エベレスト街道トレッキング

 

 

日時 2014.11.12〜11・20

目的 白き神々達の麓を歩く

メンバー

L:みき子Y SL:節代K 記録:伸子S 会員外:1名

 

記録

11月14日 晴れ

7:50 カトマンズ発 10数人乗りの小さな飛行機 窓外の山々が圧倒的 

意外と雪が少い。     

 8:15 ルクラ着(2827m)

9:00 歩き出したが、登ると思いきや下っている、

 9:40 休憩 衣服調整。

10:00 チャプリン トイレ休憩

11:00〜12:30 タダコシ 昼食 クスム・ガングルの白い峰 を望む。

13:30 パクディン着(2652m) ブッダロッジ泊

 

11月15日

7:37 ロッジ発

8:10 ジャンボチェ 休憩

9:05 ベンガール 休憩

10:05 モンジョ 休憩

10:30〜11:38 ジョサーレ(2805m)昼食、靴修理

12:10 靴底いよいよダメになる。河原で応急手当

12:50 休憩 気付かずに有料トイレに入ってしまった。隣の個室は無料

13:25 トップダラ エベレスト、ローツェを望む。

14:15 ナムチェ(3446m) ヒマラヤリンドウの花が咲いていた。

15:00 靴を購入2000円なり

15:15 ホテルKUMBU・RESORT(泊)

11月16日 晴れ

7:45 ホテル発

8:20 休憩 石組み(ケルンのような)に旗が沢山張りめぐらせてある(運動会の万国旗のよう)

8:40 休憩 クンデリ山のビユーポイント

9:15 シャンボチェ ホテルEVEREST・SHERUPA・RESORTS(3800m)着

タウチェ、ヌプチェ、エベレスト、ローツェ、アマダブラム、タムセルク、を望む

10:15 ホテル エベレストビュー(4000m)生憎雲がわいてきたが、流れる雲の間からエベレストに連なる山並みをゆったりと堪能した。

12:15〜12:50 クムジュン 昼食 レストラン・ベーカリー

13:10〜18 クムジュン・ボンパ(寺)見学

13:30 ヒラリー学校(ヒラリーによって建てられた)

13:55 休憩 石組みと旗 (ネパールにはこんな場所が沢山ある)

樹林の下に国鳥ダフィーが居た。ルリ色に輝く美しい大型の鳥、(雉の仲間)。

14:25 ホテル エベレスト・シェルパロッジ(泊)

 

11月17日 晴れ

 7:00 クムジュン発

 7:45 ナムチェ

 8:15 ナムチェ外れ トイレ休憩          

 9:00 吊り橋 川の上に渡された長い金属製の吊り橋 を何度も渡った。

 9:45〜10:15 ジョーサレ 休憩

11:45 休憩 タムセルクが見事    

12:40〜13:30 パクディン 昼食

14:20 タルトコ 通過

15:15 テュプロン通過

16:05 休憩 ルクラに発着する飛行機が見える。やっと着いたとホッとした。

16:20 ルクラ ホテル着

記録:伸子S

 

最高峰エベレストを見た

節代K

世界の最高峰エベレストを一度はみたいと、山を始めた時から夢見ていました。ホテルエベレスト・ビューのテラス席でコーヒーを飲みながらエベレストをローチェ、タムセルクを、アマ・ダブラムをバックに、至福の時間をすごしました。これで目的達成、エベレスト街道トレッキング9日間でした。感動の始まりカトマンズからルクラまでの飛行、左側が眺望がよいと、左側の席に座って早々ヒマラヤ山脈の白き峰が続いて見えた。どの山も名前は分からなかったが見とれてあっという間にルクラについた。トレッキング開始2日目ナムチェバザール手前ジグザグに登って尾根に出た時エベレスト(8848m)、ローチェ(8516m)を目にした。最高峰のエベレストが手の先にあった。登頂する人もここを歩くのだ。想像すると楽しくなった。言葉が通じない外国のネパールでトレッキングできていること事態、自分にできないが山仲間が連れてきてくれた。まだまだ元気に歩けることもわかった。

 

又来れました

           みき子Y

 3年ぶりのネパールです。町は相変わらず人混みと、埃と賑やかです。少し舗装の部分が増え、道路の両側の露天が少なくなり、車とオートバイが多くなり横断するのは決心をして、一気に渡らなくてはなりません。勇気がいります。トレッキングは予定通り始まり、白い峰々が迎えてくれました。3日後にやっとエベレストが見えました。本当に小さく周りの6000m級の山々の方がはるかに見応えがあります。右も左も前も後も白い山々です。贅沢な景色を堪能して一目散にルクラという国内線の発着する村まで帰り、トレッキングを終えました。これで明日飛行機に乗ってカトマンズへ帰り、色々観光をする予定でしたが、待てど待てど私達の乗る番が来ません。とうとうもう一日ここで過ごす羽目になってしまいました。次の日も保証が無いと言われ、ヘリをチャーターして確実の方を選びました。(一人515ドル)ざっと60000円強の出費です。皆さん申し訳ありませんでした。後で聞いてみればブータンの来賓が見えて空港が思うように使えないとのことでした(12月14日迄)。有視界飛行なので先回は悪天候で待たされ、またもかという思いですがあの景色には変えられないのです。今回も4000mまででしたが、多くのトレッカーは5500mのBC迄行かれます。皆さんも是非挑戦してください。ネパールという国も日本とは大違いで面白いですよ。なんとか無事に帰ってきましたが、やっぱり風邪をひいたみたいで、喉と鼻の調子が悪く医者通いを未だにしています(30日)。ぐずぐずしていても仕方がないので、早く山へ行く計画を立てよう。鈴鹿へいきたいよ。

 

白き神々に護られて

伸子S

深く切れ落ちた峪、底を流れる白い河、河原から稜線まで等高線さながらに刻まれた段々畑。山腹に、また狭い稜線につけられた細い曲がりくねった道の傍にポツンポツンと散らばった民家、よくぞあんな処に畑が、家が、と思ってしまう。皆、重い荷物を背負ってあの急峻な道を上り下りしているのだろうか?

私たちが歩いたエべレスト街道、牛やロバ達と一緒に人も100s前後の荷物を背負って黙々と歩いていた。きっと観光客が消費する物資が大部分だろう。傍らを軽装でちゃらちゃらと歩いている我々のなんと罪深いこと!

蒼い空に映える、雪を纏った神々達、万国旗を張り巡らせたような経文の旗、マニ車、深い谷に架けられた長い吊り橋、見学した寺院、幼い子供が一生懸命に経本と取り組んでいた。案内してくれた青年僧のなんとも清らかで穏やかな表情だったことか。

白き神々に護られてこの国がいつまでも平和であって欲しい。