紀勢 朝熊ガ岳(あさまがたけ)(555m)

 

 

<日程>

2014年 10月14日

<天気>

台風一過の晴、風強し

<山行目的>

伊勢神宮の鬼門を守る山を楽しむ。

<ルート>

内宮〜宇治岳道〜朝熊ガ岳〜金剛証寺〜

朝熊岳道〜近鉄朝熊駅〜近鉄五十鈴川駅〜内宮

 

<メンバー>

L・車:一規O SL・会計:由美K 医療:一美I 記録:優子S 

   

<記録>

6:00 半田アイプラザ発

8:25 内宮前P着、内宮参拝

9:15 宇治岳道登山口

10:15 253mポイント。北側が開けており、眺望がよい場所。10分休憩。

11:15 朝熊峠。復路の分岐であることを確認する。

11:25 朝熊ガ岳頂上。広く平らなスペースにベンチもあり、海を見渡せる絶好の休憩場所。10分休憩。

11:35 20年に一度の御開帳、金剛証寺の虚空像菩薩を参拝、周辺を散策。

13:05 朝熊峠、朝熊岳道へ 緩やかな宇治岳道とは違い、急な下りが続き、短時間で登山口に着く。

13:55 朝熊ガ岳登山口。15分休憩。

14:30 近鉄朝熊駅着。運よく待ち時間5分で乗車。

14:40 近鉄五十鈴川駅。再び散策。

15:55  内宮P着、帰路へ。

 

伊勢神宮を守るお寺

一則O

 伊勢神宮の鬼門の方角を守るお寺「金剛証寺(こんごうしょうじ)」のある「朝熊ヶ岳(あさまがたけ)」。この寺のご本尊「虚空蔵菩薩(こうくうぞうほさつ)?」が20年に一度のご開帳ということで、神社・仏閣マニアの由美Kさんの立案で今回の山旅が計画された。

 台風19号の影響が心配であったが、幸いこの地方は夜半に通過していったため、風は残るが回復にむかう。予定を1時間遅らせ、6時に半田を出発。

 伊勢神宮内宮の駐車場に車を止め、内宮を参拝後、神宮司庁東の登山口から登る。

ゆるやかな坂道を2時間ほど行くと朝熊峠に着く。そこから朝熊ヶ岳までは15分ほどだ。山頂から見る鳥羽湾の景色はグッド。

山頂から15分ほどで金剛証寺へ到着。20年に一度ご開帳の「虚空蔵菩薩」を拝む。

(由美K)先生がいろいろと解説をしてくれるが、ほぼ右耳から左耳へ抜けてってしまう。スミマセン。奥の院へ寄り、周辺を散策して、近鉄朝熊駅へむかい下山。朝熊峠から約1時間で駅へ。1駅の区間電車を利用し、内宮に近い五十鈴川駅へ。下車後、途中の月読宮へ寄って、おはらい横丁、おかげ横丁を通り、赤福のぜんざいを食べて駐車場へ到着。

 登山というより、少々きつい散歩の神社めぐり。たのしい秋の一日でした。

 

虚空蔵菩薩 ご開帳

由美K

 台風の直撃で中止になるとばかり思っていた朝熊ヶ岳の山行だったが、前夜に通り抜け当日は晴れて、山行は決行になった。

 まず、宇治橋を渡り、天照大御神に参拝。そして、神宮司庁の横を通り宇治岳道登山口へ。登山道は台風の影響で木の枝が所々、折れていた。山道が水でビショビショの所も数か所あったが、問題なし。このルートは、幅の広い、ゆるい登りが続く。伊勢志摩スカイラインと交差する手前、鳥羽湾の展望が開け、島々が浮かぶ青い海がとてもきれいだった。

 山頂が近くなると少し登りがきつくなる。山道の所々にササユリが網で保護されていた。山頂には八大竜王社が鎮座している。参拝した後、休憩するが、台風の吹き返しで風が強く肌寒い。

 目的地の金剛證寺に向かう。少し下ると奥ノ院の卒塔婆が見えてくる。右手に行くと金剛證寺に到着。伊勢神宮の鬼門を守るお寺で20年に一度、伊勢神宮の遷宮の翌年に御本尊の虚空蔵菩薩がご開帳となる。国の重要文化財の金色に輝く本堂、摩尼殿に入り、秘仏である虚空蔵菩薩を皆で参拝する。感謝!1感謝!!

 下山は朝熊岳堂道を下りる。このルートは、わりと急坂で岩場も多く、濡れていて滑りやすいので注意して下りる。登山口を出てベンチで休憩。

  今日は近鉄も使い朝熊駅から五十鈴川駅に移動し内宮に向かう。赤福をいただいて楽しい山行は終了した

 

計画も、また楽し!

優子S

 数ケ月前から、「20年に一度のチャンスだよ」という情報をいただき、今回の朝熊ガ岳山行を計画しました。「伊勢へ参らば朝熊を駆けよ、朝熊駆けねば片参り」といわれていて、伊勢神宮や古事記も勉強して臨みました。

なだらかな登りと、急な下りをミックスさせ山も楽しみ、さらに伊勢神宮参拝と、おかげ横丁散策というデラックスなコースを選択しました。

ガイドブックにも載っていないような、主流ではないちょっとマイナーなコースは、ドキドキワクワクして楽しいです。