テキスト ボックス:テキスト ボックス:北アルプス 槍ヶ岳(3180m)
























日時 10月11日(土)12(日)

天候 晴れ

目的 裏銀座の稜線を楽しむ

メンバー  

L:三郎O SL:聖子S 記録:洋介S 会計:東洋太郎K   

スケジュール

10月11日(土)

03:30 駐車場発

04:45 休憩 わさび平小屋

05:55 休憩

07:20 休憩 鏡平小屋

08:05 休憩 弓折岳

09:08 休憩 双六山荘

10:35 休憩 硫黄乗越

11:45 休憩

12:21 休憩 千丈乗越

13:00 休憩

13:35 槍ヶ岳山荘 着

14:00 槍ヶ岳へ向け出発

14:10 山頂 到着

14:30 槍ヶ岳山荘 戻り

10月12日(日)

05:20 槍ヶ岳へ向け出発

05:35 山頂 到着

05:48 日の出

06:15 槍ヶ岳山荘 戻り

06:40 小屋発

07:20 休憩 千丈分岐点

08:20 休憩 槍平小屋

09:35 休憩

10:35 休憩 穂高平小屋

11:25 駐車場 着

記録:洋介S

 

晴天に恵まれ

三郎O

 同期メンバーでの山行

台風18号に続き19号の襲来で2泊3日の予定を1泊2日に変更することにした

1日目 まずは双六小屋を目指し、そこでの体調と時間 天候を判断して双六小屋泊まりにするのか槍ヶ岳まで足を伸ばすのかを決めることにした。

3時半に新穂高をスタート 双六小屋着が10時過ぎ 時間的には余裕あり 体調は1名が「股関節が少し痛い」でも特に問題は無いとのこと そして、もう一人が何故か?この時期この標高で「花粉症」、くしゃみが止まらない しかし、登るには影響なし 天候は晴天 明日までは雨の可能性は無い

今回の山行目的の裏銀座(西鎌尾根)の稜線を楽しむには十分な条件

 双六小屋で20分ほどの長めの休憩をしたあと、槍ヶ岳に向けて出発した。

青空に映える槍ヶ岳を正面に見ながら360度のパノラマ 何処までも見える景色は素晴らしかったです。

でも、その風景の中でも一番印象に残ったのは南の方向に立ち上る御嶽山からの噴煙、今この時も捜索活動が進んでいる事を考えると、少し胸が痛い。

被害者の方のご冥福を祈ります。

そして、我々は2時過ぎに槍ヶ岳山荘に無事到着

2日目は昼前には下山完了

今回は4人でしたが、いつかは全員参加の同期山行をやりたいと思います。

槍ヶ岳を満喫

          聖子S

 9月の山行時に、千丈乗越からみた、西鎌尾根が凄く魅力的で、来シーズンは・・・と思っていたら、1ヵ月後に行く事が出来ました。前夜発で新穂高ロープウェイの第2駐車場に泊めて、仮眠をして、3時30分に出発。まずは、登山口をめがけて、暗い中、舗装された道をひたすら歩きます。登山口のゲートを通過して、まだまだ舗装された林道を登っていくと、左手に笠新道の登山口が更に行くと、わさび平小屋、そこから少し行くと林道も終わり、小池新道に突入。良く整備されている低木帯の中やゴーロ帯を繰り返しながら、振り返ると、焼岳がよく見えました。そして、その奥には噴火している御嶽山の煙も・・・暫く行くと、鏡池が。ここに写る槍ヶ岳と穂高連峰を楽しみにしてましたが、残念。そして、写真を撮りたくても、逆光になってしまい、景色は最高でしたが、映像として残す事はできませんでした。鏡平小屋から弓折乗越へ向け登り、分岐から双六小屋に向け稜線を進みます。「花見平」という平坦な場所から、双六岳の前景が見えるようになり、双六小屋に向け進むにつれ、鷲羽・水晶が見え、双六岳と樅沢岳の鞍部にある双六小屋が見えますが、中々たどり着けない。見えてからが一息以上ありました。双六小屋からは、槍ヶ岳に向けて念願の稜線です!!景色は最高!!しかし、長かった。いくつかのピークを越えてのアップダウン。これを越えたら千丈乗越だ!!の空振りを繰り返しながら、時には鎖場を越えて・・・やっと千丈乗越に来る頃にはヘトヘトで、ここから先の槍ヶ岳まで、足が全く動かなくなり、メンバーに迷惑をかけました。

何とか槍ヶ岳山荘まで登りきり、休憩した後は、槍ヶ岳へ。この時期は空いているのでしょうか?渋滞することなく登れました。

2日目は、朝ごはんを食べた後に、御来光を見に再び槍ヶ岳へ。人の少ない山頂で、御来光を満喫することが出来ました。お楽しみの後は、新穂高ロープウェイに只ひたすら下るのみ。3年前の夏合宿の下山ルートでしたが、やっぱり長かったです。あまりの長さに初めての経験のSさんは、途中で地図を取り出し、現在地確認を・・・男性陣3人が樹林帯から見える範囲内での情報をあわせて、位置を特定している間に、私は携帯のGPS機能を使い、答え合わせをしました。最後の沢まで後1/3程度のところの為、計算をして、“11:30までには駐車場につけるはず!!”と気持ちを入れなおして、下りました。紅葉は終わりかけでしたが、それでもまだまだ最後まで楽しめました。足が動かなくなるという体験を始めてして、メンバーに迷惑をかけましたが、最後まで付き合ってくれて、有難うございました。

 

 槍ヶ岳初登頂!

洋介S

 台風による悪天候を避け、3日間のスケジュールを2日間に変更、初日に新奥穂高ロープウェイP−双六山荘−西鎌尾根−槍ヶ岳という12時間の長いコースタイムとなりました。双六小屋までたどり着ければあとは稜線歩きで楽になるとの考えは甘く、アップダウンの繰り返しで千丈乗越えの手前では心臓は高鳴り足が上らず、これから小屋までの急登はどうなると心配に。千丈乗越の休憩で体力は回復し、何とか小屋までたどり着けました。20分ほど休憩後槍ヶ岳へ、体も疲れており慎重に登りました。10分ほどで山頂に到着、雲も霧もなく澄み渡る見事な眺望、苦労して来たかいがありました。初登頂です。翌朝も日の出に合わせ登頂、美しい日の出を拝み、安全祈願をしました。

 台風のためキャンセルが多かったのか、小屋はすいていました。槍ヶ岳も渋滞の何もなく、山頂でものんびりできるほどでした。メンバーの皆様、楽しい山行をありがとうございました。

100回に1度の幸運

東洋太郎K

 こんなに恵まれた山行はそうないだろう。台風19号が接近するなか少し不安な出発でしたが、前夜車中泊で3時半に新穂高を出発し予定より早めに9時前には双六小屋へ到着。紅葉はもう終わったと聞いていたが標高の低いところはまだ色づいていてまだまだ十分楽しめる。

 ここから槍ヶ岳への西鎌尾根が更なる絶景。雲一つない晴天のなか北は三俣蓮華・鷲羽岳、東は傘ヶ岳、西には穂高・槍を見ながらの稜線歩きを楽しむ。アップダウンの繰り返しで足には疲労感がありましたがなんとか小屋に到着。荷物をデポしいよいよ槍ヶ岳へアタック。岩場を慎重に通過し念願の山頂へ。午後になっても雲の出ない晴天で、360度のパノラマを堪能できました!いつもなら槍ヶ岳の山頂は大渋滞で列をなしているそうですが、当日は終始人はまばら。恵まれた時間をゆっくり過ごせました。

 2日目は新穂高まで一路下山。槍平小屋まではザレ場を一気に降り、そこからは長い長い樹林帯。その後の林道の長さにもうんざりしながらもお昼前には駐車場へ到着。台風の影響で計画を1日短縮せざるを得ませんでしたがおかげで人ごみもない晴天の北アルプスを楽しむことができました。

 今年の目標であった槍ヶ岳登頂も達成でき、今回は100回に1度の幸運に恵まれた気がします。メンバーの皆さま同期の山行楽しかったです。ありがとうございました。