないはで、後半はもうバテバテ状態でした。皆さんにご心配をおかけしましてすみませんでした。多分インフルエンザを移してはいないはずですが…、さすがに高熱で数日間寝た切りの後、すぐに山に行ったのは無茶でした…。反省。ドタキャンも迷惑だけど、当日の体調不良はもっと迷惑。判断を誤らないようにしなければいけませんね。そして何より、体調管理に努めたいと思います。

 

卒業出来ました       マリE

今年も、記念登山ご苦労さま山行と冬合宿トレーニングとして「鬼ガ牙」に行きました。昨年は、実行委員長としての役割がうまく果たせず、重い荷物を背負って祈る思いの山行でしたが、今回は小栗船長のもと大船に乗った気持ちで出かけました。

 しかし、普段の怠慢生活の付けがどっと押し寄せ、足が全く進まず迷惑を掛けてしまいました。長坂の頭までの登りどころか、756mピークまでの急登はどんどん遅れてしまいました。

 ともあれ「鬼ガ牙」の周旋コースは眺めも良くて本当にいい山です。合宿トレ組には物足りないだろうなと思いつつ、無事ご苦労さま山行が終えて感謝でいっぱいです。実行委員長の小栗さん、皆さま、本当に有り難うございました。お蔭さまで入道2年課程を気持ちよく卒業出来ました。

御馳走様でした       みきY

 入道のご苦労さん山行のお誘いがあったので、山域よりもまずは歩きたくてすぐに申し込みました。思い返せば不発(10分の4の所でタイムリミット)の記念登山だっただけに良いお天気の中多くの仲間と歩くのは楽しいです。紅葉がきれいで、今年はいつまでも秋が味わえる。この葉が落ちたら明るい登山道になる冬枯れの鈴鹿を歩こう。雪が積もってしまう前に。船石でゆっくりランチタイムを取り、次から次へとおいしいものが出てきて、御馳走さまでした。真っ赤な実を付けたサルトリイバラは年の瀬を感じさせもう今年も残り少なくなり又年を取ってしまうのだと感じてしまう。合宿組は若返り、ロープ操作もしっかり身に付けてもらい、会の発展に尽くしてください。楽しみです。

 

「初めての鬼が牙」       美代N

鬼が牙登山に参加しました。皆さんは去年も登ったそうですが私はもちろん初めてです。鬼が牙の名前の通り恐いような所があり、カラビナ、シュリンゲを使い入道岳の復習になりました。やっぱりうろ覚えで掛け方が違っていました。なかなか覚えられません。

今回、下りの歩き方のむつかしさを実感しました。脚力のないせいか、ころがる様にスピードがついてしまい、木につかまり急ブレーキをかける、そんな危ない時が何度かありました。

変化に富んだ美しい山でした。今はあの急登の苦しさも忘れかけまた挑戦してみたい気持ちです。

登るたびに、新たな出合い、発見、感動があり緊張はしますが楽しいです。

 

入道は不参加だったけれど・・・

 哲S

”入道記念登山”のご苦労さん山行、「入道に参加しなかった奴がご苦労さん山行でもあるまい」と思って躊躇していたが、2日前思い切って実行委員長に直訴して参加を許された。

2009年に一度登っているがルートが鮮明に思い出せない、鬼ケ牙からの帰途、ザレ場のプルージックでやっと思い出した、そう言えばその時も冬合宿のトレーニングだった。今日も冬合宿組はトレーニングで重いザックを担いでいる。

私はいつも通りの重さでルンルン・・・、天候に恵まれてアンダーと長袖の夏シャツ1枚、陽に輝く晩秋の山肌を体中に感じながら歩いたが西風の抜ける斜面はさすがに少し寒さを感じる。トッピング付き(鶉の燻卵・チャーシュウ)カップヌードルの豪華昼食、楽しい雰囲気の中、実に楽しい時間を過ごした一日だった。

前を歩くNさんの頑張りはすごい、結局、鬼ケ牙も長坂の頭も臼杵山も前に遅れることなく歩き切った、上には上がいるもの、私もまだ老け込むわけには行かないと強く感じた一日でもあった。


 

右回りor左回り          加代O

 この山に4年前に来たときにはゲートがあって登山口まで歩いたが、今は無くなっていてどこまでも入って行けるらしい。11月最後の日曜日、山々を彩る紅葉も最後の輝きを見せている。風の無い穏やかな日になって、急登が続くと汗ばむくらいだった。

 鬼ヶ牙、長坂の頭、県境稜線のピークと眺めのいいポイントを巡るルートには所々に岩場があり、スリルも楽しめて低山だけどなかなか面白い山だと思う。

 ところで、途中で出会った2組の男性達は逆回りで歩いていたが、このルートどちらが楽なのだろう?臼杵岩からの急な長い下り長坂の頭からのザレ場の下りの二ヶ所は登りの方がいいかもしれないけど、風景の展開を考えたら私はやっぱり今歩いている左回りを選ぶだろう…。


 

記念登山ごくろう山行を終えて     梅N

 出発時は少し寒かったですが、歩き出せば、汗が出る位でした。途中、プルージックの体験もあり、講座の実技を思い出しつつ登りました。ロープで下るときは、ロープに振られて少し怖かったです。私の前後ろを歩いて下さいました方々、色々教えて下さいましてありがとうございました。


 

繰り返しやらないと…。        由美H

 鬼ヶ牙は昨年に続き、二回目でした。尾根歩きは紅葉も綺麗で楽しかった。鬼ヶ牙

の岩場下りはプルージックを去年もやった。

今年は、カラビナの架け替えがあり、私はてっきり、自分のカラビナで架け替えるとイメージしていたので、あわててしまった。復習してやらないと右から左にすぐに忘れてしまうので、困ったものです。反省!

入道ヶ岳記念登山は皆様お疲れさまでした。