<日程> 2013.12.7(土)
<天気> 曇り時々霙
<山行目的> 初冬の景色を楽しむ
<ルート> 甲津畑〜ツルベ谷出合〜清水頭〜雨乞岳〜杉峠〜ツルベ谷出合〜甲津畑
<メンバー> L:志貴I 他 5名
もう冬だよ・・・ 志貴I
立ち枯れの清水頭から雨乞岳への稜線が膝ほどの笹で天気が良いととっても気持ちが良いので行ったのですが残念ながら天気は曇りで稜線は何も見えないが滋賀県側は雨乞岳にかけて樹氷が出来ていて登るにしたがってすばらしい景色を展開してくださいました。下山で杉峠まで来ると樹氷もなくなり淡々とした沢沿いを下ってきましたが、昔の千草街道だけあって何となく風情が有り蓮如上人の一夜の宿など有り初めての人には楽しかったのではないかな。又歴史の道をゆっくり歩いて見るのも良いかなと思いました。
美しい樹氷に感動!! 由K
今日の山行は初冬の雨乞岳。山に向かう車中で、日の出を迎え、山々が赤く燃えて見える姿に感動。登山口に着くとドンヨリとした曇り空になり黒っぽい雲も出現。嫌な感じ。
林道は砂利で覆われている所が何箇所かあり、かなり荒れている。今にも崩れそうな所も・・・
ツルベ谷から大峠までは沢沿いを歩き、そして広い林の中の登りになる。
大峠からの登りはハンパナイ!!!踏ん張って登らないとズルリといってしまう。慎重に・・・慎重に・・・。ようやく登り終えると細い尾根を歩く。イワカガミ、シャクナゲの群生地だ。シャクナゲは、もう花芽を付けていた。
高度が上がりガスってきた。天気も崩れ霙混じりの雨になる。視界0で展望は全く望めずガッカリ。テンション下がりぎみで笹原を歩いていると樹氷を見つけた。山の上まで樹氷が続いている。美しい白い花が咲いているようだ。何て素晴しい光景しょう。一気にテンションアップ!!背の高い笹を掻き分けてようやく山頂に到着。樹氷を見ながらのコーヒータイム。贅沢な時間をいただき感謝!!
この山行は最高の思い出になった。雨乞岳ありがとう。
樹氷に感激 梅N
私の背丈ほどある笹の中を通り抜け、雨乞岳の手前頃から樹氷が見えだし、山頂に近付くほど綺麗に見え感動しました。笹の中を歩く時は、すぐ後ろを続いて歩く事と教えていただきました。
PL、SL、一緒に歩いてくださった皆様ありがとうございました。
自然は不思議 圭H
Yさんの好きな山を聞いたら、初冬の清水頭と伺い、12月になるのを待って、雨乞岳を御誘いしました。でも お天気は曇りで、清水頭のあの素晴らしい景色は、見る事ができませんでした。
ツルベ谷は、葉が落ちた林で素敵でした。大峠を越すと急登で、足元は枯れ葉や小石で滑りやすく、ふんばりも効かず、四つ這いのなり必死で登りました。やっと稜線に出て、清水頭に向ったのですが、残念ながら、写真でみた様なあの素晴らしい景色は見えませんでした。背丈の低い笹を過ぎ、だんだん笹は高くなり、かき分けて歩いていると、木に白い花が咲いているように見えてきました。何?何?と思っていたら、樹氷と言われ、びっくりです。初めて見ました。木に3センチ程のつららが横に伸びているのです。不思議な光景です。樹氷のお花は満開です。滋賀県と三重県の県境を歩いているのですが、滋賀県側しか樹氷はできていないのです。自然は不思議な事ばかりです。雨乞岳頂上近くも脊の高い笹が、行く手を遮り、笹を押して進めない程です。やっとの思いで着いて、頂いたコーヒーは特別においしかったです。
下山は杉峠を通るルートです。登りとは景色が違い、大きい岩があり、緊張して下って行きました。杉峠の杉が枯れているのに、残念な思いでした。しばらく下ると、炭焼き小屋のような避難小屋がありました。暖かい雰囲気のする小屋で、ゆっくりできました。向山高山、蓮如上人など、歴史を語り、ゆっくり見学しながら下山しました。
きのこと樹氷 厚N
甲津畑より林道歩きがかなり長く感じられますが、すっかり紅葉も終わり落ち葉の上を歩きながらまた途中にナメコを発見し秋を感じさせてくれています。沢を渡り斜面を登り笹原の藪を掻き分けて腕がくたびれたところでは真っ白な樹氷が見られ歓声をあげました。
急に寒さを感じたのもこの辺りからですが樹氷〜樹氷〜」と感激している間に山頂へ。展望は曇って何も見えませんが宝物をみつけたような山行でした。
清水の頭へ来たけれど みきY
目標の清水の頭はあいにくの天候で展望がきかず、霧の中なにも見えませんでした。そのおかげで、樹氷が素晴らしく、鈴鹿もいよいよ冬だなあと思いました。もっと素晴らしい銀世界が待っているけれどここへはこれないし、残念でした。至る所に大量のフンがあり、なんの動物の物なのでしょうか?鹿の物は多すぎです。笹が無くなりそうで心配です。雨乞岳への登りは頑丈な笹で負けそうでした。今日は山頂で一人、武平から来たという3人組に会っただけで静かな山でした。
杉峠の杉はすっかり枯れてしまい見るも哀れ、大事な目標物だっただけに淋しい事です。避難小屋、蓮如上人遺跡などに入り休む。ここから駐車場までが長くて、しんどい。昨日から風邪気味の体には7時間の歩行は堪えた。その後一週間咳との戦いでした。山へ行けば風邪など治るなんて嘘だ。
<記録>
5:55 阿久比役場発
7:37 甲津畑(登山口)到着
7:45 発
8:40 吊り橋を渡る
9:00 ツルベ谷出合着(5分休憩)、沢沿いの登り
9:50 大峠着(2分休憩)、ここから急登になる、急登が終わると狭い尾根を歩く、シャクナゲ・イワウチワ
11:00 林の中で休憩(10分)、霙まじりの雨の為カッパを着る
11;10 清水頭通過 ガスっていて視界0
11:15 樹氷を発見 歓声があがる、(2cm程のエビのシッポ)
12:05 背の高い笹をかき分け雨乞岳到着、 温かいコーヒーをいただく
12:20 出発、左手に大きな岩、 滑りやすい急坂を注意して下る
12:40 杉峠着 杉が枯れている
12:50 小屋着 ぜんざいをいただく
13:00 出発
13:10 一反ぼうそう通過、フジキリ谷の緩やかな下り 木々は葉を落とし初冬の景色コケが岩に生息し緑が美しい
13:40 向山鉱山跡
13:50 蓮如上人遺跡
14:00 ツルベ谷出合
14:55 甲津畑到着