北アルプス 西穂高岳 (2909m)




一面の銀世界!雪山サイコー!!


雪の上での支点作りを学ぶ


丸山へ登る途中にて

 

日時:2013.12.6〜12.8
ルート:新穂高温泉〜西穂高口〜西穂山荘BC〜氷雪技術〜西穂高口
目的:氷雪技術講習会実技
メンバー:板津彰伸、裕T・孝T・真Y



 

氷雪技術講習会(実技)    板津 彰伸

12月7日(土)〜8日(日)で西穂山荘付近での氷雪技術講習会実技に参加しました。参加者15名で半田からは米山、舘林、立木、板津の4名が参加。

12月6日のPM9時30分に県連事務所に集合して荷物整理をして就寝。7日の早朝に県連事務所を出発し新穂高ロープウエーAM9時30分発に乗り込む。乗り場は、ほとんど雪も無く気温も高かったが第二ロープウエー降り場でアイゼンを付けて外に出てみれば気温は−8℃、積雪は70cm程度あり、新雪も多くありラッセルを覚悟する。

全員集合させこれからの行動と注意事項を連絡後に各パーティーで出発する。ラッセルが大変だと思っていたが雪道の登山道は整備されていて2時間を切って西穂山荘に到着。(途中で新雪面でのラッセル体験をしてもらった。)テント設営後すぐに歩行訓練、確保訓練、滑落停止の実技。4時過ぎに終了してテント内での食事をして就寝。(テント内では、たわいもない話で盛り上がる。どこのテントも女性陣の声で盛り上がっていた。私のテントは私だけが悪者のブラックスワンになったようだが楽しかったねぇ!また米山さんの魅力を再認識できました。)

8日は、思ったよりも夜の温度は下がらず夜は快適に眠れた。強風もあったが晴れ間も覗きダイヤモンドダストになっていた。丸山まで歩行訓練を兼ねて登る。山行中にブロッケン現象も体験できた。一瞬であったが丸い虹の中に自分の姿が映った。すぐに西穂山荘に戻り支点の作り方、ザイル確保方法を体験してもらう。テントを撤収して下山する。登り始めた時のピッケッルの使い方とは違い下山時には受講生もピッケルの使い方がうまくなっていることに感心した。

氷雪技術講習会(実技)は形だけを教えるのではなく体験してもらう事が目的である。本当に意味で自分の技術として身に着けるにはまだまだ時間が足らなかったと思う。雪山は思った以上に危険もあるが魅力もいっぱいある。これからも一緒に雪山を体験しましょう。

 


冬山デビュー!       裕T

 4回の机上講習に続き、実技講習に参加しました。冬山での歩行技術、滑落停止、確保技術、生活技術の基本を学びました。他の会のコーチの方達と一緒に行動することにより、いろいろ学ぶことが出来、とても楽しく有意義な講習でした。まだまだ学ぶことは多く、今後さらに経験を重ね、確実に身につけるようにしていきたいです。

 当日は予想外に穏やかな天気に恵まれましたが、それでもじっとしていると寒い。寒いと体温を逃さないように血管が収縮するため(特に心臓から遠い手足の指)、血流が減り、血行不良になります。それを防ぐためには十分な備えと、意識的に血行を良くするように動かす必要がある。また、普段から寒さに慣れることも大切だと思いました。



 

講習を受けて            孝T                     

 以前、名古屋の山岳会に所属する方とお話しした折に、私は夏山しか行かない、冬は山に行けない、と話したことがあります。その方は、冬山を知らずして登山をたしなむなどと言うなかれ!とおっしゃられました。冬山は怖い。遭難したら死ぬ。雪崩にあったら誰も助からない。雪道を歩き続ける自信がない。道具がわからない・・・

行けない理由はいっぱいありますが、なんだか今年は一歩を踏み出してみようと思いました。

机上の講習では冬山の道具から遭難事故の例、冬の気象の特徴などを教わりました。特に気になったのは低体温症の恐ろしさです。これは冬に限らずおこることなので詳しく知りたいと思いました。

意識のない所で進行する低体温症はすべての登山者が心得なくてはいけない知識で、同行する仲間が早期に気が付けば対処できる症例です。今後も学んでいきたいと思います。

冬の素晴らしさは何と言っても景色の美しさでした。西穂高の丸山から間近にみた独標、ピラミッドピーク、笠が岳、乗鞍は白く神々しいまでの輝きで、忘れられない景色です。また、テント生活は新鮮な驚きでいっぱいでした。

今まで踏み入れなかった北アルプスの冬を味わうことができたのも、講習という機会があったからです。導いてくださった講師の方々に感謝しております。

 


氷雪技術を学ぶ           真Y

 雪山での技術って何だろうと思い、受講しました。机上と実技を受けてみて、昨年はただ持っているだけだった、ピッケルの持つ意味や使い方、雪の上の歩き方(最初は腰が引けて転んでしまったが、教えてもらった通り歩いてみると、転ばなくなった)、雪があるときのテント設営やテント生活の仕方、アイゼン装着時の歩き方や、ピッケルなどを使った支点作り、滑落停止、ザイルを使っての確保訓練、雪山での歩行中の注意点など、本当にたくさんの事を教えていただきました。教えていただいたことをきちんと理解し、実行できるようになるために、これからもたくさん経験を積んでいければと思いました。

今回の反省点は、いろいろな準備が遅く他のパーティーの人たちを待たせてしまったことです。夏山とは違い、手袋をしたまま作業をするので、どうしてももたついてしまいました。もっと余裕をもって行動できるように気をつけます。実技はもちろん真面目に取り組みましたが、テント生活はとても面白く楽しい時間を過ごすことができ、いい思い出になりました。ありがとうございました。

 


記録:

12月6日

21:00  県連事務所集合、装備点検・仮眠

12月7日

5:15 県連出発

8:45 新穂高着

9:30 新穂高発RW

10:15 RW山頂駅出発

12:20 西穂山荘

12:30-13:30 テント設営

14:00-15:50 訓練

12月8日

5:00 起床

7:15 出発

7:40 丸山

8:20 テン場

8:35-10:30頃  訓練、撤収

11:40  西穂山荘出発  

12:55  RW山頂駅

13:15  RW乗車

14:00  駐車地、県連事務所