鈴鹿 入道ヶ岳(905.5m) 記念登山前夜発

 

 



山行期間>2014年11月1日(土)

<目 的> 記念登山荷揚げ

<天 候> 曇り後雨

<ルート> 

椿大社Ⓟ〜井戸谷〜入道ヶ岳(ピストン)

<参加者>

L:三郎O SL:聖子S 医療:東洋太郎K 会計:孝枝T 記録:征季W

 由記H 厚子N 梅子N  洋介・S真琴(山頂要員)

 録>

11月1日(土)曇り後雨

16:00 会事務所集合 荷造り

17:00 アイプラザ出発

19:10 椿大社キャンプ場出発

19:30 ポイントB

19:58 ポイントC

21:30 テント設営

23:00 就寝

11月2日(日)曇り

  5:00 起床

  5:35 下山開始

  6:00 E通過

  6:28 CとDの間 新美梅子さん転んだ。介護と手当3名残す

6:50 残り3名下山再開

  7:15 下山                        (記録:征季W)

有難うございました

三郎O

実行委員長の依頼を受けた時は、「これを断れば小栗さんも大変だろうなぁ…何とかなるさ!」と思い軽く引き受けました。  それから2ヶ月間、思った以上にやることは多く、いつも頭の何処かに記念登山がある状態でした。

仕事の合間での進行は色々と大変な事もありましたが実行委員や先輩のサポートで何とか実行に辿りつくことが出来ました。  しかし、荷揚げ山行の下山で怪我を出してしまい無事に終わったとはとても言えません。 

皆さまに大変なご迷惑をお掛けしたことを、お許し下さい。事故の、さなかも洞井さん小栗さんをはじめ会員の皆様全員に臨機応変に対応して頂け記念登山本体は、なんとか平穏無事に終えらましたことを感謝しています 有難うございました

怪我の方も大事には至らずに本当に良かったです。

どうすれば・・・

             聖子S

 会に入会して3年目。入道の荷揚げも3回目。今回は、SLとして臨みました。天気は、これからの雨を予想させる、ムシムシとした中、山頂でテントを張るまで降られないといいな・・・という感じでスタート。月明かりも無く、ヘッデンが無いと足元が分からない中、去年までより確実に整備された登山道を登っていきます。翌日の予習もかねて、危険箇所の再確認や、登山道上の邪魔な枝や石をどけながら進んでいると、笹原の急登りに入り、あっという間に山頂へ。木陰にテントを設営し、中に入って少ししたら、雨が・・・“このまま雨が止まなかったどうするんだろうね”と話しながら、1日目は終了。

 2日目は、5時起床で、1つのテントを撤収し、もう1つは山頂で張り直し。5時30分には山頂要員の2人に見送られ下山開始。雨は降っていませんが、分厚い雲で、“今日はご来光が望めそうに無いな・・・”とヘッデンを着けながら、前夜の雨で滑りやすくなっている為、ゆっくり慎重に下っていきます。そして、非難小屋手前で事故が起こりました。一番後ろを歩いていたので、最初、事態が飲み込めませんでした。しかし、梅子さんがお尻を着けて座っているので、滑ったんだな・・・と。暫く落ち着いたら出発できるものだと思っていたら、事態が急変しました。急に梅子さんが倒れこんでしまい、厚子さんとOさんが対応しています。私も、前まで行って・・・・後は事故報告の通りです。正直、梅子さんが倒れて救急隊の手に渡すまでの間の対処方法があれでよかったのか、今でも考えますが、答えは出ません。もし、梅子さんの状態がもっと悪かったら・・・天気が悪かったら・・・尻もちでなく滑落していたら・・・私たちは、私は対処できていたのか。会の定例や個人山行で、SL・Lとして行くことが増え、自分なりに山行に対する姿勢が変わったつもりでいましたが・・・まだまだ基本的なところが足りないと実感させられました。今回の事故をふまえ、自分の中で今一度、何が足りなくて、何が必要なのか、見つめなおそうと思います。

 最後に、不謹慎だとは思いますが、救助隊の救助の仕方、搬送の仕方はとても勉強になりました。色々な事を含めて、今回は、自分の山に対する姿勢を考え直す山行となりました。

 最後に、梅子さん、骨がくっついたら、また、山に一緒に行きましょう。

記念登山荷揚げ

            梅子N

 雨上がりで滑りやすいから注意して歩く事と、言われていましたのに石の上に乗ってしまい転倒して尾骨骨折となりました。 

私の1歩でHFの大切な記念登山に汚点を付けてしまいました。L・SL・、パーティの皆様にご迷惑をお掛けしました.救急隊、病院の方々にまで。 

申し訳ありませんでした。大反省して居ります。

豚汁係り卒業

洋介S

前夜発本番豚汁掛かりとして参加しました。今回で3回連続です。今回の豚汁係として感じたことを記します。

当日の気温は高めで風もほとんどなく快適に豚汁作りが出来ました。一昨年は寒波の直中で風が強くテントの内からテントを押さえ、防寒具を着ても寒かった記憶があります。

豚汁作りは今回、料理のプロ(自称)との共同作業となりました。レシピでは最初に豚肉を入れ臭みを取るとなっていましたが、プロの指導の下、料理の基本通りに根菜類からのから投入になりました。他にも具材の投入の手際の良さとタイミングはさすがと感じました。調理時間はこれまでより20%程度短縮できたと思います。

具材について豚肉は小間肉を使いましたが、食感と出汁を考えるとバラ肉が良かったかもしれません。味噌については赤白同分量を2鍋、白大目が1鍋つくりましたが、白味噌大目が美味しかった。

地面は水平ではないので、コンロおよび鍋置きの水平出しのため小間材は必須と思いました。

帰りに皆さんから美味しかったと言って頂き、今年も作ってよかったと感じました。次は料理のプロ(自称)にたくし、これで豚汁掛かりは卒業です。3年間ありがとうございました。

初めての前夜隊

              厚子

初めての入道記念登山に初めての実行委員、そして前夜からの荷上げも初参加でした

打ち合わせには氷雪技術講習とも重なってほとんど欠席状態となってしまい、皆様にご迷惑お掛けしてばかりで申し訳なさでいっぱいだった。

夜、暗い中ヘッドランプの明かりを頼りに歩く。ゆっくりと上がっていただけてよかったものの雨で濡れた登山道は慎重に歩いた。また、細い道、片側が崖のところを通過も気が抜けない。翌日は子供パーティなので自分だけでなく子供を守らなければならないと思うと不安いっぱいな気持ちがずっとあった。

笹原を歩くとすぐに山頂でホッとした。暗い中でテントを張り思ってた以上に寒さを感じなかったのがよかったのか震えることなくうつらうつらながら眠れたのはよかった。

翌朝、テントを撤収して下山。ツルツルと滑りやすい道に気をつけながら下りるとメンバーが転倒。寒いと言う訴えにレスキューシート、ザックカバー、ダウン、カッパ、手袋、カイロ、上から落ちる露除けに折りたたみ傘、あらゆるものを皆で出し合い背中や腕をさすりレスキュー隊の到着を待った。

痛い思いや寒さに震え、よく頑張った。自宅に帰ることが出来たことを知ったときは少し安堵した。

他人事ではなく自分自身気をつけなければ。

初心に戻って。

慎重に

東洋太郎K

 荷上げ当日、日中は雨が降ったりやんだりの繰り返し。会事務所へ集合する頃にはやんでいたが夜は雨予報。井戸谷コースはすべりやすく、歩荷で登るには気が重い。着いてみると直前の台風の影響か林道が思いのほか荒れていて車での渡渉にも一苦労。

 歩き始めは雨は無かったが、ひどい湿度で汗が噴き出るほどでした。途中は先頭を交代しながら翌日の記念登山時に注意しなければならないポイントを確認しながら登りましたが、いざ先頭を歩いてみると昼と夜とでは大違い!ちょっとした分岐で登山道を見落としそうになったりとかなり慎重になります。

 なんとか2時間で山頂に到着し幕営。ここまでは雨にも降られませんでしたがテントの中で休み始めるとすぐに雨音が。ギリギリのタイミングでしたね。ただ、この雨が翌日の下山でのスリップ事故につながったものとも考えられます。詳しくはここでは触れませんが1歩1歩の大切さを改めて認識する山行となりました。

荷揚げ

由記

 初めて荷揚げ隊に参加させていただきました。

夜間歩行ということもあり気を引き締めて当日を迎えました。お昼から荷揚げの食材の準備をしたりであっという間に出発時間に。

久しぶりの重さでしたが、ゆっくり足元を見ながらの荷揚げだったので、無事に上げれました。

心配した雨もテントを張り終わってから雨が降ってきたので、濡れずにすみ、朝には上がってよかったです。

夜間歩行の体験と

孝枝T

 入道ヶ岳の記念登山も3回目の参加となりました。今年は荷上げに参加させて貰い、調理道具の大鍋や豚汁の具材、水を背負っての夜行登山はとても緊張しました。

今まで夜行登山は他の山で体験しましたが、晴天の月夜で明るい夜でしたので、霧と雲に覆われた闇の夜行登山は初めてです。コンディション次第で、下見の時のとは違って見える風景や登山道を体験しました。下山遅れがいかに危険な行動になるかを身を持って実感させてもらえる機会となりました。

その中で、自分のLEDライトが気が付けば8年近く使っている状態でした。もちろん壊れてませんが、他の会員の方の物と比べてとても暗いと思いました。今回で最後の使用にして、新しいライトを購入しなおしたいと思います。

また、今回の下山時に起きてしまったメンバーの転倒に対して防げた事、できなかった事、いろいろ考えました。私は先に下山した組で、携帯の電池にも余裕がありましたので、大型バスと消防隊員と、転倒現場の3か所の連絡係になろうと思いました。(4名のうち1人は消防の基地に登りかえしてくれました。)

バスは上まで登ってくるものと思い、自分の準備をしていました。バスを駐車場の上に誘導することができませんでした。また、マイクロバスとは連絡が出来ていませんでした。

こういった気配りができていないと反省しております。今回の事例は私も現場におり、時間軸や経過、状況を目で見ております。

会員の体調が戻るように願い、反省を忘れないで生かせるように行動していきたいです。

雨が降らなくて良かったー!

真琴

 スッキリしない天気の中、ヘッデンを付けて夜の山登りを楽しんできました。歩いてる最中は雨が降らずよかったですが、湿気がものすごくて汗だく&眼鏡が曇って大変でした。そしてテントの中に入ったらパラパラと雨が。夜間歩行は去年に続いて2回目だったので、少しだけ気持ちに余裕を持って歩くことができ、下見山行にも行かせてもらっていたので、間違いやすい箇所も把握ができていたはずなのに、先頭を歩いていたときは、迷うことがあり、昼間と違って夜間はより注意力が必要だと実感しました。ご一緒してくださった、みなさんありがとうございました。            

仲間の大切さ

征季W

 今回の山行では、いろいろと学ぶことがたくさんありました。夜間荷揚げの方法と意義暗い中でのテント張、そして翌朝の下山時の事故。万が一の時に仲間の大切さを知ることができました。一人で山へ登っていたら、対処ができないと思います。仲間と一緒に登っていたから、無事に下山することができたと思います。仲間を大切にしたいと思います。