中央アルプス 三ノ沢岳 (2846.5)
日程:2014年7月25日(金)
目的:高山植物を楽しむ
ルート:千畳敷〜極楽平〜三ノ沢岳往復
<メンバー>
L=みき子Y SL=マリ子E 記録=美代子N 会計=由美K 一美I きよ子I
伸子Y さつきI 圭音留H
<記録>
7月25日(金)
05:30 刈谷オアシス合流
07:15 菅の台バスセンター着
08:15 しらび平着
08:37 千畳 敷
09:00 出発・・階段あり、残雪ありの急登が続く
09:40 極楽平着・御嶽が目に飛び込んでくる、高山植物がいろいろ咲いていて楽しい
10:30 三ノ沢分岐
10:55 1本・・カール状の地形がみられる. 想像以上にきついアップダウンの連続
11:45 1本・・お花畑にいやされる
12:15 三ノ沢岳到着・・360度の素晴らしい雄大な展望・・・12:45発
13:40 1本・遭難慰霊碑ケルンがある
14:17 1本・最後の登りがきつそう
15:05 三ノ沢分岐
15:20 極楽平着
15:55 千畳敷着
17:00 菅の台バスセンター着
記録 美代子N
夏山は最高
きよ子I
思わぬチャンスに巡り合って三ノ沢岳に登れた。ロープウエイを降りて見渡せば夏山真っ盛りの色の濃さ。空は紺碧に抜けるような青。山は素晴らしい景色を織なっている
事前に調べた時、(三の沢岳に登るぞ)と思って登らないとキツイ山、って書いてあった。
極楽平から見える三ノ沢岳までは結構なアップダウンだ。
しかし歩き始めると360度のパノラマにワクワクし、可憐なお花に癒されておもいのほか足取りは軽い。いきなりウスユキソウに出合えて感動。黄色のお花も沢山咲いている。ラッキーなことにお花に詳しい諸先輩方々が一緒だったので、葉が丸く固いのはダイコンソウ、背丈の高いのはキンポウゲ、、、、、見分け方の説明付きで教えて下さる。白山イチゲも、白山チドリも咲き乱れていた。若い方がベトナムスイカを担いで登って下さり、頂上でのスイカに感激。美味しかった。ちなみに私は初体験なので。
美しい姿の三の沢岳に綺麗なお花。夏山っていいな。
花と岩と雪
マリ子E
≪標高差≫千畳敷2611m→極楽平→分岐(遭難碑)2887m→最低鞍部2652m→三ノ沢岳山頂2846.5m。往復で約250mを3回アップダウンするので、標高差750mの上り下りに近いと覚悟して行った。しかし絶好の晴天とメンバーに助けられうわさ通りの「花の三ノ沢岳」は大満足だった。
畳平の駒ヶ岳神社に参拝し、左手にトラバース。すでにアルプス特有の花々があちこちにみられる。極楽平に向かって緩やかに登って行く。途中、雪渓が現れスタッカットしながら一歩一歩登る。真っ青い空と白い雪渓、右手には宝剣岳の岩稜。下を見れば一面のお花畑、素晴らしい。
極楽平に到着。稜線上は風が吹きわたり、空木岳へとつながる縦走路。正面には御岳、乗鞍、遠くには富士山や南アルプスのシルエット。右手には手に取るように見える宝剣岳の荒々しい岩稜と木曽駒までの稜線。足元にはアルプルらしい高山の花々。「おー、やっぱりアルプスは素晴らしい」。「おー、山はこうでなくっちゃー」久々のアルプスに雄叫びを上げる!!コマウスユキソウを初めて見て感激だった。
極楽平から宝剣岳方向に折れ、三ノ沢岳の分岐へ。目的の三ノ沢岳は、思ったより遠くにしかもとても高くみえる。分岐のケルンを左に250mドーンと下る。そして最低鞍部から三の沢岳に向かって岩やハイマツの中をひたすら登る。UpDownが繰り返されるので覚悟はしていたが、段差のある岩場は結構面白くキバナシャクナグやナナカマドの花々にも助けられた。ハイ松は途切れる事無く続き風も遮られかなり暑いが、開けた時の解放感はたまらない。
頂上直下の斜面に雪渓が残っている。そして素晴らしい花畑。白のハクサンイチゲ、コバイケイソウ、黄色のミヤマキンバイ、ダイコンソウ、ピンクのハクサンチドリ、ヨツバシオガマなど絵に描いたようでガイドブックそのものだ。チングルマを見たのもすごく久しぶりだった。
本当に爽快感に溢れた気持ちの良い山行でした。メンバーに感謝しています。体調を整え体力をつけて、たまにはこういう高山に登りたいと思いました。
お花畑の三ノ沢岳
由美K
いよいよ夏山の始まりだ。駒ケ根ロープウェイに乗り千畳敷へ・・・さほどの混雑もなくスムーズに千畳敷に到着。体を慣らすため15分程、休憩をして、まずは極楽平を目指す。木の階段を登って行くとアオノツガザクラやミヤマキンバイなどの花々が満開。途中に雪渓があり、そこを直登した。楽しい!!極楽平に到着。雲一つない青空に山々の姿が映える。遠くには富士山も見える。目の前には宝剣岳。ゴツゴツとした岩がカッコイイ。
三ノ沢分岐までの山道の両脇にもウスユキソウ、ハクサンイチゲなどお花がいっぱい。心が和む。分岐から下りになり目の前に三ノ沢岳が迫ってくる。鞍部からはハイマツの細い山道の登りになる。時折、冷たい風が吹き抜け心地良い。一のコブ、二のコブと登って行く。少しだけだが岩場もあって面白い。山頂近くには200m程続くお花畑がある。ハクサンイチゲ、ミヤマキンバイ、ハクサンチドリなど白、黄、紫のコントラストが美しい。山頂到着。三角点タッチ!!
今日の山頂のお楽しみはスイカだ。美味しい!!素晴らしい景色を見ながらのスイカは格別だ。スイカを背負ってくれた浜本さんご苦労様。
やっぱり夏山いいわぁ!!
皆さん、ありがとうございました。
高山植物の宝庫
伸子Y
7月の定例山行が災害の為中止になり、6月の清掃登山以来の山行で体力面が心配でプールに通い、歩いたり、泳いだりして当日を迎えた。本番は、天候に恵まれ駒ケ根ロープーウェイからは、南アルプス、富士山を望むことが出来た。
千畳敷駅で高度順応の為、体を慣らしてから登山口を出発。極楽平までのいきなりの急登は大変だが、山道一面に広がる高山植物の花々に元気をもらいながら歩く。残雪が残る斜面を通り過ぎると極楽平の稜線へたどり着く。そこからの360度のパノラマは雲一つなく、目指す三ノ沢岳が見えている。近くに宝剣岳、木曽駒、遠く八ヶ岳、南アルプス等素晴らしい眺めだ。ここから三ノ沢分岐までの稜線上には、ウスユキソウがあちらこちらに可憐に咲いて感激、こんなにたくさん咲いているのは初めてだ。他にもハクサンイチゲ、シナノキンバイ、ヨツバシオガマ、タカネツメクサ等が咲いている。分岐からは、三ノ沢岳に通じる稜線に沿って登山道が所々見えている。ざれ場を下り途中急な岩場を通過したり、ハイマツの中を脚や腕に枝を引っかけながらのアップダウンを繰り返し、山頂手前のなだらかな尾根にたどり着く。ここから左に巻いて行くと山頂直下の斜面にお花畑が一面に広がり思わず歓声が上がる。ここまで来る登山者が少ないせいか、余すところなく咲いている。そこから少し登った所が山頂。最高の展望が広がっている。久しぶりの登頂に感激もひとしお。ここまでだどってきた道を振り返るとよくぞここまで歩き通せたものだと感心しきり。ここで美味しいスイカで英気を養い、再び三ノ沢分岐までの長い帰路を頑張って歩き通す。極楽平までは、平坦であっという間に到着。ここからの急坂は、膝に注意しながら下って行く。ロープーウエイ駅から発車時刻の案内アナウンスが聞こえてくる。5時の最終便には充分間に合うことが出来た。この時期に、高山植物の宝庫である三ノ沢岳に登れたのは、とてもラッキーでした。静かでいい山でした。
極楽平から見えたもの
さつきI
いつもロープウエイを降りると浄土平の方は駒ヶ岳があり、極楽平の方は何があるんだろうと思っていた。
島田娘もいい、見たいなあと思っていたら、行けることに。
極楽平に着いた。その向こうは大パノラマ、遠くも綺麗に見える。
目的の三の沢岳もはっきりと。念願叶って嬉しい。空はトルコブルー、足元は花が見てみてと言っている様に顔を向けている。
又一つ思いが通じた。
いい山旅でした。私のまわりすべてに、ありがとう。
快晴でした
圭音留H
平日だったので、バスもロープウェイも待ち時間はありませんでした。雲一つなく、登山日和です。富士山も見えます。テンションはドンドンあがります。
千畳敷より、木の階段を登って行きました。
しばらくすると、残雪があり、標高が高いのを感じます。極楽平に出ると、三ノ沢岳が見え、ワクワクしてきます。宝剣岳の分岐からは、急な下り坂になり、石がゴロゴロしていて、歩きにくいです。コルからの登りはハイ松があり、枝につまづきそうになり、歩きにくいです。頂上付近は、岩が多くありました。
下山は、コルから宝剣岳の分岐までの登りがきつく、ヘトヘトになりました。でも振り返って歩いてきた登山道をみると、頑張ったなと疲れを忘れました。快晴でしたので、首が日焼けししばらくヒリヒリして大変でした。