鈴鹿山系 藤内壁(一壁)
<日程> 5月11日(日)
<山行目的> 岩登り技術の習熟
<ルート> 裏道〜一壁 ピストン
<メンバー> L:新海時夫・良I・聖S
いつの日か 良I
「一壁」とやらに来てしまいました。うぎょぎょ・・・。これか・・・。
先週の山行の岩場で、やはりつまづいて、上下からサポートしてもらった。“こんなことではいけない、なんとか迷惑を掛けないようにならなければ!”と強く思いました。思ったのですが、実際、こうして岩に来ると、“あ〜あ、なんで来ちゃったんだろう”と思うのです。ふぅ。今日も、目の前しか見えず、行き詰っては、教えていただき、ナンデモアリで登らせていただきました。私のせいで時間も相当に掛かりました。ごめんなさい。Sさんにアドバイスをもらうと“おぉ、そっか!”と思うことばかり。どうして私には分からないのでしょうか。悲しいかな、ある種、特殊な能力が備わっているとしか思えません。最後の1本が終わって、ザイルを回収しようとしたら、手の親指が攣ってビックリです。どれだけ力が入っていたのか、我ながら笑っちゃいました。いつの日か、迷惑を掛けずに岩場を歩けるようになりたいです。新海さん、Sさん、今後もご指導のほど、よろしくお願いいたします。
高度感 聖S
久しぶりのクライミングは御在所の一壁へ。7時半田発の為、予想通り駐車場が下の方しか空いていない。路肩に駐車して、スカイラインを登っていくが、前日の富士山の疲れからか、足取りが重たい。快晴に深緑が映える中、裏道登山口から、藤内小屋をへて、藤内沢の出合いから、一壁の取り付きへ。既に1壁には5パーティーいました。反対側の前尾根からも声は聞こえてきますが、人数は少なそう。ここから中尾根も見えますが、中尾根の方が人が多く入っているようです。一壁は、登山学校の時に一度だけ、1ルートと2ルートを登った事がありますが、どんなルートだったのか、全く記憶に無い。一壁を前に、“これ、登れるのかな・・・”と一抹の不安を抱きながら、登攀開始。“リードで登ってみる?”と新海さんに言って頂きましたが、いつもと違うクライミングシューズと、抱いてしまった不安に、今回は、終日、新海さんリード、良Iさん、私の順番で登りました。1・2・3・左・右ルートを登りましたが、どれも高度感たっぷり、足元を確認して見るたびに、下が見えて、恐怖心が募ります。そして、良Iさんと、試行錯誤しながら、核心部を登り、“リードなんて無理だ!!さすが、新海さん!!”と再確認しました。
終日、風も無く、快天で、人も少なく一壁を満喫できましたが、楽しんで登るには、まだまだ精進が必要です。頑張りますので、また、一緒に岩に行ってください。よろしくお願いします。
さわやかな風 新海時生
良い陽気でした。一壁の上(終了点)で確保している間もそよそよと気持ちのいい風と、まだ暑くなる前の日射しをいっぱい受けて(2人は覆面姿でしたが・・)
そのまま昼寝でもしちゃいそうなのんびりとした陽気の中で一日クライミングを楽しんできました。見渡すと、山肌のそこかしこをピンクの赤ヤシオが染めています。伊勢湾も光っています。藤内が一番輝く季節でしょうか。
良Iさんはそれどころじゃなかったかもしれませんが、一壁5ルート完登したのですから立派なものです。鹿島槍で『修業しなおす!』と言っていましたが少しは役に立てたでしょうか?
聖Sさんはさすがです。次回もうリードで登っても大丈夫でしょう。中尾根には行けませんでしたが、また今度のお楽しみにしておいてください。
<記録> 快晴
7:00 知多信用金庫発
8:00 裏道から下った所に車を停める
8:15 裏道登山口着
8:45〜50 藤内小屋着 休憩
9:15 藤内壁の出合い通過
9:35 一壁取り付き着
10:00 @ルート登攀開始
10:55 Aルート登攀開始
11:40〜50 休憩
11:55 Bルート登攀開始
12:50 左ルート登攀開始
14:10〜20 休憩
14:25 右ルート登攀開始
15:35〜50 取り付きに戻り、撤収
16:05 藤内壁の出合い通過
16:20 藤内小屋通過
16:45 裏道登山登山口着
16:55 駐車場着