北アルプス 裏 銀 座 縦 走
野口五郎岳・鷲 羽 岳・槍 ケ 岳
(2924m) (2924m) (3180m)
<日 程>2014.7.19〜7.22
<目 的> 体力をふりしぼって歩く
<ルート>
高瀬ダム〜烏帽子小屋〜三ツ岳〜野口五郎岳〜水晶小屋〜鷲羽岳〜三俣山荘〜双六小屋〜樅沢岳〜槍ケ岳〜槍平小屋〜新穂高
<メンバー>
L=晴美 B SL・会計=全代I 記録=敏子 K
7/19 曇りのち晴のち小雨
0:00 東海市坂野邸発
4:40 七倉山荘着
5:30 高瀬ダム 専用タクシー乗車 (5:30ゲート開く)
5:40 高瀬ダム着後トンネル・吊り橋を渡る
6:00 河原で衣服調整
6:20 ブナ立尾根 登り口通過 北アルプスス三大急登の一つブナ立尾根
気合いを入れて登り始める
7:00〜7:10 休憩 きつい登りが始まる
7:45〜50 休憩 不動岳右手にひたすら登る
8:45〜8:55 休憩 視界が開ける
9:45〜9:55 休憩
10:25〜10:35 休憩 ハイマツは背の高さほどある キヌガサソウ・アオノツガザクラ
10:55〜11:05 烏帽子小屋着 休憩 小屋に到着前の2本はきつい登りだったが
前倒しで野口五郎小屋まで歩こうと異口同音で決定 左手に唐沢岳 キヌガサソウ、ヌガザクラソウ、アオノツガザクラ、コマクサ、チシマギキョウ、マメザクラ
12:00〜12:10 休憩 左手に燕岳 稜線が見える 右手はガスってる 途中雷、小雨にあう コマクサ、イワツメグサ、ダイコンソウ、オヤマノエンドウ
12:35〜12:45 休憩 途中雪多し稜線甲枚コースを歩く 小雨にあう
14:10〜14:20 休憩 辺り一帯お花畑 ガンコウラン、ハクサンイチゲ、ミネズオウ、アオノヅガザクラ、チングルマ、ハイマツ 岩場は続く
15:00 野口五郎小屋着 尾根歩きが続き気持ちがいい 登山道からは小屋はわかりづらく近くに行ってようやく確認
7/20 曇りのち晴
5:00 起床、朝食
5:45 野口五郎小屋発
6:10 野口五郎岳 休憩 白砂の広い山頂 槍ケ岳が目の前に見え今日歩く行く手が一望
ダイコンソウ、ハイマツ
6:55〜7:05 休憩 常念岳などグルリと堪能
7:55〜8:05 休憩 岩場が続くハクサンイチゲ、イワカガミソウ、ダイコンソウ
8:30〜8:40 東沢乗越 休憩 クロユリ、シナノキンバイ 小屋の人登山道修復
9:25〜9:40 水晶小屋着 休憩 野口五郎岳〜水晶小屋岩場多くきつい
コーヒータイム 若い登山者目立つ
10:20〜10:30 ワリモ北分岐 休憩 雲ノ平小屋が見える
10:50 ワリモ岳通過 ミヤマクワガタ、イワウメ、イワヒゲ、キバナシャクナゲ
結構な急登で岩場が続く
11:25〜11:55 鷲羽岳 休憩 鷲羽湖を見て 硫黄尾根・槍岳の景色にうっとり
急なサ?ラ場を40分で下る
12:35〜12:55 三俣小屋 休憩 小屋の人登山道修復 子連れの雷鳥見かける
13:45〜13:55 分岐 休憩
14:55〜15:05 休憩 雪渓を10箇所以上緊張して通過 キヌガサソウ
15:45 双六小屋着 双六小屋はいつ来てもにぎやか又食事がいい ミヤマクワガタ
イワウメ、イワヒゲ、キバナシャクナゲ
7/21 晴
5:00 起床、朝食
6:00 双六小屋発
6:40 樅沢岳 休憩 ハイマツの下ツマトリソウ、エンレイソウ、イワカガミ
御岳、水晶岳が見える 雪渓を2か所通過
7:35〜7:45 硫黄乗越 休憩 ハクサンイチゲ、クロユリ、ハシリドコロ、イワオウギ、キヌガザソウ
シナノキンバイ、ウツボクサ、ベンケイソウ
8:40〜8:50 左俣乗越 休憩
9:40〜9:50 休憩 設計なんか初夏通過 腐り場岩場を歩く イワヒバリ飛ぶ
ヨツバシオガマ、ウサギギク
10:25〜10:35 千丈沢乗越 休憩 クサリ場岩場ガレ場を歩く槍ケ岳山荘が見える
11:15〜11:25 休憩
11:45〜11:55 槍ケ岳山荘着 休憩 テラスには大勢の人
11:55 槍ケ岳山荘発
12:10 槍ケ岳山頂着 360度の展望 穂先を下山している団体が手間取っているので山頂で待機 槍沢等残雪の多さにびっくり
12:55 槍ケ岳山頂発
13:20〜13:50 槍ケ岳山荘着 昼食
13:50 槍ケ岳山荘発
14:35〜14:45 千丈沢乗越 休憩 いっきにガレ場を下る
ダイコンソウ、ハクサンイチゲ、ヨツバシオガマ、キバナシャクナゲ、ハイマツ
たくさんの高山植物
15:10〜15:20 分岐 休憩 サンカヨウ、コザクラ、ハシリドコロ、シナノキンバイ、キンポウゲ、コキザサ、コマノアシガタ、クロユリ
15:50〜16:00 休憩 ミネザクラ、サンカヨウ、キヌガサソウ、カラマツソウ
タラノ芽、コシアブラと山菜を収穫 20本のキヌガサソウの集団にはビックリリ
16:50 槍平小屋着
7/22 晴
5:00 起床、朝食
6:10 槍平小屋発
7:00〜7:10 滝谷出合 川を渡り休憩
8:10〜8:20 休憩
8:40〜8:50 白出沢出合 橋を渡り休憩 ジャンダルムを眺望 白出沢出合から右俣林道を歩く
11:00 新穂高温泉 着 高瀬ダムからブナ立尾根・野口五郎岳・鷲羽岳・槍ケ岳・新穂高と歩き通
すことができ満足しています。しいて言えば赤牛岳が確認出来なかったことが残念でした。
裏銀座縦走コース充分に楽しみました。(記録 木學)
手入れのいい縦走路
晴美 B
歌手の野口五郎は私と同い年なので、いつかは野口五郎岳に登ってみたいと思ってました。野口五郎岳を調べると、どうしても裏銀座縦走路につながります。昨年、表銀座縦走をしたので槍ケ岳を裏から見て、歩き、ワクワクの四日間になりりました。北アルプス三大急登のブナ立尾根は雲っていたので、楽に登れました。その後は大好きな尾根歩き、一日目は2時間位雨にぬれましたが、2日目以降、鷲羽岳・槍ケ岳と好天に恵まれ、雪解けのたくさんの花々を見ながらの山歩きは一生の思い出です。例年より残雪は多いようでしたが、すべて、小屋の若い方々の努力で道しるべがきちんとされていたのがうれしかったです。同行のIさん、Kさん、ありがとうございました。
裏銀座の思い出
全代 I
高瀬ダムから新穂高まで計画通り全ルートを歩いた。天気・メンバーの足並みが揃ったこと・ゲートの開くのが早くなった事等が幸いした。不明瞭な所は無く、人の往来もぼつぼつで小屋は個室泊・労山カード500円割引有
ブナ立をこなす時は小雨・三ツ岳稜線で雷雨、横なぐりの風雨は短時に去り大助かり。残雪を渡る時はつぼ足を踏みストックをフル活用した。
大槍の山頂は若人・小学生もおり、満席で華やかな雰囲気の中で長居をし景色を楽しむ。
槍平付近はキヌガサ草・サンカヨウがわんさかありお喜び。白出沢出合でジャンダルムのギザギザ稜線を見上げ、静岡パーティと別れの会をして新穂高へ下った。新穂高バス停周辺は工事中。温泉がなくなってしまった。