<日程> 2014年 5月12日

<山行目的> 残雪を楽しむ。

<ルート> 荻町集落〜帰雲山〜猿ケ馬場山(ピストン)

<メンバー> L:志貴I 他 3名

<記録>

4:00  阿久比町役場発、  白川郷ICで下りて7〜8分

6:20  村営せせらぎ駐車場、車から出ると強風が、頂上の様子が気になり不安になる。

6:30 であい橋を渡り、合掌つくりの集落を通り、明善寺を通過し登山口へ。緩急のない単調な登りの林道を歩き続ける。心配した風はなく暑い。

7:50 宮谷林道出合い。休憩(10分)ここから登山道のないところを藪漕ぎ。赤いひもの目印を探しながら慎重に進む。

8:50 1336m地点(10分休憩)やっと雪の上を歩くことになる。

9:50  1528m地点(10分休憩)

10:25 帰雲山着、午後から天気がくずれるということと、想像以上に雪がなく、藪漕ぎが大変だったことを考慮し、ここで引き返すことにする

11:50  1336m地点で10分休憩

12:35  林道出合い(5分休憩)

13:45 せせらぎ駐車場着 (記録:菅沼)

 

残雪期の山へ              志貴I

 残雪期でないと藪がひどく登れない山へ

4月に計画したのですが雨で中止したので5月にリベンジしたのですが藪こぎがひどく林道を1時間半ほど歩いてから藪こぎを1時間程してやっと雪道になりました。

気温が高いため雪が柔らかく斜面は滑り易く体力消耗につながりそう。

10時半帰雲山到着。空が今にも雨が張り出しそうになってきたし猿ヶ馬場山まで1時間強かかるしでみんなで相談の結果下山することにする。途中白山方面の展望が良いところがあり、山を確認しながらゆっくり降りた。林道に出る頃に雨が降り出し、合羽を着る1時間暑いながらも林道を歩く。白川郷に着いたときは結構雨が降ってきた。又観光客で混んでいた。残雪期の山はやはり雪の時に行くにかぎるよね。藪こぎは疲れから・・

 

やぶこぎ                             一則O

 先月計画していて、雨で中止になった「猿ヶ馬場山(さるがばんばやま)」。またもやわたしの知らない山だ。飛騨の周辺には、春先残雪をたのしむのに都合のいい山がたくさんあるようだ。しかし、春とはいってももう5月の中旬。雪がどの程度あるのか・・。

 白川郷の駐車場に車を止め、出発。無雪期にはほとんど登山者は入らないようで、標識はない。80分ほど林道を歩き、目印のテープのあるところ、道なきヤブへ入る。

雪があれば、快適な登りなのだろうが、ひたすらヤブの中を登ること約1時間、ようやく残雪が出てくる。ヤブと残雪のミックスの道なき道を行く。はじめの電波塔小屋まで3時間20分。そこから帰雲山の電波塔まで25分。目的の猿ヶ馬場山までは、あと1時間半くらいはかかりそうだ。雲行きもちょっと怪しくなってきたのと、下山時のヤブコギを考え、ここで引き返すことにする。

 途中2〜3回、道に迷いながら、林道へ出る。林道を約70分歩き、白川郷の街中へ。平日というのに観光客が多い。それも外国人、特に東洋系の。さすがに世界遺産だ。行動時間約7時間。来週の六甲山縦走のトレーニングになったのでないか。

 雪の多い3月下旬にまた来てみたい山だった。

 

ある意味、面白かったけど       良子

雪の無い時に猿ヶ馬場山って登れるのか?一抹の不安を抱えながら出発。長〜い林道を終えて、テープに導かれ、登り口は分かった。分かったが、登山道は無い。つまり、藪漕ぎ。しかもかなりの急登。ずり落ちないように枝や笹を持ちながら、あるいは掻き分けながら、上を目指す。登りはいいが、こういう所は下りになると目印が無くて、道に迷いやすい。落ちているテープを見つけては枝等に括り付け、変わった幹があったら目に焼き付けるようにして、登っていく。

雪が出て歩きやすくなったのは、標高1400mあたり。タイムリミットまではまだ1時間以上あったが、午後から悪化の天気予報と藪漕ぎを懸念して、帰雲山で戻ることに。下りはやはりコンパスと“覚え”が必要だった。登りよりもさらに枝やら笹やらを掴んだり、滑りながらも、細かく修正しながら歩く。天気も下り坂で、ポツポツと雨が降り出し、林道に出たところでかっぱを着た。帰雲山で引き返して正解だった。次回はフカフカの雪の季節に登りましょう!