鈴鹿 焼尾山・鈴北岳

922m     1182m

 

       

 

<県境稜線、焼尾山分岐の標識に無事着きました>

 


日程:2014年4月19日(土) 晴れ

目的:春合宿下見/C・Dパーティのルート確認

ルート:黄金大橋〜焼尾山〜鈴北岳(ピストン)

メンバー:L・記録 加代O  他 2名

 

百聞は一見にしかず                  加代O

 鈴鹿にある中電巡視路のうち、いくつかは登っているが、春合宿でスタートするのは初めてのルート。地図では点線で描かれているし、登山口さえわからなかったので下見にやって来た。ネットの情報では迷った人もいるらしいけど、巡視する人の気持ちになって考えればそんなに複雑なルートを選ぶはずがないと思う。

 そして、登り始めてみれば案外わかりやすかった。鉄塔に出るたびに展望が広がるので位置の確認もできる。2時間ほど登ったあたりで若い巡視員とすれちがい、800m付近の鉄塔の下では作業中の人達とあいさつをかわした。

 ネットの人が迷ったという場所は、そこに立つとその理由がわかる。まわりをよく見れば木につけられたテープに気づくのだが、目の前に道があったらそれ以外は目に入らなくなるのだろう。

 色々な人がこの山に入って情報を発信しているけれど、やはり自分の目で確かめるのが一番なのだと思う。これで安心して合宿にのぞむことができる。

 

送電線と焼尾山               伯S

春合宿を二日目から参加させて頂き、前日からの本隊、鈴鹿県境線縦走(霊仙山〜藤原岳)との合流地点を三国岳〜焼尾山〜鞍掛峠の出合とし、冷川の中電西送電所裏から焼尾尾根への登山口を探し、送電所への橋から2本目の行き止まりを北西へ送電塔を目指し直登。ここから地図と磁石と送電塔と送電線高度計(Lのみ)との戦いが始まりました。

送電管理道があり確実に送電塔には続くのだが、2本の送電塔が、谷合から西や北西に離れ上空の電線は山に隠れ、稜線に出れば地図と再確認と上や下を見たりで忙しい。

所要タイム確認をして、Lには下山の際、送電管理道から登山道の要所、要所に黄色の綱を下げ本番用の準備をしていただき、感謝致します。

 

<記録>

5:30 阿久比町役場発 チョット早い出発

6:37 藤原簡易駐車場トイレ休憩

6:50 発

7:00 黄金大橋ゲート確認、ゲート前の分岐を右折して変電所に向かう

7:17 変電所、取り付きはここではないらしい、戻る。

7:25 変電所下、橋の手前林道に駐車、沢の右岸を歩いて登山口を確認したがここではないらしい、変電所前沢の左岸に目標を絞る。

7:40 地形図で現在地を確認、沢の左岸、変電所に向かう三叉路下に駐車、準備して出発。地形図で確認した通り沢に沿って西に歩き最初のピークに向かって尾根を登る、きついとっかかりで後ろからは「まいてくれ」の声、暫く歩くと岩に赤ペン、まきながら最初のピークに向かう、ここからは二つ目のピーク、最初に並行する送電線と目標はしっかりしている。

8:26 鉄塔A・B下、1本しながら位置確認、この鉄塔が地形図のどの鉄塔か、柴田は誤解していた、「2本並行するのはここしかない」とOさんが懇切に説明してくれ、やっと理解出来た。次はCの鉄塔を目指す。

8:56 鉄塔C着、ここで再度位置確認、きつい登りだったが位置確認のために登った、次の目標は632mのピーク(実はここを通らなくても尾根をトラバースする道はあるとネットに出ていた。)

9:10 632mピーク、ここから北に向かう送電線から離れ、西に向う二股別れの送電線、左側鉄塔LRに向かう、尾根を忠実に歩くが道はしっかりしている。

9:23 鉄塔LR着、ここからは送電線を右に見ながら(あまり見えないが)尾根を鉄塔LS目標に歩く、途中送電線補修用の部品を歩荷する青年と出合う「結構重い・・・」と一言。

9:40 鉄塔LS着1本、ここからは送電線につかず離れず鉄塔L㉑を目指す。

10:00 鉄塔L㉑着、ブロック小屋が有る、送電線補修の部品を数人が整理している、鉄塔番号と、鉄塔R㉒への分岐を確認した。

10:16 鉄塔R㉒着、鉄塔R㉑から鞍部に下り鞍部の標識㉒に従い北北西に尾根を登る、結構きつい道。

10:28 焼尾山頂上、標識はない3回程アップダウンを繰り返した。

10:33 県境稜線、鞍掛峠・三国岳の標識着、ここは携帯の電波が通じる。結構風が強く肌寒い。風のない所で休憩、ここで行動終了となった。

10:53 発。

11:06 鉄塔R㉒通過、分岐にテープ

11:19 鉄塔L㉑通過

11:28 鉄塔LS通過

11:41 鉄塔LR通過、ここから632mのピークと鉄塔Cの尾根を避けた山腹のトラバース道を歩く、下りは自然にこのコースに足が向く、但、細い落ち葉道、「雨で濡れたら怖いだろう」とOさん。

11:58 鉄塔C下分岐通過、登りはこの方が楽なようだ、しかし細いトラバース道、この17分は長く感じた。

12:14 鉄塔A・B下通過

12:56 駐車上着、数台の車が泊まり草原でランチをしていた。

登り直登した時に出合った落ち葉の広い道に沿って降りたが変電所直上に出た、出口がなかなか見つからない、側溝に沿って下るのが正解のようだ、踏み跡のない広い道らしい物が登山口付近にあった。

登りはエアリアマップのルートを正確にトレースして歩いた、駐車場からの取り付きさえ間違わなければ後は目標がしっかりしているのと尾根が細くはっきりしているので焼尾山から県境稜線に向かえた。駐車した位置がいかに正確に特定できるかが鍵だった。下りは自然に行動できる。いい勉強になった下見トレーニングだった、Oさん、Sさんに感謝したい。<記録:哲S>