金剛山地  金剛山(こんごうさん)(1,125m) 
ダイヤモンドトレイル


<日程>2014年7月5日〜6日

<目的>ダイヤモンドトレイルを歩く

<メンバー>L    :一則O

SL   :鈴木 洋介 記録・会計:東洋太郎K

<ルート>ダイヤモンドトレイル起点〜二上山〜大和葛城山〜金剛山〜岩湧山〜槇尾山バス停

<記録>

7/5(土) 天候:曇りのち晴れ

4:00  半田ちたしん 発 西名阪・香芝IC経由ダイトレ起点へ

5:50  どんつる峯P 着

6:10  ダイトレ北入口

7:05  二上山展望台 休憩(10分)

7:30  雌岳山頂

8:36  平石峠 休憩(10分)

9:21  岩橋山山頂

9:28  岩橋峠 休憩(10分)

10:48 急な階段を登りきり休憩(10分)

11:26 大和葛城山山頂 休憩(20分)水越峠までの下りはかなりの急勾配。 

      ボッカトレの人もいた。

12:27 水越峠 休憩(10分)しばらく林道を進む。途中「金剛の水」を飲み休憩

13:14 カヤンボ、ここから金剛山へつながる尾根まで急登

13:32 パノラマ台 休憩(10分)

14:22 一の鳥居を経て金剛山山頂 神社で参拝して楠南荘へ

14:55 楠南荘 着

7/6(日) 天候:晴れのち雨

5:10  楠南荘 出発 前夜の雨の影響か足元がぬかるむ

5:42  久留野峠

6:24  千早峠 休憩(10分)

7:31  タンボ山 休憩(5分)

8:31  紀見峠 休憩(10分) ここから後半の難所スタート

    

9:40  3合目までの急登を登ったところでベンチで休憩(10分)

11:00  岩湧山山頂 休憩(15分)

12:10  滝畑 休憩(25分)槇尾山への最後の登りへ 小雨が降り始める

14:00 施福寺 山行の無事を感謝

14:05 バス亭着 雨が本降りになる。バス・電車を乗り継ぎ車へ戻る

20:30 半田ちたしん着 解散

  記録 東洋太郎K

関西トレール第2弾

一則O

 六甲全山縦走に続く「ダイヤモンドトレール」(通称ダイトレ)の縦走。ダイトレとは大阪・奈良・和歌山の県境の山を全長約45kmにわたって大阪府が中心となって整備した自然歩道。奈良県香芝市の屯鶴峯(どんづるぼう)を起点として、大阪府和泉市の槇尾山を終点とする。トレラン経験者では1日で走破することもめずらしくないようだが、われわれは走るのではなく、あくまで歩き。それも2日かけて。

 天気は曇り。しかし湿気が多く蒸し暑い。歩き始めからずっと汗が乾かない。水分補給をしっかりして、行動食もしっかり食べて。道は整備されていて、丸太の階段が多く、この登り下りがこたえる。展望はひらけず、ほぼ樹林の中。おもしろみのない登山道だ。ところどころに、「ダイヤモンドトレール」の石碑が建つ。

 二上山・雌岳〜岩橋山〜大和葛城山まで約5時間半。ここに自販機あり、休憩。自販機の飲料水はいのちの水だ。まだまだ今日の宿までは長い。

 登りが2人について行けずに、ところどころで待っていてもらう。調子がもうひとつよくなく息が異常に切れる。エライ、エライと言っている間に、金剛山・葛木神社へ到着。出発から約9時間。ここから今日の宿、香楠荘まで約15分。1日目の行動時間約9時間。きつかった。

 早々にチェックインし、風呂で汗を流し、今日の渇きを癒すビールでカンパイ!!疲れもあって就寝は、7時半ごろ。ぐっすり眠り、翌朝に。

 2日目朝5時10分に出発。天気は曇り。一日もってくれればいいのだが。従走路はあいも変わらずほぼ樹林の中。蒸し暑い。唯一、展望がひらけたのが、岩湧山の山頂で、地図には新百名山となっている。展望はまあまあだが、新百名山とは?ちょっと疑問。

 岩湧山まで約6時間。終点まで約6.5km、3時間。がんばろう。今日も登りが2人より遅れがちだ。滝畑というところでは、川沿いでバーべキューや水遊びをしているグループがたくさんいる。そこの売店でアイスとスポーツドリンクを買って、しばしの休憩。あとちょっと。このあたりから雨がぽつぽつと。。

14時ちょっと前。ようやく終点の槇尾寺に到着。無事完歩できたことに感謝の手を合わせ、バス停へ。ここに来て雨が本降りに。バスは14時ちょうどに出たところ。次のバスまで45分も待ち時間があるので、近くの土産物店でザルソバを食べて休憩。

 行動時間2日で約19時間。歩いた距離45km。さすがに55歳の体にはこたえた。3週間前の(白山)別山とはあきらかに体調がちがう。自分の中でいろいろ言い訳を考えてみたら、思い当たることがあった。2日前の木曜日の午後、400mlの献血をした。その関係で、体調がイマイチだったのでは?

 それはともかく、トレール第2弾はアップアップだったが何とか完歩した。

 リーダーとして、情けない部分もあったが、無事に帰って来れてよかった。

Sさん、Kくんありがとうございました。

果てしない木段

洋介S

ダイヤモンドトレール(奈良県香芝市の二上山から大阪府和泉市の槙尾山までの金剛葛城山系の稜線を縦走するコースで全長約45km)に行ってきました。アップダウンのきつい厳しいコースでした。

二上山側の北入口から開始です。暫くすると木段が始まります。ネットで調べて木段が多いことは知っていましたが早くもという感じでした。この木段は縦走路どこでもついて回ります。木段がある登りは急登、急降。通常の登山道より疲れるし、かつ滑りやすい、危険。それが分かっているから、木段の脇には自然発生的に登山道が。自然保護なのか破壊なのか、それにしてもこんなにも(多分何万という数)作ったものだと。そう思いながら、黙々と登って下りてそして登っていました。

開始から5時間。樹林帯を抜け、開けた空を仰げる場所にでます。葛城山に到着です。自販機があり、はちみつレモンを購入。コースを右手にそれ5分ほどで山頂広場です。大阪の街が一望できます。水越峠から歩荷TRで登ってきた方から、ここは5月中になるとツツジの花が山一面咲きますよと写真を見せて頂きましたもう一度来たい、見たいと思えるような素晴らしさでした。

靄が木々に掛かり雨でも降るかと心配しながら、14時半に金剛山に到着。山頂でもある葛城神社で山行の安全を祈願。本日の宿泊となる香楠荘に15時前に着く。風呂から出て、お疲れ様とビールで乾杯。夕食は会席コース、明日のエネルギーを蓄えるため残さず食べる。

翌朝は5時出発。夜雨が降ったようで、路面が濡れている。空気もひやりとして気持ちがいい。杉・檜の美しい植林の中を歩いていきます。アップダウンを繰り返しながら、お馴染みの木段と格闘しながら紀見峠に8時半ころ到着しました。紀見峠へ下る木段は谷底へ落ちるような急で果てのない木段、うんざり…。トレランの団体に会いましたが、ひとつは人間鍛え通せば山を駆け上ることができる強靭な肉体になるものだと、もう一つは歩いていてはいけないのかと錯誤感?を覚えました。

本日の核心、岩湧山へ向かいます。ここでとんでもない木段に遭遇します。3合目へ向かう200m直登です。相当なものでした。登り終えたら文句なしにT本です。根古峰、五ツ辻を過ぎ、岩湧山に11時に着きました。葛城山と同じように広い山頂です。で、そこには驚きの人達が、モトクロスバイクの人達です!モトクロスバイクの人達が登ってきた滝畑へ向かうルートを下りましたが、この木段を細い道をよくもまあ自転車で、下りは大丈夫か歩いている人とぶつからないか、と心配になりました。滝畑の売店でキウイフルーツのアイスを食べ一休みです。終点の槙尾山には13時半過ぎに到着、施福寺で山行の無事を報告。帰りのバス停まで参道を下っていきます。残念ながらバスは出たところ、バス停前の店に入りざるそばを食べ次のバスを待ちました。ぽつぽつと降っていた雨が、ザアザア降りになり、下山した後で良かったと。

無事45km歩き通せることができました。O様、K様ありがとうございました。

ロングトレイル第2弾

東洋太郎K

六甲縦走に続いてダイヤモンドトレイル(以下ダイトレ)へ行ってきました。名前の由来は主峰の金剛山の英訳=ダイヤモンドから来ているそうですが、名前からの印象とは違い終始樹林帯を歩き展望は楽しめません。1日目は二上山から金剛山まで、初めからハイペースで汗が止まらない...。大和葛城山の山頂まで頑張るとようやく展望が開け、ゆっくり休憩。ここには売店・自販機もありオアシスのようです。尚、ここから水越峠へ降るとツツジ群生地があります。写真を見せてもらう機会がありましたが、ぜひ季節にきてみたいと思うような絶景でした。

初日は金剛山までで1泊し、2日目も早朝に出発。紀見峠まではアップダウンがあるものの一気に下る。そしてここから岩湧山へは後半の難所。3合目までは長く急な直登階段。そして最後の登りである槇尾山へ到着し施福寺で無事を感謝。小雨に降られましたがゴール後に本降りに。助かりました。

 もう1回とは思えませんが、長く厳しい45kmを無事に歩き通すことがでメンバーに感謝です。ありがとうございました。