大阪市葛城市 二上山⇒大和葛城山
(にじょうさん、517,2M)(やまとかつらぎさん、959,2M)
「山行目的」ダイヤモンドトレイルを完歩
「ルート」ダイトレ北入口⇒二上山⇒岩橋山⇒大和葛城山⇒水越峠
「山行月日」2014年12月17日(水)
「天候」曇り、やたら風強し
「メンバー」
L:達也W SL:哲哉S 食担:和代T 会計:節代K 装備:良子O
記録:清子S
「記録」
12月16日(火)
15:00 阿久比町役場発 大阪方面に向かい、香芝IC出る。道の駅にてテント泊
12月17日(水)
6:55 ダイトレ北入口発 S田、K、S原の順に歩き始める。
7:20 鉄塔に出る。ずっと階段。
7:40 2つ目鉄塔に出る。杉、桧林が続く。
7:55 二上山分岐
8:03 二上山雌岳着、展望はすごく良くて広い公園になっている。朝早
いのに3,4人の登山客に出会う。
8:10−15 寒いので少し下って東屋で休憩。
8:40 竹内峠(車道に出た所)
9:20−25 平石峠休憩、これまで杉、檜林の中。
10:03 岩橋山、ずっとすごい風で急ぎ足にならざるを得ない。
10:11 下ってすぐに岩橋峠
10:40 持尾分岐
11:45−50 大和葛城山すぐ下で休憩。相変わらずの寒さと強風、階段だった。
11:55 大和葛城山、山を少し下った所のつつじ園は春にはとてもきれいらしい。今は下草刈りの手入れ中。ここまで来てちょっとホッとするもこの後、奈落のそこへと続くかと思われる急降下の階段が続く。
12:40 水越峠着、今回の終点に着いて、車を回してもらうチームと合流。風が強く寒いお陰でもくもくと歩きダイトレ完歩。 (記録:清子S)
頑張って完歩しました
哲哉S
大雨の阿久比町役場を出発、明日の北海道は発達した低気圧で大荒れの予報だが目的地は問題なさそう、大阪に近づくにつれ雨も上がり天候は恢復してきた。和田さんの記憶に残る「道の駅かなん」屋根付きの休憩場に幕営して美味い夕食、話すうち4年前の記憶が少しずつ立ち返ってきた、それぞれの方のダイトレへの想い、山への想いに触れることができゆったりと時間が過ぎた、雨は止んだが風が強い。
穴虫峠(130m)に車を回して頂き3人で出発、のっけから木製階段の連続、風が強い、寒々とした空、遠くには雪雲の様な暗い雲も流れている、北風に押されるように進む。尾根道が続くと思うと階段道、すべてのピークは階段でつながれている。時々広がる景観、眼下とおくに大阪湾が霞んでいるが寒さと風、階段で景観を楽しむ余裕は無い、進路を確認しながら進むのみ。
二上山、何人かの地元の人とすれ違ったが皆さん寡黙、雌岳頂上(474.2m)は東に奈良、西に大阪の展望が広がるがとにかく寒い、早々に退散、雄岳はあきらめた。竹内峠へはショートカットして登山道を直進した。
平石峠を越え岩橋山に向かう道、順調に歩いているが相変わらずの寒さ・風・霰が白く登山道に残っている。9時35分岩橋山を下ってきたWさん達3人と出合う「寒いぞ!目出帽つかうか?」と声をかけてくださる、もうちょっと先で出会いたかったのに・・・・・・。
岩橋山(658.3m)から岩橋峠を越へ持尾辻まで相変わらず階段の多い登山道、杉・檜の植林は手入れされているが細く密生しているせいか下草もなく風景が寒く感じら
れる、ここまで来ると前方に大和葛城山の姿が時々見えるようになる、ここからは階段もなく比較的緩やかな上り下りの尾根道歩き、時間が稼げたが葛城山頂上に近づくに連れまた木製階段の連続、これが最後と思って頑張ると又次が現れる、流石にきつかった。
水越峠分岐で一息、大和葛城山(959.2m)を通過して最後の下りに向かった、吹きっさらしの葛城山頂上は寒く耳が凍えそう、水越峠への道を確認しながら逃げるように歩いた。ツツジ群生地を過ぎてからの降り520mの水越峠までうんざりするような階段の連続、おまけに凍っている所も、所どころ左手に拡がる大阪の町並みを眺めながら懸命に歩いた、最後は大腿四頭筋が悲鳴をあそうだが後ろはちゃんとついて来る、強い!
12時40分水越峠着、寒さと風と戦いながら駆け抜けた5時間40分、今年最後の山は思いっきり頑張って気持ちよく歩き通せた。
ダイアモンドトレールは金剛・生駒・紀泉国定公園を縦団して、奈良県香芝市の屯鶴峯(どんずる峰)から南、槙尾山までの間に整備された全長45kmの縦走路。
2010年3月、同じメンバーで水越峠・金剛山から紀見峠を越え南の起点槙尾山・施福寺までの道を歩いた。
北の起点、屯鶴峯(穴虫峠)から水越峠までのルート約1/3を残している3人(K・S原・S田)の完歩達成をめざして今回の計画はたてられた。すでに完歩している3人は岩橋山のエスケープルートを歩き水越峠まで車を回す役割を引き受けて下さった、サポートのため貴重な時間を割いて頂いたWさん、Oさん、Tさんには心から感謝したい。おかげさまで又一つ空白を埋めることができた。