鈴鹿 霊仙山 (1083m)

          

 

<日程>2014年2月3日

<山行目的>雪山の景色を楽しむ。

<ルート>榑ヶ畑P〜汗フキ峠〜経塚山峠〜汗フキ峠〜榑ヶ畑P

<メンバー> L:良I 記録:優S

 

マイリマシタ                良I

雪はどこ?道路の除雪は見込めないから養鱒場から歩くかもと覚悟していたのに、きれいさっぱり雪はない。雪の代わりに出迎えてくれたのは、あ〜懐かしの「ドロンコ」登山道。福寿草の時期にドロンコがなくなったなあと思っていたらこんな時期にいたのね。道路に雪が無い時点でちょっとおかしかったのだ。昨秋の台風の影響か、登山口付近から荒れ模様。汗ふき峠から落合までの区間では、もっと荒れていて、修復した登山道さえも崩壊しており、そこから汗ふき峠に引き返した。そして汗ふき峠から上は、4本足の鹿でも滑る泥沼地獄。2本足の人が滑るのは無理もない?なのでピッケルを杖代わりに3本足で頑張った。結果、疲れた・・・。さらに経塚山までもう少し、というくらいからガスってきて、経塚山に着いた時には辺り一面真っ白。霊仙でガスると方向を見失いやすく怖いので、山頂はカット。という具合に、雪が無い上に、いろいろ翻弄され続けた。完敗です。

 

雪がないっ!                 優S

昨年4月の定例山行と同じルートで、雪バージョンを楽しもうと計画しました。しかし、私の考えは安易でした。

1、西南尾根は花を楽しむルートである

2、霊仙山頂付近は四周に展望が開いて尾根筋がはっきりしないので、視界が悪くなると道迷いの危険がある

3、雪が深い場合のエスケープルートを計画にいれる必要がある

など、自分である程度計画したあとで、様々なことを教えていただきました。当然の事だとは思いますが、装備はもちろん、他にも想定しておかなければならないことが、季節によって違うということを学びました。

当日は、林道にも雪はなく新品のスタッドレスタイヤの威力を発揮できぬまま、登山口までスムーズにたどりつきました。そしてすぐに「ぐちょぐちょ」「ねちょねちょ」状態の登山道を進みます。汗フキ峠から予定どおり今畑方面へ川沿いに進むと、何本もの木が根こそぎ崩れ落ち、登山道も危険な状態だったので別ルートをとりました。その後も道は「ぐちょぐちょ」状態が多かったので、歩きやすく安全なところを選びながら、ルートから外れないよう注意して頂上へと向かいました。経塚山で休憩した後、潔く安全策を選び、下山を開始し「こんなどろんこの上で絶対に滑りたくない」という思いを胸に、ピッケルに随分助けられました。思いがけないバリエーションルートになった山行でした。次に霊仙山へ行く時が、また楽しみです。

 

<記録>

5:35 武豊IC

7:50 榑ヶ畑P、 駐車している車はなし

8:10 汗フキ峠、谷沿いの道を進む。細道の個所ももあり、注意する。

8:50 汗ふき峠、暑くなり衣服調整をして、ここできっちり汗をふく
10:00 5合目、見晴らしがきかなかった見晴らし台に着く

10:15  台地を過ぎると、お猿岩。氷のはったお虎が池を通過南方向に霊仙山を確認した後に、経塚山を目指して雪の中を進む。アイゼンを装着する必要はなかった。

11:00  経塚山(1040m)石灰岩のある頂上で、カップ麺を食べながら小休止。展望が開けているはずが、すぐに霧につつまれてしまう。
11:25 霊仙山へ行かず、下山開始。
12:00 お猿岩
12:30 見晴らし台

13:20 榑ヶ畑P