鈴鹿 鎌ケ岳(1161m)
<日程> 2014年 1月 6日
<山行目的> 雪の鈴鹿の山に登る。
<ルート> 宮妻峡〜カズラ谷〜岳峠〜鎌ケ岳 往復
<メンバー> L:良I 他 3名
ホッとするね 良I
こんなに暖かくていいのだろうか。雲ひとつなく、風もそよとも吹かず、太陽を照り返した海の眩しさに目を細める。この状況に心身ともにのんびりしているのは人間だけでは無かったようで、カモシカものんびりと私たちを出迎えてくれた。じーっと私たちを見つめては、1歩動き、そしてまたじーっと見つめては、1歩動く。なんてのんびり屋なんだ。“そんなことでいいのか?”とこちらが心配になるではないか。私たちもカモシカに負けぬよう、山頂でもゆっくりのんびり、穏やかな冬の1日を堪能した。こういう冬の山もいいね、ホッとするね。
かっこいい! 鎌ヶ岳! 裕S
カヅラ谷からの鎌ヶ岳は初めて。雪の「ゆ」の字もないような所からの歩き始めです。
冬というよりは秋のような落葉の登山道を歩きます。1時間くらい歩くとそこかしこに雪の気配。登山道が雪に覆われた所でアイゼンを着けました。
岳峠手前で休憩。そこからの鎌ヶ岳は頂上がとがっていてかっこいい!!鎌ヶ岳が人気なのもわかるような気がします。山頂直下は急登。ピッケルをさし、木の根の助けを借りて山頂に立つことが出来ました。山頂でのうどんや甘酒が疲れを癒してくれました。
帰りはその急登を降りなくてはなりません。降りる先がずっと下まで見えて、自分が落ちていってしまいそう。びびりながら慎重におりました。おまけに日当たりが良い所はもう雪がぐしゃぐしゃ。周りのきれいな風景を見る余裕もありません。(鎌尾根はギザギザとかっこよかったですけどね。)
そこを越えたらやっと安心して歩けるようになりました。もっとびびらずに歩けるようになりたいなあ・・・。また行きたい山が増えました。
今シーズン、初アイゼン 優S
今回の山行目的は「雪の鈴鹿の山に登る」でした。装備には「アイゼン」「ピッケル」そして「わかん」。準備する段階からとてもわくわくしていました。冬靴も含め、おしいれの奥から引っ張り出し、当日に戸惑うことのないよう、アイゼンの装着を試し、わかんはまだ一度も使ったことがないから、是非使ってみたいと思っていました。そして当日。雪がない?わかんは?そんな思いを胸に歩き始めましたが、なんとか中盤からは雪がありました。アイゼンを付けて冬山を歩くのは、自分が自然にとけこんでいるようで心地よいです。岳峠から山頂までは、雪のあいだから岩や木の根がむき出していて、とても楽しく歩くことができました。また雪の溝道を下るときには、ボブスレーのコースってこんな感じなのではないかなぁ、と想像をふくらませながら進みました。山行前にいろいろ調べますが、実際に歩かないと感じられないことがたくさんあるので、山は楽しいです。次回は「わかん」が必要な山を経験したいです。
<記録>
6:00 阿久比町役場発
7:45 宮妻峡駐車場発、駐車場からすぐに登山道へ入る。
8:00 川を渡ると、滝が見えてくる。
8:20 歩き始めて30分が経過し、予想通り暑く感じる。衣服調整をする。(600m付近地点)
8:50 アイゼンを装着する。10分休憩。
9:30 雲母岳への分岐
9:50 岳峠着。10分休憩。山頂へ向かうルートがよく見える。
10:15 鎌ケ岳(1161m)頂上。35分休憩。天気がとてもよく、眺めは良好。
11:00 岳峠着。
11:45 アイゼンを外す。(690m付近)
12:30 宮妻峡駐車場着 (記録:優S)