鈴鹿 釈迦ヶ岳 1,092m

          

2013年12月9日(月)晴れ

鈴鹿の釈迦といっても、エアリアマップや地形図などではルートのない岩ヶ峰尾根を登って、段木尾根を下るというルートを歩いてみた。

L:佐枝M 他 3名

 

北アルプス化?         佐枝子

久しぶりの岩ケ峰だったが、あれれっ?の状態になっていた。踏み跡がはっきりしたのは本にも載ったので当然かなと思ったが、岩に赤のスプレーで大きな矢印満載はどうなの?ここは北アルプス?まだ付けたばかりのようではっきりくっきり。そして下山の段木はスプレー+2mごとに赤のテープ+黄色のテープ+チェンソーの切り開きで賑やかな事!いったい何が起こったんだ?鈴鹿ルート整備争奪戦?もう笑うしかない。次に行ったら今度は剥がしまくり合戦かもね。

今年の春は、静ケ岳〜竜ケ岳の美しさに感動し鈴鹿を見直した春だったのに、締めくくりは“どうしちゃったの鈴鹿!”で終わってしまった。残念!

 

地図読み山行??             信B

 3回にわたる滋賀県側からの静ケ岳シリーズに続き、今回は釈迦ケ岳の地図読み山行に行って来ました。八風キャンプ場を過ぎ杤谷橋を渡った直後左側に4〜5台位駐車できるスペースがあり駐車。そして登山口らしき林道へ向け出発。天気は晴れ無風。すぐ杤谷右岸へ渡り登り開始。どんどん高度を稼ぐ。途中はテープもしっかり巻かれルートもはっきりしていて地図読みが必要ない状況でした。高度800m近くなった辺りからザレ場が現れ、また右手遠方には鏡岩らしき岩が見えてきた。900mを過ぎ岩ケ峰に到着。コルに小さい池があった。稜線までもうすぐ。しかし稜線近くになりルートが不鮮明に。急登で滑りやすいところをしっかりとつま先に体重を乗せ無事クリアー。稜線に出てからは釈迦ケ岳に向かった。頂上に着いたが全くの無風。気温は低いが風がないためさほど寒さを感じなかった。遠方には少し霞がかかっているものの御嶽山、恵那山が見え、全員大満足。

ラーメンを食べた後、段木尾根へ向かう。段木尾根もルートは結構整備されていました。誰が付けたのか、赤と黄色テープがかなり短い間隔でつけられていました。場所によっては連続する木にすべて付けられていました。これを頼りに下れば道迷いはなくなりますが、地図読みをテーマに来た者からすればちょっとおせっかいで異常とも思えるようなテープでした。12月にしては少し肌寒いも快晴無風で、改めて鈴鹿の素晴らしさを認識した山行でした。

 

誰がつけたの?         良I

鈴鹿って楽しませてくれますね。今日のルートは、「あっちかな?こっちじゃない?」という楽しみ方をするつもりだったのに、赤テープに黄テープ、赤スプレーに、なんとチェンソーで切った跡まで・・・。“付けたもん勝ち”じゃないのですから、2m間隔でテープを巻かなくてもいいんじゃないかと思ってしまいます。皆で、ルートをさがす楽しみより、これらのテープやスプレーをつけた方たちの心情を「あ〜だ、こ〜だ」と妄想するのが楽しくて、あっという間に終わっちゃいました。実はなかなかシビアな下りだったのではないかと、あとから思うわけです。そして次回は、今回、見つけた尾根を登ろうと約束したのでした。皆さま、お付き合いのほど、よろしくお願いいたします。

 

ワクワクだったが・・            一O 

エアリアマップや地形図、さらにガイドブックを数冊調べてみたが、載っていないルート。何やら地形図を読み、道無き道を行くのかと少々ワクワクしての参加となった。

 はじめの入り口からちょっと戸惑う。この先どんなことが待っているのか・・。

 赤や黄色のテープが数メートル間隔で樹木に貼ってあり、岩には赤のスプレーペンキで印が。そのおかげ?で道に迷うこともなく、すんなりと稜線へ。

 稜線まで約2時間。テープやペンキがなければ、多少は迷うかもしれないが、踏み跡はしっかりしている。

 半年くらい前のヤマレコ情報だと、このテープやペンキはなかったとのこと。今年の秋になってからだれかが付けたのだろうか。それにしても、ちょっと度が過ぎる目印だ。せめてこの5分の1くらいのしておいてほしい。 下山ルートもこれまたさらに多くの目印。

段木尾根は、急な下りで、足場もよくない。大人数では、ちょっと入りにくいところだ。天気が悪い日にでも来ればズルズルと泥だらけになりそう。面白いルートではあるが、あのテープやペンキの目印には閉口してしまう。付けた者は、親切心からやったのかもしれないが、これではたのしみも半減してしまう。何事も「過ぎたるは及ばざるが如し」である。もうちょっと遠慮してほしかったな。

 

12/9(月)

05:55 阿久比町役場P発

07:30 八風キャンプ場奥の空地へ駐車

07:40 発

08:15〜20 衣服調整のため小休止

08:43〜50 北山(773m)休憩

09:13 岩ヶ峰横(巻き道)通過

09:40〜47 稜線へ出る休憩、左へ行くと釈迦ヶ岳

09:59〜10:25 釈迦ヶ岳(1,092m)。思ったより時間がかからず山頂へ。風もなく寒くもなく、Lの用意してくれたどん兵衛ミニを食べながら大休止。

11:00 段木尾根への下降点。

11:15 段木通過。

11:55〜12:05 滝谷出合休憩。

12:35 舗装路へ出る。

12:40 駐車したところ着。【記録:一O】