京都・摂津釈迦岳(631m) ポンポン山(679m)
〈山行日〉3月31日(月)
〈目的〉早春の花を楽しむ
〈ルート〉善峰寺〜釈迦岳〜ポンポン山〜杉谷〜善峰寺
〈メンバー〉
L・医療:伯 S
SL :優 S
一 S
会計 :由 K
記録 :幸 N
〈記録〉
5:25
7:02 京都南IC
7:46 トイレ休憩
7:55 善峰寺駐車場到着
準備、衣服調整
8:13 登山口出発
8:53 衣服調整
9:10 釈迦岳山頂到着 休憩
9:16 釈迦岳出発
9:50 ポンポン山頂到着 休憩
ポンポン跳ながら記念写真
10:15 ポンポン山出発
10:46 北尾根(福寿草自生地)着
残念ながら花はなし
11:16 ポンポン山到着 休憩
11:30 ポンポン山下山
11:50 杉谷分岐通過
12:15 東海自然歩道への分岐通過
右へ曲がるべき分岐をそのまま直進
12:30 619m着
直進が間違いだと気づき引き返す
12:46 再び東海自然歩道分岐に戻り、方向転換
13:06 東海自然歩道、林道に出る
地図で現在地を確認しながら進む
13:26 ポンポン山と善峰寺への
分岐通過
13:50 善峰寺到着
善峰寺観覧
日本一の松を見た
14:40 善峰寺出発
15:28 京都南IC
18:00
春のポンポン山
由 K
今日は穏やかな暖かい春の山、ポンポン山に登山した。京都 西山の吉峯寺の下にある登山口から出発する。最初からわりと急な登りが続いた。登山道には松も多く生息している。メンバーの誰もこの山に登ったことがないのでコンパスを使い慎重に登る。釈迦岳で休憩しポンポン山へ向かう。
山頂は展望がとても良い。京都の町も一望できる。山頂で飛び跳ねるとポンポンと音がすると聞いていたので、早速、飛び跳ねて確認した。う〜ん、微妙・・・でも、せっかくなので、飛び跳ねたところを記念撮影することにした。せーのーでジャンプ!!タイミングが合わず何回も飛んだ。その甲斐あって、なかなかの傑作がとれたようだ。福寿草自生地に向かう。けっこう下るなあ・・・残念ながら花は終わっていたが、ポンポン山に、登り返すことでトレーニングになった。
下山は東尾根のパノラマコースに進む。ここで、問題発生!!地図を見て考えても次の分岐でどちらに進むかはっきりしない。とりあえず、左へ少し行ってみて地図と照らし合わせることにした。紅白鉄塔がある。その先で電線などの位置や登山道の位置、歩行時間などを確認しながら皆で意見を出し合い、さっきの分岐に引き返す決断をした。紅白鉄塔を下る時、来た道と様子が違う気がするなと思っていたら、菅沼さんが「北に下りてないですか?南に下りないと・・・」との指摘があった。不安がよぎる・・・
鉄塔まで引き返し、来た道に戻ることができた。ちょっとした勘違いで道に迷うことを体験した。怖いな!!!今度は分岐を右へ・・・これでOKと思ったら、今度は沢の出現!!地図にも載ってないし・・・
またもや不安。方角はあっているので進んでいくと自然歩道に出た。皆で何度も何度も川、田んぼの位置、方角など地図と照らし合わせ確認する。結果、ルート通りに歩いてきたことがわかった。
今日の山行は、いかにコンパスの使い方や地図読みの勉強が大切かを身にしみて感じた山行だった。
実践の積み重ねが大事!
優 S
「ポンポン山」というおもしろい名前と福寿草の自生地に魅かれ、健脚向きのルートを計画しました。ハイキング気分で臨んだのですが、始めから少々きつい上り坂が続きました。ようやくたどりいついた頂上ではみんなで「ポンポン」跳びはね、音がするかどうかの確認をしました!!!
その後、分岐点では皆で進行方向を確認しました。それぞれが違う地図、ガイドを持ち寄ることで情報が煩雑化し、現地の表示とも一致しないことによって意見が分かれることもありました。常々教育セミナーなどでも学んでいるとおり、リーダー任せではなく、自分でも判断できるよう下調べ、地図読みトレーニングを積み重ねる必要性を強く感じた山行でした。残念ながら福寿草は時期が遅くて見ることができませんでしたが、オリエンテーリングと合宿のトレーニングを兼ねたような、しかも善峰寺の拝観もでき、楽しい大人のプチ遠足でした。
ポンポン山で跳ねました
一 S
善峯寺P脇の小さな沢を越え釈迦岳へと向かう。いきなりの急登で10分も歩くと息遣いが荒くなり、日頃のトレーニング不足を反省し、ひたすら登る。思えば1月の新年山行以来の山となり、合宿への良いトレーニングとなり参加して良かったと思いました。
釈迦岳山頂は注意していないと見過ごしてしまうほどで展望もなくポンポン山をめざし尾根筋を歩く。馬酔木の白い花と、赤い椿の花が彩る雑木林を抜けポンポン山に到着。山頂は広く平らでベンチもありポンポン飛び跳ねて大いにはしゃぐ。春霞の中、京都市街、高槻市街の先には生駒山も展望できる。
お目当ての一つ、福寿草自生地へ北の尾根筋を下りるが福寿草を保護しているフェンスの中には花の色は無くガッカリ。すでに遅かったようです。折り返しポンポン山から府境尾根出合まで戻り送電線を右に見ながら巡視道を北へ。鉄塔ピークを過ぎ分岐を地図表示の東海自然道方向に抜け出たいのだが、府道方面との標示しか無く東海自然道の事を示すのか判らずウロウロする。
地図上に送電線があり歩く目安になると気軽に考へ確信の無いまま送電線を頼りに歩き始めたが幸い結果的には予定どおりのルートで抜け出ることが出来た。メンバー全員が初めての山域なので地図を手放せず、自分たちの位置の確認を何度もしながらの山行で大変勉強になった。
鉄塔と送電線と東海自然歩道
伯 S
善峯寺=よしみねでら=名刹であるとは知らずにゼンホウジなどと読み下し地図検索しているうちに我宗の本山とも遠くなく、山行中の会話では愛宕山にも縁あり次回の山行計画候補となる始末でした。
何よりも久しぶりの山行で、しかも検索地図には鉄塔と送電線が山行ルート上に沿ってあり、磁北線と近い角度でクロスしています。これは何回かの教育セミナーでもいわれた位置の目印として使える物体なので実践してみる楽しみもありました。
実際は二筋の送電線のラインがあり(地図上でも同様)鉄塔も二列にクロスしたり並行したりして敷設されおり、送電線が頭上右に見えたり左に見えたり地図上の送電線を何回も確認して見ることになり困惑してしまいました。又、鉄塔の数や位置については明示されていないようで(2012年から国土地理院はネット上は掲載しないとある)凡その位置確認程度に活用すべきと思いました。
東海自然道は昭和49年に東京〜大阪の1697kmの道を長距離自然歩道として整備された道の事(旧来のある道を命名した)で途中の分岐で標示されていた府道とは=東海自然道と地図上で表示されているコースの道でした。
など、自分は知らかった事が沢山わかった山行でした。
地図読み山行
幸 N
「ポンポン山」可愛らしい名前の山だなとハイキング気分で登り始めたら、最初から足にくる急登が続き、春合宿に向けて水を積んでいつもより少し重い荷物にしていたので、時よりふらふらになりつつも、よいトレーニングになりました。
今までの山行は、地図を用意しては行くものの、地図をじっくり読む時間もなく(自分が地図を読むのに時間がかかり過ぎるのもありますが)、すでに道を知っている人について行くだけでした。今回はメンバー全員が初めて登る山だったので、それぞれが地図を片手に、分岐地点では慎重に進んでいったのですが、下山途中の東海自然歩道へ向かう分岐が不明瞭で、行ったり戻ったりしつつ、最終的にはルート通りに歩いてきたことがわかり、ほっと安心ました。今回は地図読みの重要さと面白さを実感した山行でした。
その他では、ポンポン山山頂で飛び跳ねながらの写真撮影、車中では合宿の詳しいお話などが聞くことができ、とても有意義で楽しい春休みになりました。