テキスト ボックス:槍ヶ岳3180テキスト ボックス:千丈分岐点北アルプス     槍ヶ岳(3180m),奥穂高岳(3190m)  穂高縦走

テキスト ボックス:左俣谷テキスト ボックス:白出沢テキスト ボックス:左俣谷,テキスト ボックス:白出沢
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





<山行期間>20413〜15日

<天候> 晴れ

<ルート>新穂高駐車場⇒槍ヵ岳⇒北岳⇒奥穂岳⇒シ?ャンタ?ルム⇒西穂岳⇒ロープウェイ高地

<参加者>

:三郎O SL:孝俊K 聖子S

<記録>

9/12(金)

20:00 半田市発

9/13(土)

3:00 鍋平駐車場発

3:50 新穂高ロープウェイ

4:44 穂高平小屋

5:28 白出沢出会い

6:44 滝谷避難小屋

7:38 槍平小屋

10:13 千丈乗越 

11:25 槍ヶ岳山荘

12:30 槍ヶ岳

14:00 槍ヶ岳山荘テン場

 

9/14(日)

3:00 テン場発

4:15 中岳

5:30 南岳小屋

8:35 北穂小屋

11:30 涸沢岳

12:00 穂高山荘

9/14(月)

4:30 穂高山荘発

5:00 奥穂高岳

6:17 ジャンダルム

7:45 天狗岳

9:39 西穂高岳

10:45 独標

11:41 西穂山荘

12:50 ロープウェイ

13:33 鍋平駐車場

17:00 帰宅

 

 

メンバーに感射

三郎

登山学校の研修山行の予備日であった3連休に、同じく学校スタッフの春日さんと「もし予備日が空けば、行こう!」と計画を立てた。そこに聖子ちゃんも加わっての憧れの穂高縦走計画となった。普段から歩き慣れているメンバー 信頼出来るメンバーとは言え、槍から西穂までの縦走路は一般登山路の中で最も危険と言われているだけに、不安と高揚した気持ちがあり寝むれない夜を過ごす1時間ほど寝むれたか?と言う感じ、でも意外と昨日の仕事と運転の疲れは残っていなかった やっぱりアドレナリン効果なのでしょう

1日目午前3時 なべ平駐車場を出発!槍平小屋の手前、滝谷に差し掛かる時に、先月発生した水かさが増えた処を無理に渡って流された事故を思い出す。3人で、もし、そうなったらどうする?ロープをどう張る?など話したが答えは「無理、渡らない」と言う結論に落ち着いた正解だと思う。 槍が近づいて来た、息を切らして千丈乗越を上がる 空は素晴らしい晴れ、裏銀座方面の稜線が美しい。

槍の肩にテントを張ったのが11時半それから1時間もしない間にテン場は一杯に! 早く来て良かった。晩御飯までの間、ビールを呑んでお昼寝zzz.

2日目 3時出発で奥穂を目指す

2年ぶりにキレットに戻って来た あの時とは歩き方も足取りも違う事を実感する夏合宿で滑って落ちそうになったのを洞井さんに助けられたことを思い出す。 いよいよ北穂高から奥穂へのルートに入るココからは未知のゾーン こちらの方が危ないと言う方も多いようだが、確かにキレットに比べて鎖が少ない分、危険なのかと思う・・・しかし初めから鎖は使わずに登っているので同じかな。

12時ごろ穂高小屋に到着

ここも既に、かなりのテントが張られている へリポートの淵に陣取る事が出来た。

3日目4時20分 奥穂から西穂へ

モルゲンロートで赤く染まったジャンを目の前に高揚する気持ちを抑えて慎重に進む 馬の背・ロバの耳 難所も風が無かったお陰で危なげなく通過

ジャンは西穂側に廻り込む、巻きルートを取って山頂へ ついにジャンダルムに立てた。2年前の夏合宿の時に梓川を辿って、から沢に向かう途中で見たジャン 「あんな場所を登る人が居るなんて信じられない」と思っていたのに、来る事が出来て嬉しかった 感激!

しかし西穂ロープウェイまでは、まだまだ長い 気を引き締めて先に進む

処がココからの○印に苦労してしまった

集中!集中!と言い聞かせながら進むがなかなか次の○を見つけられずにいると後ろから聖子ちゃんが何度もフォローしてくれる ホントに助かりました。

今回はメンバーに支えられ3人の力で登れたと実感しています

事故も怪我も無く無事に穂高縦走を成し遂げたのはメンバーのお陰だと思います メンバーって大切ですね 

ありがと。

体力不足

聖子

 念願のジャンダルムに行ってきました。エントリーした後、楽しみよりも、後悔と不安でいっぱいでしたが、何とか3日間乗り切る事が出来ました。

 1日目は、予定では、バスターミナル手前の無料駐車場に停めるつもりが、既に満車、第一ロープウェイ手前の側道も既に路駐の車で溢れています。無料駐車場に常駐している係員に鍋平に停めるよう言われて、鍋平へ。車の中で仮眠を取るも寝れない中、予定より1時間早く出発。まずは、新穂高のロープウェイ乗り場を目指します。約1時間かけてバスターミナルに到着し、一息入れたら、登山開始。まずは、真っ暗な林道の中、槍平小屋を目指します。沢を何度か渡渉しますが、メインは滝谷。ここからは、最終日に行くジャンダルムをしっかりと見ることが出来ました。槍平小屋を経て、千丈乗越の分岐。千丈乗越まで行って更に急登を行くと、目の前には、西鎌尾根から続く、槍ヶ岳が。この角度からの槍ヶ岳は初めてだったので、とても感動しました。そして、北側を振り返ると、双六や三俣蓮華が・・・裏銀座ルート、これもいつか行って見たいと思わせる、素敵な稜線でした。急登を登りつめ、何とか槍ヶ岳山荘へ。槍ヶ岳の登りが渋滞していたので、先にテントを設営して、空身で槍ヶ岳へ。残念ながらガスが上がってきていたので、360度のパノラマを余すことなく楽しむ事はできませんでした。2日目は、夜の雨と、寒さで霜がついていました。風も強く、1枚多くはおって、足元を滑らせないように気を使いながらのスタートとなりました。南岳手前からご来光を楽しみながら歩き、いよいよ大キレットです。北穂を目指す人のほうが多いようで、少し渋滞気味の中、北穂まで向かいました。途中、登りで前を歩く尾崎さんのスピードについていけず、遅れながら、弱音を吐きながら、でも、渋滞に助けられながら、気がついたら北穂でした。北穂から奥穂は更に渋滞。アンザイレンのガイドグループが4パーティいて、中々進まないのと、奥穂からのすれ違いですれ違える場所が少ないため、声をかけて譲り合いながら進みました。大キレットを通ってきたので、奥穂までの岩稜帯も難なくクリアできました。3日目はいよいよメインイベントのジャンダルム。他の岩稜帯に比べて鎖が少ないため、細心の注意が必要となりますが、鎖がない分、慎重になり、足と手を置く場所をしっかり見極めながら進みました。また、岩稜帯だけでなく、ガレ場、ザレ場もあり、気が抜けない道が続きます。3日目という事で、疲れもあり、背中のザックも重たく感じ、所々判断が鈍る場面も・・でも、このままではダメだと気合を入れ直して、西穂を目指しました。西穂からも独標を越えるまでは気が抜けませんでした。3日間を通して、まずは体力のなさを痛感。先頭の尾崎さんについていけず、息が切れる場面が何度も。そして、疲れると判断力が鈍ってくることも実感させられました。技術も勿論必要ですが、それ以上に体力が必要!!そして、連れてってもらうのではなく、一緒に行ける仲間も。今回は、本当に色々考えさせられる山になりました。最後に、一緒に3日間過ごした仲間に本当に感謝です。有難うございました。

やりきった

孝俊

 2泊3日で新穂高温泉から入山して、槍ヶ岳〜奥穂高岳〜ジャンダルム〜西穂高岳の計画。このルートは一般ルート最難関といわれる有名なルート。このルートにこられるなんて。最難関の評判どおりの危険なルート。特に奥穂高岳から西穂高岳間は浮石も多し落石だらけ。いたるところでガラガラと音をたてる。このルートはほとんどバリエーションルートといってもよい。一応、道しるべが付いているので一般ルートと呼ばれているのだろうが。特に大きな事故もなく無事に下山できたのはとてもよかった。皆さんお疲れ様でした。それにしても寒かった。