南アルプス 悪沢岳、赤石岳、聖岳

             (3241m) (3120m) (3013m)

    日程 2014,10,10(金)〜13(月)


 

山行目的 紅葉の荒川三山を歩く

ルート 棋島-千枚岳-悪沢岳-赤石岳-聖岳

メンバー 孝俊K 征季W 志貴子I

記録

 10/10(金)晴れ

  2:00 半田発

  6:50 畑薙ダム着

  7:30 臨時バスが30分早く出たので乗車(東海フォレスト)

  8:30 棋島着 出発

  9:29 休憩(7分)

 10:31 標高1700mで休憩(10分)

 11:37 清水平標高1900m休憩(10分)

 12:37 見晴台休憩(15分)赤石岳の眺望良

 13:50 駒鳥池通過

 14:10 千枚岳、小屋との分岐通過

 14:41 千枚小屋着(泊)小屋にも30人ほどの客有り

小屋の真正面に富士山がデーンと紅葉も黄色が多く色鮮やか

 10/11(土)晴れ

  4:00 起床 

  4:45 朝食

  5:26 千枚小屋発

  6:10 千枚岳山頂(2879m)小休止

  7:35 悪沢岳山頂(3141m)休憩

       千枚、悪沢間はごろごろの石の上を歩く。悪沢岳からぐんぐん標高を下げ少し登り中岳の避難小屋休憩(5分)中岳(3083m)通過1時間あまり下がる。

10:04 荒川の小屋 休憩(15分)

 11:20 大聖寺平を通過したところで休憩

 12:20 小赤石岳山頂(3081m)休憩

 13:00 赤石岳山頂休憩(3120m) 赤石岳からどんどんザラ場を下がる

 14:30 百間洞平休憩 湿地帯で気持ちの良さそうなところだが寒いので少し休んで先を急ぐ

 15:20 百間洞山の家着 山の家への沢沿いは紅葉がとってもきれい

冬期小屋へは先客が1人いたが三重県の津からの単独登山者

       結構寒いので早速夕食の用意をして食べ明日に備える。

 10/12(日)晴れ

  4:00 起床 軽く朝食をとって

  4:55 百間洞山の家発

  5:47 子兎と大沢山との分岐で休憩

  6:52 子兎岳(2738m)山頂休憩(10分)

  7:43 兎岳(2818m)休憩

  9:00 ぐーんと下り登ったところ休憩

  9:52 聖岳山頂(3013m)休憩 ざらざらのガラ場を一気に下

 11:00 小聖岳の少し下で休憩

 11:45 聖平小屋着15分休憩 もう下るだけだと思うが気が重い。

 16:16  聖岳登山口につくまでに2回休憩を入れる。

 17:10 棋島ロッジ着 暗くならないうちにテント設営、風呂も入り3日間の疲れを   とる。

 10/13(月)雨

  4:00 起床、テント撤収

  6:30 棋島発(バス)乗車

  7:30 畑薙ダム着 帰路に着く             (記録:志貴子I)

 

 

長 期 縦 走

           孝俊K

 

 南アルプス荒川三山と聖岳を三泊四日の行程で歩いた。長期縦走は日程的にも行く機会がなく思い切って会社を休み計画した。時期は10月2週でアルプスではいつ雪が降ってもおかしくない状況だが、その分紅葉も美しいと思いルートを設定。障害は雪だけと思いきや、季節外れの台風が接近。丁度連休の最終日にくるかこないか。行程を聖岳を省き二泊三日に短縮することも視野に入れての入山。登山基地さわら島に入るには畑薙ダムから東海フォレストのバスに乗る必要がある。長い道路を1時間掛かる。連休の前日のせいか7時半に臨時便がでた。初日は千枚小屋までだが臨時便はありがたい。さっそく乗りこみ千枚小屋を目指す。千枚尾根はなだらかだが長い。6時間半かけて千枚小屋に到着。初日は千枚小屋泊。千枚小屋は小屋もトイレも非常にきれいでいごこちがよい。小屋で天気予報をみるが天気はなんとかもちそう。次の日は計画通り千枚小屋から百間洞山の家とした。このコースも長い。悪沢岳、明石岳と3千メートルを越える山々が連なる。南アルプスは一つ一つの山が大きいのでアップダウンも激しい。10時間かけて百間洞山の家に到着。ここはすでに小屋がしまっているので冬季避難小屋を利用。今夜の宿泊者は自分達の他に単独の人のみ。と思いきや、7時半くらいに2人パーティーが到着。朝は3時にでるという。ハードな山だなと思う。3日目は聖平小屋泊の予定だったが台風の影響でさわら島からでられなくなることが心配なので、その日のうちにさわら島まで降りようと変更。ただし行程は12時間。明るいうちに降りられるように朝は5時発とした。中盛中山、兎岳、聖岳と大きな山にアップダウンが厳しい。三日目で疲れもたまっているがなんとか7時間で聖平小屋に到着。あとは聖沢を下るだけと気楽な気持ちに。聖沢は紅葉が最盛期でとても美しい。ただこの聖沢はとても長い。最終的には4時間強かかり下山。またここからさわら島まで1時間かけて林道を歩く。あと30分で周囲は真っ暗になるためあわててテントを張る。ここにはお風呂があるということで3日間の汗を流す。その後は夕食とビール。さわら島にはなんでもあり非常に快適。最終日は朝6時半のバスに乗車しさわら島を脱出。昼の1時には半田に帰宅。その後雨風が強くなったのでギリギリセーフ。台風を気にしながらの三日間だったが、結果的には快晴に恵まれた3日間でした。長期縦走は山にどっぷりひたれて楽しい。来年は4泊5日くらいでどこかに行こう。

 

山の中、4日間

征季W

  今回は初めて4日間も山に入ってきました。南アルプスの奥深い山はとっても手強かったです。しかも、SLと食担という重大なお仕事もさせて頂き、とっても勉強になりました。わからないことは石黒さんに聞いて教えてもらって、どうにか日程分を袋に入れ仕訳することができました。現地のロッジに聞けば水場はあるからってことで安心しました。地図も自分なりに調べました。さて、出発です。台風の動き方も気がかりです。

 初日は椹島から千枚小屋まで高度差1400mを一気に上げる樹林帯です。ひたすら、樹林帯を上がって行きました。ペース配分がうまくできずに、途中でふくらはぎは攣ってしまうとか太腿も攣ってしまってみなさんに大変な迷惑とご心配をおかけしました。最初から身体が慣れる以前に早いペースで登っていったことに原因があると思います。体力不足だと思いました。SLの仕事もろくにせず、自分の脚を伸ばしたり叩いたりしてなんとか千枚小屋に着くことができてホットしました。小屋泊なので夕飯の時間までに雑談したり、ストレッチをやったりして過ごしました。寝る前にも明日に備えて足のストレッチをしました。

 二日目と三日目は稜線を気持ちよく歩くことができました。気持ち良いって言っても、そんな簡単ではありません。登っては下り、登っては下りの連続でした。南アルプスの山の大きさと奥深さを実感しました。二日間で3000mの主だった山だけでも6座登ることができ、すごく贅沢でした。黄葉も素敵で大きな滝も見ることができた山行でした。四日目は台風の影響で朝からお天気が崩れるという予想で三日目に椹島ロッジまで下りてそこでテントを張ることにしました。だから、三日目が一番きつくて長い行動になりました。お陰様で山の中に4日間も居たのに合羽のお世話にはならずに済みました。合計でおよそ40kmも歩いたことになりました。

 南アルプスは本当に山々に囲まれた大きく深い山だと痛切に思いました。反省点は行動食を多く持ちすぎたということもあります。ザックの軽量化という課題です。

 また、同じ所を今度は余裕で歩きたいと思います。体力をもっともっとアップしたいと思います。一緒に行く人が安心できるような登山者になりたいと思います。またよろしくお願いします。

 

久しぶり山に浸かる

          志貴子I

台風に遭いましたが何とか抜けてきました。3泊4日の行程を2泊3日にして。

以前から南はいつかと思っていましたがやっと実現に・・アップダウンが大きいので体力にきついので大丈夫か心配しましたが筋肉痛も起こらず無事歩き通しました。

3日間すばらしい富士山と紅葉に浸り満足な山行成し遂げました。計画をしてお誘いくださった方本当に有り難うございました。これにめげず又おさそいねがいます。

そう聖平から棋島への道は沢沿いで滝と紅葉のコントラストがとってもすてきでした。