八ヶ岳 硫黄岳 (2765m)
<ラッセルを楽しむ>
<硫黄山頂にて>
<日 程>2014年1月3日(金)〜1月4日(土)
<山行目的>雪の山で新年を祝う
<ルート>美濃戸口〜美濃戸〜赤岳鉱泉〜赤岩ノ頭〜硫黄岳往復
<メンバー> L:和田達也 SL:齋藤伸一 他 4名
新年の山は八ヶ岳から 和田達也
山小屋の夕飯にビフテキが出た。私はどちらかというとレアよりはウエルダン好みですので、火種がなくなって他のものが焼けない。ご飯もお替りしたかったのにお替り自由のはずのご飯もない。お茶気で満腹した。朝は3杯も頂戴した。
美濃戸口から赤岳鉱泉までの雪道をアイゼン履かずに歩いた。汗が出るほどの陽気と快晴無風に八ヶ岳がとっても映えていた。明日は日差しが望めそうにないし山頂は風が強くて寒いだろうな・・・
案の定、天気は良くないが大きな崩れは無さそうだ。若者たちは果敢に赤岩の頭目指してラッセルする。赤岩の頭で待っていると、時たま、八ヶ岳の全容が姿を現す。地蔵岳の山頂もそんなに風もなく寒くもない。例年よりは雪は少ない様だが美濃戸口までの下山はあっという間に終った。ずーと駆け足で歩いても追いつかない。お陰で今は、両足はパンパンに張っている。マイペースで歩いていたらどれだけ離されたことか?次回の雪山山行はまともについて行けるか心配だ。
お正月は雪の小屋で 佐枝M
「お正月は雪の小屋で」が定番になって何年になるだろう。怒涛のごとく過ぎていく年末年始を終え、ほっと一息つく3、4日は体に優しい小屋泊まりの雪山山行に心が癒される。去年は落ちていく体力に体が持たず、登山口まで辿り着かぬまに途中でリタイアしてしまった。今年は体調を整えベストな体調で久しぶりの美濃戸へ、さすがに首都圏に近い山は賑やかだ。雪山でも夏と変わらないほど登山道は広々とアイゼン無しでスタスタ歩ける。それにしても暑い。竹の子の様に脱いでも暑くて汗が出てきてしまう。赤岳鉱泉近くなってやっと樹氷が現れて雪山らしくなった。随分前の厳冬期に赤岳鉱泉にテントを張ったことがあったが、アイスクライミングのゲレンデは無かった。
(あの時はテントの中でトランプをやったなあ。最初で最後だった。う〜ん若かったね〜。)とシミジミ。一度泊まってみたかった小屋は個室でも暖かくて食事も美味しかった。翌日は思ったより天気が崩れず、青い空に雪の硫黄がとても綺麗だ。帰りは久しぶりにシリセードを楽しみながら下山した。雪の小屋でお正月っていいなあ。
暑い八ヶ岳 齊藤伸一
1月3日と4日で八ヶ岳の硫黄岳に行きました。お正月なので、駐車場も満車でなんとかスペースを見つけ止めました。残雪期のような暖かい気候で、ザックの中に当初着て歩く予定だったヤッケとオーバーズボンを入れて歩き始めました。今夜の宿は赤岳鉱泉です。大部屋は人が多いので一部屋5000円増しで個室にしてもらえませんかと頼まれて、個室にしました。ガスストーブが入っていてとても暖かく楽しく宴会をして、寝ました。
2日目は硫黄岳を目指して登りました。風もほとんどなく少し雲もでましたが、山頂まで行けました。雲の切れ間からきれいな風景も見えて、楽しい新年山行でした。
天気良すぎ八ヶ岳 裕S
お正月の八ヶ岳に行ってきました。美濃戸口の駐車場はもうすでに大混雑。何とか駐車場に車を入れました。それにしても天気が良く、素手で全ての準備が出来るほどでした。
美濃戸までの間の道のりには凸凹が少なく、私の車でも十分走れたかもと後悔・・・。美濃戸を越えれば登山者の道。それでもテクテク歩きは変わりません。それにしても天気が良く、衣服調整でどんどん脱ぐ始末・・・。せっかくこのために新調した手袋も使うと汗まみれです。沢を渡るといよいよ登山道。程よく雪が乗っていてアイゼンなしでも気持ちよく歩けました。景色がとても良いので、時々立ち止まって写真タイム。そうこうしている間に小屋へ到着。小屋でのひとときを楽しみました。
翌日は午前中のみ天候がよいということなので、期待して出発。急登をジグザグと登り高度を上げます。雪では汗をかいてはいけないとよく言われますが、どんなにゆっくり歩いても汗はダラダラです。ボチボチと歩き稜線へ。
赤岩の頭へ出ても風は全くなく、雲が流れる随に阿弥陀や赤岳、横岳と八ヶ岳の素晴らしい稜線が見えました。もちろん今から行く硫黄の山頂も。稜線は雪がしまっており、アイゼンが良く効いて歩きやすかったです。あっという間に山頂へ。冬には初めて爆裂火口を見ることができました。
とっても気持ちの良い山行となりました。
晴れ女継続!? 聖S
正月山行で、1泊2日硫黄岳に行ってきました。年末の合宿で行程に含まれていましたが、行けなかったので、ある意味リベンジです。
美濃戸の駐車場に車を置いて、出発の準備をしますが、思った以上に暖かい。そして、雪も少ない。これは、ヤッケも、オーバーズボンも要らないと全員で判断して、スパッツも着けずに登り始めます。美濃戸〜美濃戸口〜北沢〜赤岳鉱泉へ。残雪期を思わせる陽気の中、結局、アイゼンを履かないまま、赤岳鉱泉まで行ってしまいました。美濃戸口では、前方に阿弥陀岳、赤岳鉱泉手前の休憩した場所からは、大同心・小同心の姿が雄大に見ることが出来ました。2日目も、空は真っ白ですが、合宿の時のような寒さはありません。しかし、防寒対策ということで、フル装備で登り始めますが、途中、踏み後を外れてラッセルをして遊び始めると、暑い・・・被服調整をして、赤岩の頭まで行くと、段々風が。でも、思ったほどではなく、時折雲の中から顔を出す八ヶ岳連峰を望みながら硫黄岳に向けて最後の登り。合宿で行けなかった硫黄岳に、ルートは違いますが、ピークハントする事ができました。
下山は、シリセード大会であっという間に赤岳鉱泉へ。ピークハントよりも、このシリセードが一番楽しく、印象に残りました。
昨年に引き続き、今年も正月山行で天候に恵まれたので、今年一年。晴れ女が続く予定。行きたい山も岩も沢山!!今年も楽しめそうです。
久々の雪山! 由H
1か月ぶりの山行が雪山で歩ききれるか不安でいっぱいでしたが、皆さんと楽しく歩いたので2日間あっという間に過ぎてしまいました。お天気も良すぎて衣類調整で順番に脱いでいき最後は1枚になっても暑かったです。2日目は山頂目指すし寒くなる予定で準備万端で出発したら、またまた暑すぎてしまい衣類調整しまくりでした。
私は今回の山行は、暑い暑いを連呼していたような・・・。汗をかかないようにするのが大変なほど陽気がよかったです。下りはシリセードをたっぷり楽しめました。
<記録>
1月3日 晴れ
6:00 阿久比町役場出発
7:05〜7:30 恵那峡SA休憩
8:40〜9:05 諏訪湖SA休憩
9:35 駐車場着、準備、とても気温が高くヤッケ、オーバーズボンは必要なしと判断
10:00 出発
11:00〜11:10 赤岳山荘休憩
12:00〜12:10 休憩
12:50〜13:00 休憩
13:30 赤岳鉱泉着
17:40 夜ご飯
21:00 就寝
1月4日 晴れ
6:00 起床
6:30 朝ごはん
7:30 出発
8:30〜8:35 休憩
9:40 分岐通過
10:10〜10:15 山頂休憩
10:30 赤岩の頭通過
11:20〜11:45 赤岳鉱泉休憩
12:45〜12:55 美濃戸山荘休憩、サービスのお茶を頂く
13:40 美濃戸口駐車場着