北アルプス 西穂高・独標(2,701m) 


<山域>北アルプス

<山名>西穂高独標

<日程>9月13日(土)

<ルート>西穂高口〜西穂高山荘〜西穂高独標ピストン

<メンバー>

L:智子H SL:良子N 会計:優子S 車:ひろみS 記録:村幸江N

<記録>

4:30 半田アイプラザ出発

8:00 鍋原高原P着

8:10 鍋原高原P出発

8:30 新穂高第2ロープウェイ乗車 しらかば平駅出発

8:38 西穂高口駅着    トイレ・衣服調整

8:47 西穂高口駅出発   登山客で少し渋滞

9:45 休憩

9:49 西穂高山荘通過

10:15 丸山着 休憩   晴れて展望がいい

10:56 小休止

11:20 独標着 登山客で一杯 ガスって展望はない 写真撮影して早々に下山。

12:30 西穂高山荘着 休憩

12:48 西穂高山荘出発

13:50 ロープウェイ・西穂高口着

14:30 ロープウェイ乗車

14:38 しらかば平駅着

14:53 鍋原高原P着 岐路へ

 

山と温泉でまったり

            智子H

 天気に恵まれ、雨の心配なしの山行だった。西穂高口から西穂高山荘までは、アップダウンを少しずつ繰り返しながら標高差230mを登っていく。休憩を挟んで、あっという間に山荘だった。

丸山まではハイマツの間を歩き、丸山からは歩きにくいゴロゴロした石を歩き久々の北アルプスの眺望を楽しんだ。西に笠ヶ岳、東に上高地、梓川。北に西穂高岳。

独標の取り付きの少し手前から登山者が増え独標の登りでは下山者待ちで渋滞だった。

三連休の初日ということもあってびっくりするくらいの登山者だった。危険度も増したと思う。また山は登りより下りが危ないことを痛感した。

 無事下山し、温泉で疲れをとって、楽しい一日となった。

  いいお天気で

            ひろみS

 駐車場を出発して、同じ所に戻ってくるまでの間、本当に楽しい1日でした。翌日付近で滑落事故があった事を聞き、全員が無事だったからこそ、楽しかった、と思っていられるんだな、と感じました。

朝一番のロープウェイに乗り、登りだしました。本当にお天気も良く、しんどさを感じながらも気持ちよかったです。今回は軽量化を心掛けたにも関わらず、ロープウェイ口での計測では一番重かったです。

独標に近づくにつれ、踏み外してはならない岩場ばかりになりました。「登りはまだいいけど、下りはどうしよう・・・」という不安ばかりが過りました。山頂付近はちょっとした渋滞で、下りの人が優先的に登りの人をよけて通過する、という形になりました。この高度でこういった足場は初めてで、本当に緊張といろいろ考えました。後ろを歩くリーダーさんに教わり、岩場は、「手袋を脱いで素手で、しっかり三点確保」で歩きました。それでも靴裏やザックが岩に引っ掛かる感触があり、ひやっとする瞬間が何度かありました。

楽しかったけれど、学ぶことも多かった山行でした。ありがとうございました。

 

西穂といっても…

              優子S

 「ロープウェイで西穂へ行こう」と思いついた時、不勉強な私は、西穂というのは楽しく気軽に行けるアルプスというイメージを持っていました。でもよく調べてみると@観光用散策コースA西穂独標までの一部岩場コースB西穂高岳までの険しい岩陵歩きコース、があるということを学びました。日頃から「チャレンジしたい」という気持ちが前面にでてしまい、西穂高岳まで行ってみたいと思いましたが、「自分にその力量が本当にあるのか」「メンバーやリーダーはどう判断するのか」等を踏まえ、独標までの行程を計画して楽しんできました。午前中は天気も良く、ウキウキと気持ちは高揚し、興奮していたと思います。すると独標手前の岩場で、L、SLの「ここからは気を引き締めて」という声かけがありました。この一言で私は、経験を積んできた先輩方の山に対する真摯な姿勢をあらためて強く感じました。

 

初めての穂高

               幸江N

 「ほだか」という名前の響きから美しく、皆が憧れると言われる「西穂高」へ。3連休の初日、しかもお天気もよく、出発前から心も弾みます。丸山までの登山道は比較的歩きやすく、北アルプスの眺望を楽しむ余裕もありましたが、それ以降は岩がごろごろしていて歩きにくく、またもや少し息が上がってしまいました。独標直下の岩場歩きを楽しみにしていましたが、多くの登山客で渋滞していて、自分のペースで進むことができず、足の置き場に迷うこともあり、もっと岩稜歩きの経験を積みたいと思いました。今回は独標まで、自分の今の力量ではこの先はまだ行けません。「いつか西穂高山頂まで!」と心の中で誓って下山しました。とても楽しい山行でしたが、この3連休中に北アルプスでの滑落・遭難事故が報道されており、自分は危険と隣り合わせのことをやっているんだと改めて感じ、身の引き締る思いがしました。