鈴鹿 雨乞岳 1,238m
<日程>2014年3月23日
<目的>体力トレーニング
<ルート>
朝明渓谷〜根の平峠〜杉峠〜雨乞岳〜東雨乞岳〜根の平峠〜朝明渓谷
<メンバー>
L・会計 : 孝 K
記録・医療: 東洋 K
<記録>
3/23(日) 天候:晴れ
5:00 阿久比 発
御在所SAからみる鈴鹿の山々はまだまだ真っ白
6:10 朝明渓谷P 着
6:20 出発 想像以上に雪が深い登山口の時点でくるぶしまである雪道を進む
7:19 根の平峠 休憩(5分)
8:15 コクイ谷出会 休憩(10分)
9:37 杉峠 休憩(10分) 雨乞岳までの急登を進む
10:20 雨乞岳山頂。ここからはトレースもなくなる
10:40 東雨乞岳山頂 風が強くすぐに通過する
11:35 休憩(10分)
12:15 クラ谷出会。コクイ谷出会までは沢筋を降りる。気温の上昇と共に雪解けが進み、足元が滑りやすい注意して進んだが、コースタイムの2倍の時間を要してしまう
13:45 コクイ谷出会 休憩(10分)登ってきたときのトレースが半分以上消えてしまうほど雪が融けていた。気温上昇はすごい...
14:40 根の平峠 通過
15:20 朝明渓谷P着
16:40 阿久比着 解散
記録 東洋 K
冷や汗
孝 K
春合宿トレーニングで雨乞岳に。体力トレーニングを目的のためルートは朝明渓谷から雨乞岳。朝明渓谷に朝6:30ごろ到着。駐車場には車1台。窓に付着する霜の様子から見ると泊まり?早速歩き出すが、橋には氷が付着しており意外と気温が低い。2月の定例山行でも通ったが雪がすっかり無くなっておりあらためて登山道を確認するとこうなっていたのかと再確認。定例山行で迷った箇所にくるとしっかり登山道がみえる。迷ったところも実は夏道だと登山道だった。直上には根の平峠。だんだん雪が増えてくる。すでに3月下旬なので雪はないと思っていたが甘かったようだ。トレースはばっちりありトレースに従ってすすむ。コクイ谷に付くと渡渉。渡渉ポイントを恐る恐るわたる。その後は杉峠目指す。やはり雪が多い。見上げると東雨乞岳が見えるが頂上は樹氷がキラキラ光っている。途中にテントが見えた。これが先行者か。杉峠から一気に雨乞い岳に。雨乞い岳の登りは風が強いせいか凍り付いている。厳冬期かと思わせるコンディション。悪い状態もすぐ終わり快適な稜線歩きから頂上。頂上には先行者が2人。早々に別れ東雨乞い岳に。ここからはノートレース。東雨乞岳を降りた峠でクラ谷に。ここからが大変だった。沢は難しい。沢沿いの傾斜をトラバースしながらの移動。雪は少ないためすべる。苦闘しながらクラ谷であいにここで1休憩。クラ谷からコクイ谷間はかなり厳しそう。K君の歩荷している荷物を捨てさせる。体力を消耗しているのか素直に捨てる。クラ谷〜コクイ谷間はかなり大変でした。雪の沢沿いのルートはかなり難しい。しかも自分がリーダーなので判断し前にすすむしかない。ルートの下調べの重要性を再認識。コクイ谷の出会いに着いたときは二人でほっと一息。その後は一気に朝明渓谷に。結局コースタイム7時間のところ9時間もかかってしまった。だけどいい体力作りができました。
残雪期の雪
東洋 K
いよいよ春合宿に向けてのトレーニングが始まった。今回のトレーニングの目的は体力トレーニング、長距離歩行且つボッカで臨みました。
当日はもう3月も下旬とあって気温も高く春めいた感じでしたが御在所SAでみる鈴鹿の山は想像以上に白い!まだまだ雪山なのかと考えていたところ、登山道は最初から雪道でした。雨乞岳山頂まではなんとかコースタイム通りで到着し山頂からのきれいな雪景色を堪能することができました。ただここからが難儀でした。
積もった雪は気温の上昇と共にズルズルに融けて一歩一歩足が深く埋まったり滑ったりで、登りよりも下山の方が体力的にも厳しかった!特にクラ谷〜コクイ谷出会までの沢沿いの道では斜面は厳しいうえに雪はすぐに崩れるという状態で何度も滑りました。去年、足を折ったときもこんな雪で滑り落ちたなと振り返りながらなんとか駐車場まで戻ることができた頃にはもう9時間も掛かっていた。残雪期の雪の怖さを味わい、何とも印象深い山行となりました。