津軽  田代岳・八甲田大岳・岩木山


<日 程> 2014.10.7〜9日

<メンバー> L:清子S SL:佐枝子M 由美子H 会員外1名

<記 録>

(7日)晴れ

秋田空港で飛行機が40分霧のため、遅れる。

13:15〜25 荒沢登山口 身支度後発 ブナ林が美しい。獣臭がする。 

13:42 2合目

14:22 4合目 大広手分岐

14:58 7合目

15:15〜20 休憩 9合目 草紅葉の湿原に池塘(100)有、田代岳も見えるが、下山。

15:50 5合目

16:04 3合目

16:40 荒川登山口着 (車で移動3h)酸ヶ湯温泉泊

(8日)晴れのち雨のち曇り

8:15 酸ヶ湯温泉登山口 ブナ林で木道。

9:00〜10 休憩 南八甲田の山々が見える。樹林から沢になり、2回渡る。  

9:35 地獄湯ノ沢、硫黄臭がする。沢を3回渡り返し登る。

9:55〜10:05 休憩 仙人岱 湿原

10:35 小岳分岐

10:48 雨がパラパラと降り出し、雨具着る。

10:55 八甲田大岳着 多くの人がいる。すぐに下山する。大粒の雨が降り寒い。

11:15 大岳避難小屋 ツアーの人が多い。

11:49〜59 休憩 毛無岱湿原広々している。長い木道、滑らないよう気をつける。

12:15〜23 休憩 木の階段上で眼下の景色を愛でる。雨やみ、池塘や紅葉もきれい。

12:49 酸ヶ湯まで1.4キロの標識

13:20 酸ヶ湯温泉登山口着(車で移動3h余)弘前泊

(9日)晴れ

7:07〜15 嶽温泉駐車場発 樹林の中を歩く、帰りの飛行機の時間等のこともあり、スカイラインを利用することに、湯ノ沢分岐を過ぎた所で引き返す。

7:45 嶽温泉駐車場着 津軽岩木スカイラインに移動、8時からなので少し待つ。

8:25 岩木山8合目発

9:00 鳳鳴避難小屋 岩場で急登になる。

9:30 岩木山山頂360°の展望。津軽平野と海と紅葉の山並みが美しい。

9:55〜10:05 休憩 鳳鳴避難小屋 ツアーの人たち40人が登って来る。

10:33 岩木山8合目着                    (記録:由美子H)

 

秋はやっぱり東北

             清子S

 秋はやっぱり東北に行きたくなる。何か気持ちがそんなふうになる。今年は八甲田山・岩木山ということになって、嬉しかった。八甲田山の小説を読んでから、何十年経つのやら、一度は行ってみたかった。それに酸ヶ湯温泉も是非行ってみたい温泉だった。秋田空港からの1日目は田代岳、思いのほか時間がかかったけれど、紅葉はすばらしいし、有名な池塘は、確かに頂上直下の湿地帯に点在していて、中々いい風景だった。思いっきり移動して酸ヶ湯温泉に泊まり(900mの温泉あたりは紅葉真っ只中)大勢の観光客や湯治客や登山客で賑わっていた。2日目、今日は良しと思われていた天候は大岳近くになって、ポツポツからザァーと来て、何だか白っぽいものが混じっているかと思えるくらい、手も冷たい。山はこれだからねー。もう直に冬がやってくるのだ。大展望は無いものの、登りの仙人岱にも勝るすばらしい毛無岱。広い草紅葉の湿地帯。その広さと美しさは圧巻だ。点在する池塘、木道を滑ってはならじと、注意を払って歩く。本当にきれいだった。弘前まで行ってもう一泊。3日目、岩木山は嶽温泉から登る予定が飛行機との兼ね合いから、はしょってスカイラインで登り、そこから歩くこととなった。さらにリフトを使って登ってくる百名山ツアーの人たちもたくさんいて、なかなか山は賑やかだった。嶽きみ(嶽のとうもろこし)を買ったり、クリやらリンゴやら買い、そういえば酸ヶ湯温泉混浴千人風呂も2回も入ったし、下山後の猿倉温泉も良かったし、居酒屋帰りに月食も見えた、津軽三味線ライブも聴いたし、とても満足な3日間だった。来年も秋の東北に行きたいなと思います。

 

紅葉の山と温泉と

           佐枝子M

 久しぶりの東北の山だ。中部からの青森便が無くなって青森の山なのに秋田から入ることになってしまった。超有名な八甲田山も岩木山もロープがあったり、スカイラインがあったりで避けていたが、やっぱり魅力的だから観光スポットになっているだろうから一度は登ってみよう。どうせ登るなら紅葉の時期にと思いでかけた。秋田の上空から刈り取った田圃と山が綺麗に見えるのに降りられず旋回すること40分。空港から田代岳は思いの外遠く熊?の臭いのする不安定な沢道から登って行く。尾根に出ればブナや楓の紅葉に歓声があがる。100余りあるという池塘をみて急いで下山。後は温泉、温泉!

 翌日は、まったり朝風呂にバイキングでお腹いっぱい。すっかり観光気分で赤黄に染まる道を登って行く。青い空に紅葉の南八甲田の山もはっきりくっきり。八甲田清水で和みながら大岳を眺めたのに、登って行く途中から猛烈な風が吹き始め時雨状態になった。ビシバシと頬をたたく雨粒が痛い!山頂は真っ白で毛無岱まで逃げるように降りて行くと、突然霧が晴れ草紅葉とトドマツに彩られた湿原が広がる素晴らしい景色が広がった。気象変化の激しい山の一面を実感した。夜は津軽三味線のライブを見た帰りにしっかり皆既月食も見て満足、満足。最終日は岩木山だ。下から登ってみたがルートが悪く時間がかかるので、1時間ほど歩いてワープして8合目からスタート。リフトが動き出す前に登ったので待つこと無く山頂へ。ぐるり360度、海も紅葉の山々も見放題。あとは急いで秋田空港まで。ブランドとうもろこし”嶽きみ”にりんごを買って帰ろう!楽しかった!