越前五山(福井市) 文殊山(365m)
<日程> 2014/5/12(水)晴れ
<ルート> 二上〜大村〜りょう
<目的> 親睦山行
<メンバー> L:英A・清S 他 2パーティー 13名
恒例の天ぷら山行 法子
春のもうひとつの楽しみは、食べれそうな香りのよい葉や花を採ってその場で天ぷらで食べる。山でしかできない醍醐味、贅沢このうえないうれしさ!大勢があれもこれもと山菜が沢山、ワイワイいいながら今年も参加できて楽しい一日でした。
クジャクシダ発見 伸Y
編集部の親睦を兼ねて、Oさんに企画をお願いして福井の文殊山に行ってきました。
登山経験豊富なOさんの事、登ったことがあると思ったらなんと、初めてとの事。他の先輩も同じ答えで、未知の山に期待が膨らんだ。
登山口には、早くもおいしい食材を発見。下山してから美味しく頂きました。
また、登山道には珍しいクジャクシダを見ることができた。調べてみると、本州にはどこにでもあるようで、今まで気づかなかっただけかも…。還暦を過ぎてから、学ぶことがまだまだ沢山あり楽しい。
今回は、特にだれでも参加できる山を選んでいただいたので、急登はあったが、里山の風景が美しい素敵な山でした。
福井の山は、花の山がまだまだいっぱいあるとの事、楽しみが増えました。
文殊山 純H
5年前福井から武生まで歩いたことがある。何処まで歩いても道の両脇は家が建ち、商店が並ぶといった様子だった。武生の一つ福井寄りに北陸道「鯖江IC」があり今日の高速降り口になるのだが、当時、間違いなく鯖江の市街を歩いている、そして今日マイクロバスから「鯖江」の町並みを見ているにも関わらず、全く当時の記憶のかけらもよみがえらない。つまり今日のバスのコースと歩いたコースが違っているようだ。そうしておこう。それにしても記憶の不確かさは相当なものでもっと頭を鍛える必要がありそうだ。
家に帰ってあらためていただいたパンフレットを見ると、歩いている途中、どなたかが言われていたように文殊山は越前五山の一つとある。日本山名辞典によれば地図は「岐阜」とある。早速見てみると確かに文殊山が載っている。山高きをもって貴しとせずで、その土地その土地に歴史を刻むその土地ならではの有名な山があるようだ。山頂からは奈良・平安時代の土器片が多数見つかっているそうだ。標高は365mと低山に属するが山を覆う木々は太く、高くいずれも自然林で奥深い山を感じさせた。
登山道の周辺は花が咲き乱れ、その一つ一つに的確に名前を口ずさむ参加者の博識に恐れ入りました。帰りに西山公園で頂いたそうめん+てんぷらは絶品でした。
筍と女神 伸S
私の花&天婦羅山行第2弾は福井県の文殊山。
鯖江ICを出て程なく、右てに山なみが見える。近隣の人の身近な山として愛されているらしい。
小文殊山までは緩やかに山腹をまきながらの登り、小文殊からは結構な急坂のアップダウンで奥の院まで行った。
彼の深田及弥もよく登ったと言う。雪を被った白山も望める。
福井の山は山菜の宝庫と聞き、胸弾ませたが木の芽には少し遅かった。コシアブラもクロモジも開ききった葉が迎えてくれた。ミョウガ、セリ等を摘んだ。道端に頭を出した筍を鮮やかな足技で仕留めた人もいる。
花は今を盛りのタニウツギ、名前は分からないが白い花を咲かせた木3種、タニウツギのピンクと白い花が谷一杯にひろがって美しい。コアジサイの花も間も無く咲きそう。もう初夏だもんね。
クジャクシダ、エビネ、キンラン、ギンランも咲いていた。
雨の近そうな空模様を気にして早々に降りて来、天婦羅の出来る場所を求めて公園の木陰へ。
心配の雨も時折ポツンとする位で無事、天婦羅パーティ終了。なにせ此方には晴れ晴れ女神様がご同行、アメフラシの神も遠慮しちゃうよね。(筍、美味しかった。)
ツツジで有名な公園の、ツツジは少し盛りを過ぎていた。今度は満開の時に来たいね。
文 珠 山 英A
文珠山とは、何となく菩薩様の顔が浮かぶ名称の山、泰澄大師が開山した信仰の山という。二上登山口から、まず目指すは小文殊と言われる室堂、登山道は広くゆったりしていて安心して歩ける。道中、植物観賞を堪能し、中々目的の室堂にたどり着けない。大村コースの分岐から室堂(小文殊)・本堂(大文殊)・胎内くぐり奥之院へ結構なアップダウンの道程だ。途中行き合う登山者は地元の人か日課のように歩いている感じがする。休憩ベンチやトイレも完備され日常のトレーニングにはもってこいの山のようだ。春雪解け後には山野草や新緑も見応えがあり、秋には素晴らしい紅葉で一面真っ赤に染まり楽しめる山でもあるようだ。
すっきりした。 貴美H
毎年春山で見る花、今年は見る事なく季節が過ぎてしまい気分が落ち込んでいる時低い山だからと誘われひさしぶりの山行、不安の中出かけた。雨の心配をしながら整備されて歩きやすい道が続く左右の景色や何でもない草花など見る物すべて新鮮に見えたし石仏群、奥の院、胎内くぐりを体験して下山。据え膳で食べた天ぷらも美味しかった。モヤモヤ気分が解消され楽しい一日でした。
文殊山の恵み マリH
福井県「文殊山365m」も素敵な山でした。6コースの登山道があり、それが皆んな繋がっています。福井県文殊会が制作した「文殊山フットパスマップ」には、文殊山登山の楽しみとして四季折々の花・木・生き物などの説明が書かれています。
二上コースから登り途中からは大村コースを下りました。東海自然歩道よりも道幅も広く整備されており、花や木・シダにまで名前が表示してあり楽しめました。結構なアップダウンが有りましたが、新緑・可憐な花・小鳥のさえずりに助けられおしゃべり満開であっという間に頂上へ到着しました。
約1300年前に開かれた「霊山」で文殊菩薩さまが祀られています。また、戦国時代の山城(文殊山城)だった由緒ある山という事も分かりました。子供でも四季折々楽しめそうですので、是非また来たいと思いました。
天ぷら用の恵みもたくさんあり、下山後に西山公園の入り口横の桜の木の下で美味しく頂きました。楽しい一日を仲間と過ごせ編集部長ほか皆さまに感謝しています。
<記録>
05:10 阿久比役場発
07:32 鯖江インターチェンシ?
07:55 二上登山口着
08:10 なだらかな遊歩道
09:22 休憩、子文殊、急登になる
09:58 大文殊本堂、大展望!雪の残る白山と水の張った水田が美しい
10:05 胎内くぐり
10:08 休憩、奥の院、三角点がある
10:35 大文殊
10:53 小文殊
11:07 大村への分岐
11:40 大村町りょう
13:10 その後西山公園へ移動し風をよけて木陰で山菜天ぷらを楽しみました。<O記>