八ヶ岳   赤岳(主稜)2899m

      

 

期日:2014・1.11(土)〜1・13(月)

目的:アイスクライミング&雪山バリェーション

ルート:

@  濃戸〜南沢小滝〜行者小屋

A  赤岳鉱泉〜赤岳主稜〜赤岳〜小屋

B  小屋〜ジョウゴ沢〜小屋〜美濃戸

メンバー: 新海時生・志貴I(11・12日は良I夫妻が同行)

記録:

1月11日(土)

 5:00 半田 発
 7:00 中央道・諏訪S・A、良Iさんらと合流
 8:10 美濃戸口P 着、良Iさんの車はここに駐車4人乗り合わせて行く
 8:50 美濃戸P 着、晴れ、風少々、山の上は雲
 9:10  〃 発
10:25 南沢小滝 着、曇り空で風はないが気温低く寒い。小滝は8〜10m。
      よく凍っているが 右の方のツララは一部水がしたたっている。左か
      ら巻いて滝上の木にトップロープをセットする。1パーティ3人が登
      攀中。
12:10 昼食休憩、交代で2本ずつ登る。もう1Pa来てにぎわう。
13:00 クライミング終了
13:20 荷物かたづけ大滝見物に行く。大滝は20m程もあり迫力。いつか挑戦
      してみたい。
13:40 小滝 発
14:15 休憩
15:00 行者小屋 着、山にはガスがかかり小雪舞う。
      良Iさんらはここでテント。別れる。
15:40 赤岳鉱泉 着、まわりも中も大賑わい。先月と同じ大部屋。さっそく
      ビール飲みゆっくり。
17:00 夕食、ビーフシチュー(初)とポトフ
20時頃 就寝

1月12日(日)

 3:50 起床、朝食にラーメンなど食べ、急いで用意をする。4時頃出発組も結
      構いる。
 4:50 小屋 発、満天の星。風無し。
 5:25 行者小屋、良Iさんらと合流
 6:30 文三郎道トラバース地点、稜線まで上がる急登にあえぐ。ザイル張って
      トラバースに入るが取付きに2Paいて途中で待たされる。時々 強い風
      吹く
 6:50 取付き
 7:10 クライミング開始、初めのチムニーは良Iさんもすんなりクリアー。岩
      場2P登った所で僕ら(新海・志貴IPa)はコンテに切り替える。4P
      目の岩場の取付きで、右から巻くルートを前Paの人が教えてくれ、僕ら
      はそちらを行くことにする。良Iさんらはそのまま順番待ち。右からは
      ほぼ草付の雪面で少し急傾斜部分もあるが、雪の状態はとてもよく、草
      付もアックスよく刺さり、コンテのまま快適に登っていく。
 8:45 上部岩壁 取付き、本来4P目の岩から2〜3P、草付もいつもは氷な
      ど張っていやらしい所をコンテで登り切り(今日は全く不安無かった)
      前のPa皆抜かして先頭になってしまった。良Iさんらとの間に3Paほど
      いる。風が強く吹くようになり寒い。
10:00 赤岳頂上小屋 着、上部岩壁から3P+コンテ100mで終了。空は雲
      1つ無い青空だが、終始 強風に吹かれ凍える。先頭になり、順番待ち
      せずに登れたのでまだ助かったが、とてもつらかった。小屋の影に入り
      (それでも寒い)良Iさんらを待つ。
10:50 頂上小屋 発
11:10 展望荘小屋 着、中に入りコーヒー、ぜんざい(とてもおいしい)で
      ゆっくりと温まる。
11:50 展望荘 発
12:15 休憩、樹林帯でロープ外す
12:30 行者小屋 着、良Iさんらと別れる。
13:10 〃 発
13:40 赤岳鉱泉 着、今日は時間たっぷりで、ゆっくりと過ごす。人も昨日よ
      りは少なく快適。
17:00 夕食、今日はホッケ(焼き)と鳥鍋、ここは食事がおいしいのでうれし
      い。
19時頃 早めの就寝

 

1月13日(月)

 5:30 起床
 6:00 朝食
 7:10 小屋発、ガスかかり、小雪舞う。寒い。
 7:40 ジョウゴ沢F1 着、先月より雪少なく、ちょっとまし。スタカットで1
      P。7〜8m。
 8:05 F2  2Pa登攀中、10m強。スタカット1P。支点(スクリュウ)2
      本。少し奥の立木でビレイ。
 8:20 F2 終了、風も少しあり、とても寒いので終了して帰ることにする。
 8:45 F1 下、ロープ他かたづけ、帰る
 9:10 赤岳鉱泉 着、志貴Iさんのアイゼンが片方なくなり探しに戻る。僕は
      小屋に入って荷物の整理。アイゼンは見つからず帰ってくる。(後日、
      小屋に届けられたと連絡有)
10:15 小屋 発、少し陽が射し出す。風は冷たい。
11:35 美濃戸P 着、青空、阿弥陀も綺麗に輝く
11:50 P 発
16時半頃 半田着  (記録・新海)

 

  厳冬期の赤岳主棱       石黒 志貴子

以前に2回ほどガイドと登ったことのある赤岳主棱へ新海さんと行ってきました。

1日目は南沢を登り、途中の小滝でアイスクライミングを楽しみました。我々が行ったときは1組登っていただけでしたが、みんなが3回登る内に人がいっぱいになってしまいました。帰りに大滝を見に行きましたが立派な滝になっていたので一度登ってみたいと思いました。

この日岩田夫婦は行者でテント泊。我々は小屋泊まりでのんびりと・・。

2日目は赤岳鉱泉を5時少し前に出発し、行者で岩田夫婦と合流して主棱へ。取り付けで2組が登るのを待って、次に岩田さん達、私達で登り、3(4)P目の岩場が込んでいたので我々は巻いて横から行き、みんなの前へ出て、赤岳の山頂小屋に10時前に着きました。風が強く、とっても寒かったので天望荘の小屋でお汁粉をいただいて体を暖め、地蔵尾根を下りました。主棱の最初の岩を乗り越えることも出来たので今回はそれほど困難を感じることなく登れたような気がしました。

3日目は朝起きると空はどんよりしていて、今にも雪が降りそうでしたので迷いましたが、とりあえずジョウゴ沢のF1へ。前回より良い具合に凍っていた。F2は案の定人がいっぱいでした。とりあえず登ったのですが、寒くて手の先がじんじんしてきたのでいやだなと思っていたら新海さんもすごく寒いというので即降りることにしました。それは良かったのですが、帰りにアイゼンの片方をどこかへ落としてきてしまいました。


 また八ヶ岳へ         新海時生

 正月に槍から敗退して1週間。天候次第では再アタックの話もありましたが、予報は週半ばからまた冬型の気圧配置が強まり、連休も山は悪そうです。予定通り八ヶ岳へ行くことにしました。岩田さんらも同行することとなり、山を赤岳の主稜に変更し、その前後をアイスで遊ぶという計画です。主稜はもう3回目ですから気は楽でした。当日は天気も良く、早朝に出たので大きな渋滞もなく、スムーズに滑り出しました。雪の状態はとても良く、雪面、草付も氷化している所はありません。岩田さんらの後についていたのですが途中コンテに切り替え、岩場1つを巻いて登ったところ、岩田さんらの前の2パーティも追い越してしまい、先頭に出てしまいました。その前後(上部岩壁にかかる頃)から強い風が終始あたるようになり、確保時などはその度に身を縮め、耐えていました。幸い順番待ちをせずに済んだので、どんどん登り10時頃には赤岳に着きました。小屋の影で風を避けながら岩田さんらを待ちましたが、それでも寒く、心配しました。岩田さんらはそれ以上に大変だったと思いますが、無事完登。おめでとう。 翌日は天候悪く、アイスを少しかじっただけで、帰ってきましたが、楽しい3日間でした。