奥美濃 銚子ケ峰(1810m)
<日程>10月11日(土) 晴れ
<目的>紅葉を楽しむ
<ルート>石徹白登山口〜神鳩避難小屋〜銚子ケ峰 ピストン
<メンバー>
L:智子H SL:良子N 会計:清志W 車:厚子 記録:幸江N
<記録>
4:30 半田アイプラザP出発
7:06 石徹白登山口P着 すでに駐車場はほぼ満車
7:23 石徹白登山口P出発 410段くらい石段を上る
7:34 石徹白大杉通過
7:52 ここまで比較的急な登り、ここから割と緩やかになる
7:57 登山口から1km標識通過
8:23 登山口から2km標識通過
8:31 休憩
8:40 おたけり坂を登る 結構な急登
8:43 雨宿りの岩屋通過 (雨宿りはできそうにない)
9:00 登山口から3km標識通過
9:06 神鳩避難小屋通過 しばらく多少急な登り。
9:25 登山口から4km標識着 休憩
9:43 多少の急登があり、母御石通過。
9:47 銚子ヶ峰手前の小ピーク通過
10:00 山頂到着 休憩
10:25 下山開始
10:41 母御石通過
10:49 登山口から4km標識
11:03 神鳩避難小屋着 休憩
11:19 登山口から3km標識通過
11:31 「あまやどり木」通過
11:36 おたけり坂 下り終わる
11:42 登山口から2km標識通過
12:01 登山口から1km標識通
12:17 石徹白大杉着 小休止、写真撮影
12:28 石徹白登山口P着
13:00「満天の湯」休憩 岐路へ
17:00 半田アイプラザP着
遥かかなたに御嶽山
清志W
銚子ヶ峰へは初めて登る。この石徹白登山口からは銚子ヶ峰、別山を経由して白山室堂へと繋がるとのこと。今回はそのうちの何分の一かを登ったことになる。
登山口から整備された石段を10分ほど登ると「いとしろ大杉」へ出る。樹齢1800年、幹周り13m、樹高25m、上部は枯れてないが、風雪に耐え老木がどっしりと鎮座している。しばらく多少急な登りとなるが、銚子ヶ峰の登りは全般には緩やか。「おたけり坂」から「あまやどりの木」脇を通過し、更にしばらくの登り80mほどの間が急登で、あと2、3ヶ所短い多少急な登りがある程度。登山道もはっきりしていて迷うことはない。
ピークはもう少し先のようだが紅葉も進み、天候に恵まれ周りの景色がとても鮮やか。山頂では360°の大展望。南の方角遥かかなたに白煙をあげる御嶽山が霞んで見える。あそこで懸命の救助活動が行われていると思うと自然と頭が下がる。
半田を出発した時間が早かったため、12時過ぎには石徹白登山口に下りてくることが出来た。天気がよかったせいもあるが、時間的に余裕のある山行はとても気持ちの良いものだ。
台風前に山へ
厚子N
皆さんの心掛けが良かったのか台風接近で天気予報にはヤキモキしましたがお天気は晴れ!
歩き出すと汗ばみ、しかし時折涼しい風に心地よく白山へ続く登山道、銚子ヶ峰を歩いてきました。
長い石段を登ると樹齢1800年の石徹白大杉が右手に現れてきます。いろんな木が抱き合ってるかのように、初めて“宿り木”という言葉の意味を知りました。
程よく約30分歩くと一キロ間隔で標識もあり、山頂までの目安にもなり有り難い。
オタケリ坂〜雨やどりの岩、まだ新しい避難小屋を過ぎ山頂間近に母御石が見えてきました。
早めの山頂到着にゆっくりお茶タイム。
周りの景色を見ながらも噴煙たなびく御嶽山にはかなしい思いもしましたが、久しぶりな午前山行にゆっくり帰路へ。
皆さん、ありがとう。楽しかったです!
白山へ続く道
智子H
石徹白登山道は、白山への南縦走路で、ここより銚子ヶ峰〜一ノ峰〜二ノ峰〜三ノ峰〜別山をへて白山へ続く道である。
登山口から420段の石段を登ると樹齢1800年のいとしろ大杉の神々しい姿が現れ、生命の力強さを見ることができる。
大杉からおたけり坂まで、ブナの樹林帯をゆるやかに登っていき、急登のおたけり坂ということだがあっという間に過ぎる。神嶋避難小屋では他の登山者から水場はどこでしょうかと聞かれるが分らず。トイレマークも地図にあったが今年から簡易トイレのみとなったようだ。避難小屋より西へ進むと笹が多くなり、母御石、銚子ヶ峰のピークが目の前に見えるようになる。母御石を見ながら休憩した。ピーク直下はやはり急登であった。
銚子ヶ峰頂上は360度の雲ひとつない眺望で北に別山・西に荒島岳・南東に御嶽山が見え、その噴煙がみえた。(御嶽山で亡くなった方々を思いご冥福をお祈りします)
ゆっくりと休憩した後は下山開始する。登る時には気が付かなかった笹っ原、ところどころのブナ、カエデの紅葉をゆっくり眺め、いとしろ大杉でマイナスイオンをたっぷりもらった。初夏や紅葉の時期にまた登ってみたいと思った。
紅葉を見に
幸江N
秋なので、是非紅葉を見たいと思い、初めて自分で計画しました。行先は先輩方にいくつか教えて頂き、最終的に白山南部の「銚子ケ峰」としました。
当日は、思ったより早く石徹白登山口に到着しましたが、すでに駐車場は満杯。登り始めの石段を上がりきると、ドーンと大きい石徹白大杉がそこに立っていて、まるで私たちを出迎えてくれているようでした。登山道はわかりやすく、多少急登はあるが、全体的に歩きやすい道。期待していた紅葉は、少し早かったかなと思っていたら、登るにつれてすこしずつ色づき始め、赤や黄色の葉っぱたちが、木漏れ日を受けてきらきらと輝いており、転ばない程度に見とれながら、心地よい山歩きができました。
山頂についたら、360℃ぐるっとくっきり見渡せて、白山へと続く一の峰、二の峰、三の峰、別山、先月登った荒島岳、そして未だ噴煙を上げている御嶽山が見え、あの頂上付近で捜査活動されている方々を思うと、自分は楽しいだけでいいのかなと複雑な気持ちになりました。
クマザサに覆われた山頂部を下っていく時、風に揺れる笹の音が耳に心地よく、昔見た映画の「風の又三郎」を思い出しました。下りもみなさん快調で、12時半前に登山口に到着。その後はのんびりと温泉に入ってから、明るいうちに帰宅しました。お天気、メンバーに恵まれ、とても楽しい山行となりました。一緒に行って下さったみなさま、ありがとうございました!